BMWがステアリングをまっすぐにしても直進しないと思っている方必見!その原因は「右ハンドル」にあり!

「BMWは直進性が低い」とよく言われますよね。「高速安定性は素晴らしい」と言われるのに、一見矛盾しているようにも思えますが、これは何故なんでしょう?その秘密は、もしかしたらドライビングポジションにあるのかもしれません。

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やっぱり左ハンドル基準

以前も当ブログで話題にしたことがありますが、右ハンドル仕様があるのにあえて左ハンドルを選ぶ方は一定数いらっしゃいます。そしてその理由は、自然なドライビングポジションを求めてのことであることもお話ししました。

なんで右ハンドルの設定がある輸入車なのに左ハンドルに乗るの?ただの見栄はり?

2016.09.26

輸入車の右ハンドル仕様ではペダルのオフセットが一番メジャーな問題ですね。微妙に、というか明らかに左にオフセットしているので、右足で踏むべきアクセルペダルが中心よりになることが多いです。

ですが、実はそれだけではありません。ステアリングも左にオフセットしているんですよ。試しに、この2枚の画像を比べてみましょう。

・・・ちょっとわかりにくいですかね?すみません。

上の写真はALPINA B3に試乗した際の写真で左ハンドル、下の写真は我が愛車320d右ハンドルの写真です。

上の写真では少しステアリングが左に切れた状態で、ステアリングスポークの下向きの部分が、少しだけ私の右足の内側にかかっています。ですが、下の写真では、ステアリングはまっすぐなのに、下向きのスポークはすでに左ありの太ももの内側に被っていますよね。

これはステアリングを切っている・いないに関係なく、ドライバーズシートに対するステアリングの位置自体が世帯しているか左に寄っているかの違いなんです。

BMWを購入する方は大抵右ハンドル

日本の様に左側通行では、右ハンドルの恩恵は圧倒的です。

右折時の対向車確認に始まり、片側1車線で追い越し可の道路での対向車確認、その他にも、最近は左ハンドル対応も増えてきましたが各種料金所など、日本ではあらゆる施設が右ハンドル前提に作られています。

一方で、日本の様に左側通行というのは少数派です。過去にイギリスの影響を受けた国が左側通行ですが、世界的に圧倒的多数なのは右側通行の左ハンドル。右側通行になれば、当然のごとく日本に置ける右ハンドルのメリットはそのまま左ハンドルに置けるメリットになりますので、世界的には左ハンドルが前提のクルマ作りをしています。

数少ない左側通行の国、イギリスのメーカーであるジャガー・ランドローバーなども基本設計の段階では左ハンドルが前提だと聞いたことがあります。左側通行仲間の我々としてはちょっと寂しくなる様な話ですが、多数派に合わせないと商売的にはアウトですので仕方がないですね。

この点、日本のメーカーは右ハンドルでもペダルやステアリングのオフセットのない、自然なポジションを実現しています。当たり前といえば当たり前ですけど、逆に左ハンドル仕様ではどうなのでしょうね?日本車の左ハンドル仕様に乗ったことがないのでわかりませんが、やはりオフセットしているのでしょうか?

余談が過ぎました。右ハンドルの話ですよね。

日本で購入できるBMWのほとんどは右ハンドル仕様となっています。そうすると、やはり右ハンドルの方が運転しやすいこともあって、大抵の方は右ハンドルを選びますよね?私もわざわざ左ハンドルを選ぼうとは思いません。

するとどうなるか?

大抵の方がこのペダルとステアリングのオフセットに戸惑うと思うんです。いえ、もっと正確にいうと、「なんとなくポジションが決まらない」「なんだか運転しにくい」「なんだか直進していない気がする」という違和感を覚えるものの、オフセットまでは気づかないかもしれません。

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むしろ日本車から乗り換えの型の方が気づくかもしれませんね。今までの感覚で足を下ろしても、そこにアクセルがないのでそれと気づくはずです。

ステアリングの直進を保つとき、どうしていますか?

