40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

BMWで行くキャンプ 〜 津南から東京へ

前回の記事で1日目のことを書きましたが、2日目はうってかわって秋晴れの爽やかな天気になりました!そして美しい自然の光景を堪能し、大満足で帰路に着きました。

爽やかな目覚め

標高の高い位置にある無印良品津南キャンプ場の朝はいつも爽快です。晴れていれば、の話ですが。

前日の夜、20:00には寝床に入り、目覚ましは7:00に設定していたものの、息子も私も目覚ましがなる前、6:00過ぎには目が覚めました。

朝の空気がキンと冷えていて気持ちいいです。ですが中々シュラフから出る気にはなりません(笑)。前日買っておいた美味しそうなパンと、カップスープのことを思って二人でなんとかテントの外に出て朝食をとることにしました。

天候が回復!

テントの外に出た時は雨こそ上がっていましたがまだどんよりと曇り空でした。ですがお湯を沸かしてスープを溶いて、パンを温めているうちにどんどん晴れて日差しがさして来ます。食べ終わる頃にはすっかりと晴れて遠くの山々も見えるようになりました。

そんな光景を見ながら食べる朝食、サイコーです。このためにキャンプに来ていると言っても過言ではありません。

憂鬱な撤収も息子が大活躍!

前日の設営でも成長ぶりを見せてくれた息子ですが、朝食が終わるとテントの中で何やらゴソゴソやっています。

起床してすぐシュラフは外に出して干していますので寝ているわけではないのでしょうが、中でゴロゴロしているのかなーと思い覗きに行くと、ちょうど息子が出て来て、

「はいこれ、畳んでおいたよ」

とシュラフの下に敷いておいたフォームマットを差し出しました。これにはびっくり。実はキャンプの設営って、テントやタープを張るのが一番大変だと思われていますが、実は狭いテント内で寝床を作るのも結構な作業なんですよ。ましてや、撤収となるとテントやタープはペグを抜いてポールを抜いて潰してたたむだけと、設営よりもはるかに楽なのですが、テント内の片付けが一番時間と労力がかかります。

それを息子が真っ先にやってくれたので、私も感動してやる気が出て来ました。親バカですね。

そこからはトントン拍子で撤収を進め、私が次々に抜いて言ったペグの泥も息子が片っ端から拭いて綺麗にしてくれたので、すごく楽でした。

キャンプって、子供を成長させますね。本当に来て良かったです。

撤収後はまた温泉へ!

そして、いつになくハイペースでの撤収が終わり、11時前には完全に片付け終わりました。

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本当に爽やかです。

この無印良品津南キャンプ場は、ご覧のように一つ一つのサイトが広い上に、隣のサイトとは背の高いススキで完全に仕切られているのも私のお気に入りポイントなんです。まあ、この日は周りには宿泊している方がいなかったので、どちらにしろプライベートを気にすることはなかったのですが。

そして、我が家としては異例に早いチェックアウトを終えて、前日とは違う温泉、「竜ヶ窪温泉 竜神の館」に向かいます。ここは息子のお気に入りの温泉で、津南にキャンプに来た時には必ず寄る場所です。

でもその前に、ゲットしなければいけないものが。そう、この時期の新潟県魚沼地区に来たら、津南のもう一つの名物、魚沼産コシヒカリの新米を買って帰らなければ。

というわけで、竜神の館に向かう途中でまたも物産館に立ち寄り、ゲットしました。

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キャンプ場の売店にもあったのですが、全て売約済みでした。物産館でも10kgはこれが最後の一つでしたので、相当な人気ですね。

その竜神の館に行く途中なのですが、前日の雨のおかげで空気が澄み渡り、至る所で絶景が見られました。

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こんなこともあろうかと、双眼鏡だけは忘れずに持って行っていましたので、所々クルマを止められそうなところによっては私と息子で双眼鏡で遠くの景色を眺める、ということを繰り返しながら、時間をかけてゆっくりと向かいました。

