40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

停止した後じわじわ動かないでー!(笑)

これは実は前々から思っていたのですが、320dになってからより一層強く感じる様になった事です。まあ、そう深刻な話ではないので、気軽に捉えてください。

信号待ちでじわじわ前に。

どなたもお心当たりおありだと思いますが、私が申し上げたいのはこのタイトルにある動きをするクルマです。

クセなのか、まだまだ青になるには時間があるのに、一定時間毎にブレーキを離してジリジリと前に詰めて行く方、その他にも、赤で止まる間際に止まったかと思うとまた前に詰めて行く方、色々いらっしゃいます。

結構な頻度でお見かけしますし、タクシーなどでも多いので私の方が偏狭なのかも知れませんが、私、こういうクルマが前にいるのが苦手なんです。

赤信号で完全停止した時のみが休める時。

以前、渋滞の中でも気を抜かない方がいいですよ、という話の時にも申し上げましたが、クルマが動いている限りは私は気が抜けない性分です。

これはこれで私のクセなんだと思いますが、ここで前のクルマが中々停止しないと、ほんのわずかな休憩の「お預け」をくらってしまっているみたいになります(笑)。

ですが、320iで初めてアイドリングストップがついた時には話は簡単でした。前が進んでも、「無視」。私は間を詰めない、という方法で回避出来たんです。まあ、すごく間が空いたときはもちろん詰めていましたが。

ですが320dになってからはせわしない思いをすることもあります。

何が違うかというと・・・ACCです。

ACCというと高速道路での巡航時に使用するもの、という考え方もあると思いますが、実は市街地でもかなり有用な装備です。前車との車間も適切に保ってくれますし、もちろん完全停止から発進までサポートしています。

ただの「クルーズコントロール」、つまり一定速度を自動で保つデバイスは、確かに高速道路や郊外の流れの良い道路でないと安心して使えません。

ですが、先にも申し上げた通り、乱暴に言えば、ACCは車間を一定に保つデバイスですので、むしろ流れが不規則な時ほど威力を発揮するんですよね。

なので、私は市街地でも積極的にオンにしています。

ACCをオンにしている時だとなんで困るの?

ここで停止している時に前のクルマが動くと、エンジンがかかってしまいます。

いえ、折角アイドリングストップしているのに!燃料が無駄になる!ということではありません。まあ、多少はそれもありますが(笑)。

ACCのこの機能、実は私、かなり頼りにしていまして、エンジンがかかった=発進の合図、と捉えています。

別によそ見をしているわけではありませんが、前車に遅滞なく発進することで、少しは渋滞しないように貢献できるというのと、完全に休んで気を抜いていても大丈夫だからです。

それが、まだ周りは動いていないのに「ぶるん」とエンジンがかかって休憩時間の終わりを告げられます。

これが私のリズムに合わないんですよね。

こんなことを言っているわりに、夏にエアコンをオンにしていると、信号待ちの途中でアイドリングストップが解除され、エンジンがかかってしまうことがあるのですが、それは気にならないという(笑)。いや、ちょっとは気になりますね(笑)。

まあ、完全に私のわがままと言えなくもないですが・・・。

「目標位置での停止」

確かこんなタイトルだったと思いますが、教習所でそういう教習項目、ありませんでした?

当ブログで何回かご紹介している通り、私が学生時代に通った教習所は県下有数の厳しさで有名でしたが、この「目標位置での停止」、かなり絞られました。

習っている時は「なんでこんなことをそこまで厳しくするんだろう?」と泣きそうになりましたが(笑)、そのおかげで免許を取ってからこの方、目標位置での停止に失敗したことはありません。自己基準なのでかなり採点は緩めですが(笑)。

なので、あのジワジワ動く方の心理がわからないんですよね。確かに、きちんと前に詰めた方が渋滞の時などは渋滞長が短くなるかも知れません。

ですが、もしそれが狙いなら、ダラダラ停止するより、ある程度のところでピタッと止まって、発進加速を強めにした方が余程効果があると思います。

なので、この理由は却下です(笑)。

対策としては。

実は今日、1週間の買い出しに行った時に前にいたタクシーが正にこうした運転でした。停止している車列へのアプローチも極端に遅いスピードでノロノロと向かい、停止したと思ったら小刻みにちょこちょこ前に出る、という。

のろのろしているので急いでいるわけではないと思うのですが・・・ACCを使っていなくても嫌なケースです。

私は即座にACCを解除し、まずは「進んでも無視」作戦に出ました。ですが、相当ずりずりと前に進んでいくので、前がクルマ2台分以上空くんですよね。

そこはさすがに詰めなければ後ろに迷惑ですから詰めますよね。信号の度に繰り返すので、あっという間に疲れて来ました。たかが15分くらいなんですけどね。

幸い、片側3車線の国道でしたので、チャンスを見つけて一気に抜き去りました。結局のところ、対策としてはこの様に抜くか、後ろにつかないことしかない様ですね。

もしかして、「運転は疲れる」っていう人って・・・

時々いらっしゃいますよね?「運転は疲れる。何時間も走って行くなんて無理。」っていう方。

私だって何時間も走り続けているわけではなく適宜休憩を挟んでいるので、合計で何時間も運転できているだけなのですが、こうおっしゃる方、もしかして「ジワジワ前に進む」をやって自ら消耗してしまっているのでは?と思いました。

全員が全員ではないでしょうけど、運転という極めて頭脳的な労働では、うまく休憩しないと集中力が続きません。その集中力だって、人間の場合は持って1時間が限度だそうです。

余談ながら、私はこれを高校生の時から知っていたので、大学での90分一コマの時間割がキライでした(笑)。

フランスの英雄ナポレオンは、1日に3時間しか眠らなくても大丈夫だと豪語し、かつ実際にそうだった様です。ですが、モノの本で読んだのですがこれには裏があり、ナポレオンは休憩時間を見つけては10分15分でもマメに眠っていたそうです。「マイクロスリープ」というらしいのですが、クルマの運転でも、眠るまでは行かないまでも、小刻みな休憩は必要だと思うんですよね。

じゃあ前のクルマがジワジワ進まなかったらみんなナポレオンになれるのか?!それは・・・あなた次第としか言いようがありませんね(笑)。

あ、くれぐれも運転中に眠ってはいけませんよ!そういう時こそ、ナポレオンに習い、安全な場所で10分15分でも睡眠をとりましょう!

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。