オフセットしていても、左右のステアリングスポークが水平になっているかどうかをみていれば問題ない・・・と思いますよね?ですが、この左へのオフセットを意識していないと、結局は斜めから見ることになるため、水平だと思っても水平ではないことがままあります。具体的には、右に少し切れている状態を水平と認識するでしょう。

じゃあ、ステアリングスポークが直立しているかどうかで判断しよう!と思われると思います。個人的にはこちらの方がオススメですが、それでも「直立」を判断するときに、無意識に両足の真ん中にくる様に・・・と考えていると左に寄っていくことになります。

じゃあどうすればいいの?!と思われるでしょうね。正直、私もステアリングで見るときには自分の中で「補正」してみている、つまり左足の太ももの内側あたりにステアリングスポークの下向きの下端が来る様に意識しているのですが、それでも時々wからなくなり、それ以上の方法を見つけ切れていません。

むしろ、高速道路などで遠くをみている時の方がいいですね。そういう時は意外とステアリングの向きなんて気にしないで、車自体が直進している、というか、人間は見ている方向に向かう様に車を操作するので(だから脇見運転をするとそちらの方向にクルマが寄って行きます。)、自然とリラックスして運転できます。

まあ、あまりステアリングの舵角なんか気にしない!という方も多いと思いますが、BMWのステアリングって、Standard以外は下側に銀色の花色がありますよね?M Sportであればステアリングスポーク全体にシルバーの加飾が入っています。

これが視界の端に入ることでステアリングの向きを教えてくれる効果がある、というのは以前お話ししましたが、これが逆に仇になって、視界の端では「ちょっとステアリングを右に切っている」と錯覚するんですよね。

BMW M2に乗って家族みんなでドライブ!

2017.05.25

そうすると、実際には直進しているのに左にステアリングを修正するのでクルマは左に寄って行きます。そしてしばらくしたら今度はステアリングを右に修正して今度は右に寄っていく・・・というのを繰り返すことになるんですよね。

実は私もF30系にクルマを買い換えた当初、これに悩まされました。どうしてだろう?F30になってからステアリングが軽くなったから?それとも本当にステアリングセンターがずれている?

E90の時は全く気にならな買ったんですよね。E90はF30よりもはるかにステアリングが重く、その不自然なまでの重さが歩兵の一つとなっていましたが、そのぶんステアリングインフォメーションはかなり豊富で、ちょっとでもステアリングを切っていると手に前輪が微妙に横Gがかかっていることが伝わってきたほどでした

F30では相変わらずステアリングインフォメーションは豊富ながら、そこまでは感じ取れなくなっています。ですので、私も最初はわからなかったんですね。試行錯誤するうちに気づいたのが、右ハンドルが故のオフセットです。これに気づいてからは、どっしりと直進を保つのが容易になりました。

時々車線内を右に左に行っているBMWを見かけます。

特に私が今週お休みをいただいて、首都圏の高速道路を走る機会が多かったからだと思いますが、時々車線内をゆーっくりと右に・・・左に・・・と走っているBMWを2回ほど見かけたんですね。そこではたと思いだしたんです。私も最初は「??」と思っていたことを。

そして、意外とまだまだお気付きではない方がいらっしゃるのではないか、と思い、今回記事にしたというわけです。

いかがでしたか?ご自身の運転中のステアリング位置をチェックして見てください。1回1回の動きは勘付かないほどのものでしかありませんが、長時間走行していると、微細な横Gを連続して感じているので以外に早く疲労がきていると思います。私の場合は肩に出ていましたね。肩が凝って凝って仕方がありませんでした。まあ、現在の320dを購入した直後も、アライメント調整をするまではかなりステアリングの反応が過敏で直進を保つのに苦労し、肩が凝っていましたが・・・。

アライメント調整の必要性

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アライメント調整の結果を長距離ドライブで体験! 〜 出雲大社へ!

2016.08.01

「あ!ステアリングが直進じゃない気がして動かしてました!」と言う方ほど、チャンスです。もしかしたら、格段に高速の運転が楽になり、行動範囲が飛躍的に伸びるかもしれませんよ?!

