40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

春の箱根

どうも。花粉症がひどいpontaです。

私はスギ花粉よりもヒノキ花粉のほうが症状がひどく、ティッシュの消費量が半端ないです(泣)。ですので今日の午前中は病院に行って薬をもらって来ました。眠くならないけどよく効く薬とのことでさっそく飲んだところスーッと嘘のように症状が治まり、よし!どっか行くか!といつも通り無計画に出かけました。

まずは昼ごはん

そういえば食べてみたいものが

ご存知ですか?これ

世の”ギガ”ブームに乗って出たギガマック以来のギガ系です。もう不健康極まりないんですが、食べてみたい!

珍しく昼ごはんに関して息子と意見が一致して食べてきました。

うーん、ビッグサイズ!一つでかなりおなかいっぱいです。

えー、当ブログの主題ではないのでこの辺で端折りますが、ビッグマックに飽き足らない方には確かな満足を与えてくれます。

やっとおでかけ。どこ行こう?

行きたいところが・・・

そうはいっても最近我が家は私も家内もちょっとお疲れ気味(私は花粉症、家内はPTAの仕事)なこともあって、積極的な意見が出てきません。私は久々に海のほうに行ってみたかったのですが、家内は反対。

私:「どこがいいの?」
家内:「んー・・・、ドライブだったら箱根とか?」

このとき私は思い出しました。芦ノ湖で遊覧船に乗ったり、芦ノ湖畔を流していると神社があるのを。そういえばあそこ行ってみたかったんだった。

私:「箱根神社に行こう!」
家内・息子「…いいよー。」

いまいちノリは悪いですが出発です。

痛恨のミス

さて、箱根は何度となく行ってますのでカーナビタイムに目的地をセットするまでもなく知っております。そのまま走り出して、順調に東名高速にのりました。

流れもよく、ゆったりとした気分で運転できます。横浜町田IC付近もスムーズに通り抜け、あっという間に厚木に到達しました。

私:「♪」

・・・

私:「あっ!」

箱根方面は厚木JCTで小田原厚木道路に行くのですが、思いっきり真ん中車線を走ったまま通り過ぎてしまいました(汗)。やはりカーナビタイムがないとダメな私。改めて発話で目的地をセットしました。

次の秦野中井ICで降りてしばらく一般道を走り、二宮ICから無事小田原厚木道路に復帰です。ご存知の方もいるとは思いますが、小田原厚木道路は制限速度は70km/h。交通量が多い割に道幅が狭く、急なアップダウンも多くてさほど見通しが聞きません。速度取り締まりも多いところです。

ですが昼過ぎだったためか、周囲の流れも比較的ゆっくりで交通量も多くありません。おかげでリラックスして運転することができました。

そしてそこから先がカーナビタイムと私の意見が違います。私はいつもはターンパイクで登っていくのですが、カーナビタイムが指示したルートは箱根新道。そういえば箱根新道はだいぶ前に無料化されたんでした。さすが、財布にやさしいカーナビタイム!

たまにはエンジンもまわしてあげないと

箱根新道は急な坂道が延々と続きます。

こういう時はモードをスポーツに切り替えるに限りますね。しかも最近はあまり高回転まで回す機会がなかったので、あえて低いギアにマニュアルで落として負荷をかけて高回転まで回します。

というのも、直噴エンジンは従来のポート噴射のエンジンに比べてススが出やすいそうなんです。ですのでたまにこうやって高回転まで負荷をかけて回して溜まったススを吹き飛ばして燃やすことで、エンジン内部をキレイにする、というわけです。燃費には悪いですが、エンジンをいつまでも快調に保ちたいですからね。

箱根神社

目的地の箱根神社から少し離れた無料駐車場に車を止め、歩いていくことにしました。駐車場から湖畔のほうへ行くと芝生の箇所があるのですが、土筆が生えてます。春ですねえ。息子は「これ食べられるんだよね?!」と興奮して早速取り出そうとしましたが、まずは神社へ向かいました。

外国人観光客が多い!

驚くことに、箱根神社へ向かう道すがらたくさんの外国人観光客とすれ違いました。今は特にシーズンではないと思うんですが、スペイン語らしき言葉で話している団体、英語で話している集団、中国語で声高に興奮気味に話している家族連れ・・・日本に外国から観光に来る方が多いのはうれしいことですね。なんだか誇らしいです。

荘厳・・・

箱根神社の本殿へ続く階段へと向かう参道は、周囲にまっすぐに伸びた大木が並んでいます。

私:「・・・これスギだよね?」
家内:「そうだよ。」

スギ花粉の時期でなくてよかったです。

それにしても、なんだか荘厳としかいいようのない雰囲気でした。暖かくて汗ばむくらいの陽気だった東京と違い、凛とした冷たい空気があたりを支配して自然と背筋が伸びます。