個人的にお気に入りのドライブのお供。

そして竜神の館に着くと、ハロウィンだからか、小規模ながら縁日をやっていましたので、昼食がわりに色々とつまみます。地元の方々の和気藹々とした中に混じることができて、むしろ前日の晩のクロージングイベントよりも居心地がよく、ついつい長居してしまいました。

ゆっくりとお風呂で疲れを癒した後は、一路東京に向けて出発です。随分とゆっくりとしすぎて、竜神の館を後にしたのは14:00をとうに回っていました。

関越道はいつもの通り渋滞。刻々と変わる渋滞状況にもカーナビタイムは動じず。

往路も帰路も同じ道を通っているはずなのですが、いつも違う道に見えてしまうのが不思議です。天気が違うことだけではなく、全く違う道を走っている気分になれるので飽きることがありませんし、何より景色がいいので、お気に入りのドライブコースです。

ですが山道の割には交通量が多いので、クルマを止めるところがあまりありません。息子にあっちの景色が綺麗だよーと教えてあげると、息子はご自慢のBMWノベルティーの双眼鏡であちこちの山を見ていましたが、そうこうしているうちにあっという間に関越道に到着です。

しばらくは順調な走行が続きましたが、いつも通り渋川伊香保ICから先、前橋まで、そのあとも断続的に渋滞しているよう。カーナビタイムは自宅への到着時間を18:10前後と示しています。

まあ、このくらいなら許容範囲と言えるでしょう。特に一般道に迂回する必要も感じませんし、カーナビタイムも、セオリー通り大泉JCTから外環道を使用するルートを示しています。

定番の花園IC付近の渋滞の他にも、東松山IC付近、高坂SA付近と、何度か渋滞にはまりましたが、最近漢字を覚えて来た息子は、周りの車のナンバーを見て、「あっ!多摩だから東京だ!ずっと一緒だね」とか、「・・・あれなんて読むの?杉並?あれも東京?」などと、退屈はしていないようです。

これ幸いと家路を急ぎ、一気に250kmあまりの道のりを走りきりました。

自宅へ到着したのは、カーナビタイムが当初から示していた通り18:10過ぎ。途中渋滞の状況も刻々と変化していたのに、恐ろしいほどの正確さです。これ、BMWのiDriveのカーナビだと渋滞状況が変わるたびに到着時間が変動して、しかも自宅近くになるとぐっと到着時間が早まるパターンでしょうね。カーナビタイムのアルゴリズムがどうなっているのかわかりませんが、渋滞予測も到着時間の計算に含んでいるのでしょうか?

いずれにしろ、途中で晩御飯を食べて行くかどうか微妙な時間帯でしたので、この正確さは本当に助かります。このように道中の予定を立てられてこそ「使えるカーナビ」と言えるんですよね。カーナビタイム関連の記事は、代表的なものとしては以下がありますのでご興味があればお読みください。

カーナビタイムが凄過ぎ!方向音痴でカーナビが手放せないのに、iDriveのカーナビを更新しない訳です。

帰路の燃費

それなりに渋滞に阻まれ、山道で相変わらず高回転まで回して帰ったのですが、せっかくの関越道の下りを渋滞のために活用できなかったのが響いたのか、18.4km/Lと意外と奮いませんでした。

でも、普通に考えたらこれでも十分に良好な燃費です。荷物もいっぱい積んで、しかも往路より米10kgという荷物も増えていますし(笑)。なんだか低燃費に慣れすぎてしまって、普通の低燃費では中々満足できなくなってしまっています。このままディーゼルから離れられなくなりそうです。

帰宅した時には燃料計の残りは4分の1より少しい多いくらいでした。残量15-6Lといったところでしょうか。添加剤を入れた分の燃料も空に近づきました。2回目の添加剤投入の効果はあったのか、それだけの荷物を積んで山道を走った時のハンドリングはどうだったのか、ご報告することはまだまだあるのですが、長くなってしまいましたので次回の記事でお伝えしたいと思います。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。