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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10 件のコメント

  • 右ハンドルがオフセットし易いのはアクセルペダルと前輪タイヤハウスの関係も大きいと思います。
    国産車に吊り下げ式のアクセルペダルが多いのはこの辺りも関係があるかも知れません。
    左ハンドルの場合、アクセルペダルの右側はセンタートンネルになりますから比較的ニュートラルに配置し易いのだと思います。

    私は走行中にオフセットをあまり感じた事はありませんが、出船で駐車する時に感じる事があります。
    駐車スペースが白線の時はボディと白線の関係を見ながら入れるので大丈夫ですが、我が家の車庫には白線がありませんし幅が潤沢には無いので左側を壁ギリギリ(位置決めしたらサイドミラーを畳んでバックするくらい)に停めなければなりません。
    そこで位置決め時にハンドルを見た目正対させると、降りた時に見ると大抵車体が車庫に対して少し斜めに入ります。オフセットを加味すれば真っ直ぐ入るかも知れません。
    明日からオフセットを意識して駐車してみたいと思います。

    • あっきろ様

      いつもコメント頂きありがとうございます!

      そうなんですよね。エンジンルームの補記類の配置がどうしても左ハンドル優先になりますから、右ハンドルだとそもそもステアリングシャフトを通す位置が問題になるということもあるみたいですね。

      ちなみに出船での駐車に関しては、私も真っ直ぐ止めるのに苦労しました。今は克服しましたが。
      http://ponta01.net/parking-straight
      この方法もお試しください。私も左ギリギリに寄せなければいけないのですが、どうしても右に向いて止まってしまう癖があったのが、この方法で治りました。
      あっきろ様には釈迦に説法状態かもしれませんが、ぜひお試しください。

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

  • ワタシの一番気をつけていることです。
    空気圧チェックは必須項目で、あとは運転しているときはなるべく先を見るようにしています。
    シートもすこし高くするだけで、あまりフラフラしなくなります。だから、なんとなく、国産車と比べると視野と見る方向の角度の違いが、直進安定性に影響しているのかなと思います。あとはブリジストンタイヤ独特の足まわりがよろつく感覚に慣れるかの違いだと思います。
    ワタシはそんな感じ方をしています。

    • 蜜柑山 三郎様

      いつもコメント頂きありがとうございます!

      なるほど、ドライビングポジションを高めにするだけでも効果があるものなんですね。もちろん、遠くまで見渡すのとセットだと思いますが、私も早速試してみます!
      足回りがよろつく感じ、なんだかわかります。私も時々感じますが、これはどうもBMWの特性みたいですよ。昔(といっても5年ほど前でしょうか、F30系の記事だったと思います)私の愛読誌のCGで、「やじろべえ的な足回り」といったような表現をしていました。レポートされた方は少し気になったようですが、同時にBMWならではのグッドハンドリングとのトレードオフでもあるとご納得されてましたが。

      まあ、「よく曲がる」と直進安定性というのは相反する要素ですから、むしろ両方とも高レベルでまとめているBMWやメルセデスというのは、やはり賞賛に値する基本性能を持っていると考えています。