・・・写真は?・・・

すみません。まだブログに乗せる写真を撮る習慣がついていなくって、全く撮ってないんです。十分お伝えできず本当にすみません。今度からちゃんと撮ります。

息子は手水場で竜の蛇口から水が出ているのを見て、「僕は竜の口から出てる水で洗う!いつもお世話になってるからね~♪」いつどこでお世話になっているのか知りませんが、楽しそうで何よりです。そのあとも何度も「竜神様にはいつもお世話になってるからね~♪」を連発してました。

一通りお参りして、参道から降りて行ったときに初めて気づいたのですが、真っすぐそのまま湖畔に出れるんですね。そして湖の中に鳥居が立っています。私たちも行ってみることにしました。

外国人大人気スポット、「湖に立つ鳥居」

行ってみると、またも大量の外国人観光客の皆さんが順番に写真を撮っています。みなさん、神秘的な雰囲気に感動なさっているようで、繰り返し何回もとっていました。私も中国人のご家族の写真を撮ってあげたりしてちょっとサービス。

改めて見てみると、鳥居を通して見える箱根の風景がいつもと違うような気がしました。なんだか自分の中で何かが変わったような、不思議な感じでした。

その土筆、食べるの?

駐車場近くまで来ると、息子はやっぱり覚えていて、芝生の箇所へ走って行くと一心不乱に土筆を摘みだしました。地元の方らしき男性も土筆を摘んでいましたが、やっぱり食べるんですよね?どうやって食べるんでしたっけ?

帰りは海側を通る!

さて、帰りに同じ道を通るのも芸がないので、今度は箱根新道ではない国道1号線から西湘バイパスで変えることにしました。

危ない!

国道1号線に入ってすぐ、私たちが道幅の広いヘアピンカーブを左に折れようとすると・・・

キキーッ!

降りてきた軽自動車がハンドルを右に切ったままタイヤをロックさせて直進していきました。路肩が広かったのでなんということもなかったのですが、下り急勾配で思ったよりスピードが出てしまったのでしょう。箱根は本当に坂が急ですのでスピードを控えめに、エンジンブレーキをうまく使用して慎重に運転しましょう。

行ったそばから何ですが、私の320d、箱根を走るには弱点があります。320dというかディーゼルエンジン全体の弱点の一つなんですが、エンジンブレーキがガソリンエンジンよりも利かないんですね。

もっと言えば、BMWはディーゼル・ガソリンの区別なく、エンジンのフリクション(摩擦とか抵抗という意味です。)が少ないのか、回すときはよく回るんですけど、エンジンブレーキの利きが全体的によくない気がします。ロータリーエンジンみたいに全く効かないわけではないのですけど・・・私だけですかね?そう感じるているの。

一路帰宅!

箱根湯本手前当たりから渋滞し始めましたが、周辺の温泉宿を見ながらあそこがいいここがいいと品定めをしているうちに箱根湯本駅前を過ぎて西湘バイパスへ向かいます。

やがて海が目の前にドーンと広がりましたが、息子の反応がありません。いつもは喜ぶのに。あれ?どうした?

家内:「寝てるよ(汗)」

しょうがない。どこかで晩御飯でも食べようかと思っていましたが、とりあえず帰宅するよりほかなさそうです。

西湘バイパスはいつも終点付近が大渋滞で全く進まなくなるので私はいつも渋滞が見えたところで適当に降りています。が、今日はいつまでたっても渋滞のお尻が見えてきません。

運転歴20年超、初めて西湘バイパスを渋滞なく通り抜けました

そこからは新湘南バイパス→国道1号→横浜新道→第3京浜で都内に入り自宅に到着。

到着したとたんに息子がむくっと起きて言い出しました。

「僕、夢の中で竜神様が出てきたよ。地獄の閻魔様が出てきたんだけど、竜神様が出てきて退治してくれたんだー」

そうか、一番怖い閻魔様を退治してくれたんだね。本当にお世話になってるんだね。

今回の走行距離と平均燃費

今回のドライブ、走行距離は自宅についたときにちょうど200km、平均燃費は18.9km/lでした。

途中、新湘南バイパス出口から藤沢市内~戸塚にかけていつも通り渋滞しましたし、何より往路の箱根新道でかなりブンブン回したことを考えるとかなりいい燃費で走れたと思います。ECO PROモードで高速道路を一定のスピードで走っていくと平均燃費の値がぐんぐん上がっていってました。

最近はガソリンの店頭価格の上昇に伴い軽油価格も上がっていますが、それでもまだ100円以下ですので、高めに見積もっても大体1,000円前後の燃料費で箱根まで往復でしたことになります。

やっぱり安いですね。頼りになるクルマです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
今回はこの辺で失礼します。