40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

BMWのオーディオ操作に戸惑う。どうもインターフェイスが・・・。

BMW

BMWのオーディオに関しては今までも何度か当ブログ内で苦言を呈してきました。純正スピーカーの音が悪いと言うのがメインでしたが、それ以外にもちょっと「?」となることがあります。と言っても大きくは2つしかないです。これは多分、「BMWあるある」だと自分では思っているのですが・・・。

その1:いきなり音楽が始まる!

私はなんどもご報告している通り、iPad mini 4を使って、カーナビタイムを使用しています。

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これは長々と有線でセンターコンソールボックス内のUSBインターフェイスに繋げています。こうすることでカーナビタイムの音声も車内のスピーカーから聞こえてくるのですが、そのためにはオーディオの入力を「USB」に合わせなければいけません。まあ、画面には「USB」ではなく、自分でつけた機器名が表示されるのですが。

ここで問題なのは、iDriveコントローラー脇にある「MEDIA」ボタンを押していちいち切り替えなければいけないことです。これを忘れると、せっかくカーナビタイムで目的地を設定しても音声案内がなく、黙ったまんま案内されることになります(笑)。

このくらいはさほど困らないのですが、問題はこの入力を切り替えた時に音楽が自動的に流れ出すことです。ちなみに、Bluetoothで接続した機器でも、音楽ファイルを入れたUSBメモリでも同様のことが起こります。

意図せず大音量でロックで車内が満たされたりするので、あまり心臓によろしくありません。しかも長い時間駐車した後などは必ず「MEDIA」ボタンで入力を切り替えなければいけないので、その度に同じ羽目に会います。端的に言うと、いつも出発の時などに意図せず音楽が流れ出す、と言うことです。

これはiPadを操作してすぐに止められるのですが。必ず一瞬流れます。まあ、音楽が入ったiPhone/iPad/USBメモリをさす=音楽を聞きたい、と言う論理で、操作の手間を省くためにやっているのだと思いますが、それを止める手段は用意しておいてほしいものです。幾ら何でも、いつもいつも音楽を流していたいわけではないですからね。

私はこれがイヤで、一時期iPadの方には一切音楽をいれていなかったくらいです。そうすれば一応この現象は起こりませんから。

と言うか、そもそもカーナビは純正を使う前提で、私のような使い方は想定していないと言うのが一番の理由なのはわかっていますが。

でも、止める手段がiPadの方で操作するしかないんですよね。

ステアリングのスイッチで曲の選択や曲飛ばしができるので便利は便利なのですが、スタート・ストップくらいは用意してほしいものです。これ、プラグラムアップデートでなんとかなりませんかね?

その2:なぜに曲順が50音/アルファベット順?

ご自身でお気に入りの曲をiPhone/iPadやUSBメモリに入れている方で、曲名の50音順/アルファベット順に音楽が聞きたいと言う方ってまずいらっしゃらないと思います。

何を当たり前のことを、とお思いでしょ?でもBMWのオーディオはそれがデフォルトなんですよ!

これもオーディオの設計者の感覚を疑わざるを得ない、あまりに斬新な設定です。たまたま始まりが自分のお気に入りのアルバムの1曲めだったとしても、そのあとに続くのは全く関係ないアルバムの曲である可能性が高いんです。これは驚きですよね。

当ブログで読者様から同様の疑問をいただき、お困りのようでしたのでご紹介しますが、これは一応車の側の操作でアルバムごとに聞くことができます。

まずは「MEDIA」ボタンを押して、入力を切り替えます。そこでiDriveのコントローラーを左にクリックして1回くりっと回し、左側のメニューアイコンのうち上から2番めを選択します。

あー私の音楽の趣味を晒してお恥ずかしいです。まあ、それはいいとして、「トラック検索」と出ていますね。これを選んだところでiDriveコントローラーを押し込んでクリックです。すると、このような画面になります。

ここでiDriveコントローラーをクリクリ回して上下に動かして選択すると、このグループ単位で再生できます。例えば「全アルバム」の所にカーソルを合わせてiDriveコントローラーを押し込んでクリックして選択すればアルバム名が出てきますので、再生したいアルバムにカーソルを合わせてクリックし、さらに1曲めにカーソルを合わせてクリックすれば再生が始まります。

この時には、ステアリングスイッチでの操作でも、アルバムに入っている曲順に曲名が表示されるので、リピートや曲飛ばしも手元で行えます。

まあ、一番いいのはプレイリストを作るのが一番楽ですね。実は1枚めの写真の「トラック検索」と表示されているメニューの1段下が「プレイリスト」となっているので、登録したプレイリストにわかりやすい名前をつけていればその後は操作から解放されます。

なぜにこうなのか?

正直、BMWっていろんなことに関して後付けでもなんでもなんらかの理由があるのですが、この2点ばかりは私も好意的な解釈が思い浮かびません。今ここにこのインターフェイスを考えた人を読んで問い詰めたいです。本当にこれが使いやすいと思っているのか?と(笑)。

私自身が一番イラっとくるのは、「その1」と似ていますが、Bluetoothで繋いでいる携帯電話の通話が終わった時も音楽が始まるんですよ。これは、入力がUSB接続機器に変わったと解釈されての動作だと思いますので、余計に「その1」でご紹介した動作が恨めしくなります。

まあ、音楽を止めることはiPadの方でも操作すれば止まるのですが、ハンズフリー通話を終える(ステアリングスイッチの電話のボタンを押す)動作の後、iPadで音楽を止める動作(上にスワイプ→右にスワイプでミュージックプレイヤーの操作画面を表示→一時停止ボタンをタップ)をすると言うのは、結構面倒です。

切実に、プログラムアップデートでの改善を求めたいですね。いえ、なんてことはありません。例えば、曲選択に使う、ステアリングに付いているあのボタン(なんて言うのでしょう?上下にクリクリ動かしたり、押し込んでクリックしたりできるボタンです。)をその場で押し込んだら一時停止、とかにしてくれればいいんです。

いかがですか?オーナーの方は、こうしたことでお困りではありませんか?もし、「このように対処しました!」と言うことがあれば是非ともお教えいただきたいと思います。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。