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

  • う〜む、ワタシはBMWの直進安定性が悪いっていうのは感じたことがないんですよね〜(^_^;) というか、いままで国産車(軽自動車からミニバン、ハイパワー4WD、オープン2シーター等々)、輸入車(FFホットハッチやらスタンダードクラスやら、あるいは今のBMWなど、ハンドル位置も右だったり左だったり)をあまり気にせずいろんなタイプの車に乗ってきましたけど、明らかにセンターがズレて斜めに走る状態になっていた時を除いてはあんまり直進させるのに苦労した経験もないし、ペダルやステアリングのオフセットが気になったということもないです(^_^;)
    単純に鈍感なだけなのかな?(笑) でもこういうときにはこの鈍感さは便利ですね(^_^;)
    今の330eにしても、町中でも高速でも、リラックスしてクルージングしているときには左腕はセンターアームレスト、右手は肘を窓枠の下端について掌を軽くステアリングに添える、という感じのスタイルで運転してます。それでクルマは勝手に真っ直ぐ走ってくれる、という感じです。
    ヘンに何も意識せずに「クルマが行きたい方向に自然に走ってもらう」=「自分が行きたい方向に素直に走らせる」っていうのが成立してるBMWだからこその運転スタイルかな、って思ってます。以前に乗っていたクルマだともう少しちゃんと意識してステアリングを握ってたように思いますので。
    FFのクルマって駆動輪が前にあって、前から引っ張られるように走るので、真っ直ぐ走るのはFRよりもやりやすいのに比べ、FRであるBMWはステアリングを切ったときのあの躍動的でリニアな挙動を実現しているのに、なんで何もしないときにはこんなにもしっかりドッシリと直進してくれるのか、逆にワタシはそれがスゴいな〜って常々思います。高速道路を長距離走ってここまで疲れ知らずなクルマは今までに経験が無かったです(^^)

    • ろくむし様

      いつもコメント頂きありがとうございます!

      こういう記事を書いておいていうのもなんですが、ろくむし様のおっしゃる感覚、よーくわかります。

      昔私が乗っていたインプレッサは、それはそれは速いクルマでした。4WDは「曲がらない」という常識を覆したクルマで、契約時に頂いたプロモーションビデオにも、開発に携わったSTIの名エンジニア、辰巳英治氏がその点を解説されている下りがありましたね。
      ですがその代償として直進性はさほどでもなく、安定感はその前に乗っていた初代プリメーラの方が上でした。

      いまでは遥かに技術が進んで、BMWなんかはファームなサスペンションで高レベルの直進性と旋回性能を両立させ、かつ乗り心地もいいと来ています。つまりは意のままに操れるのですから、「みている方に行く」という、運転の基本原則に則って運転していれば気になるような直進性ではないはずなんですよね。
      330e、相変わらずお元気なようですね。だいぶ距離も伸びて来たのではないでしょうか?330eはある程度バネ上が重さがあるので、どっしりとした直進性というのは320dとまた一味違ったものがありますよね。あれは気持ちよかったです。距離も伸びますよねぇ(笑)。

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

  • pontaさんは、いろいろお考えになって、運転されているのですね。BMWで直進安定性が悪いなんて思った事もありませんが、そのように感じるものなのですね。気になりませんでした。それよりも、足が痛かったです。笑 

    • bmwpopo様

      いつもコメント頂きありがとうございます!
      そうですねー。なんだかいつも「もっと上手く、もっと快適に」と思って運転しています。でも、これって一つに決まる方法ではないと思っています。タイヤの減り具合、微妙な空気圧の違いなどのクルマ側の原因のほか、自分自身の体調以外にも、気温や路面状態などの外的要因にも左右されるものです。
      もっとも、いつもいつもこうではありません。時には何も考えずに爽快に運転したくなりますし、またある日はとにかく燃費優先で走りたくもなりますし。そういう風にメリハリをつけているからこそ、飽きが来ないで色々な発見ができると思っています。
      なんだかエラそうになっちゃいましたね。すみません。
      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

      • >飽きが来ないで色々な発見ができると思っています
        BMWはいろいろな発見がある素晴しい車でしたが、飽きが来ない味のある車でしょう。しかし、その車の魅力以上に、他メーカーに乗り換えたくなるような素晴しいディーラー、営業さんの存在があったからこそ、BMWから違う車に思い切って乗り換える事が出来ました。所詮貧乏人には相応しくなかったので、御礼を言わないといけないかもしれません。 笑 

        • bmwpopo様

          いつもコメント頂きありがとうございます!

          以前からおっしゃられてましたよね、bmwpopo様がお世話になっていたディーラーはよくない、と。

          bmwpopo様の行動が示している様に、顧客にぞんざいな扱いをしていると、どんなにクルマが魅力的でも顧客は離れていく、ということをキチンと教育すべきディーラーなのでしょう。

          では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

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