ついに320dに海外では導入済みだった新ディーゼルエンジンが設定されましたね。パワーもトルクも上がっているのに燃費もよくなっているという、良いこと尽くしです。
まずは以下の記事の引用をご覧ください。
【ニューモデル】BMW 320dが新ディーゼルエンジンを搭載! 燃費はついに20km/Lを越えた
- CATEGORY : ニューモデル
- Text: Hidemitsu HOSHIGA Photo:BMW JAPAN
同時にパワー&トルクも向上
5月19日、ビー・エム・ダブリューは「BMW 320d」に新世代の2.0リッター4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載し、5月28日より販売を開始すると発表した。新エンジンは従来比で6ps(5kW)/20Nmアップの190ps(140kW)/400Nmを発生するとともに、JC08モードで約10%向上の21.4km/Lという輸入車クラストップの燃費性能を達成している。
新型320dには従来モデルから引き続き、NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒などメンテナンスフリーの排出ガス処理技術「BMW BluePerformance」が採用され、世界でも最高水準のディーゼル排出ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合。これにより、エコカー減税対象車の認定を受け、自動車取得税および重量税が100%減税、翌年度の自動車税も75%減税となる。
加えて、320i SEセダン/ツーリングを除く3シリーズ全モデルに「レーン・チェンジ・ウォーニング」を標準装備化。死角になる左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更をサポートする。
価格はセダンの320dが512万円、320d Luxuryが555万円、320d Sportが535万円、320d M Sportが557万円で、ツーリングは各22万円高の534万円/577万円/557万円/579万円。合わせて今回、3シリーズ・セダン/ツーリングの多くのモデルについて、価格改定が実施されている。
スペックや価格など、より詳しい情報はこちら
(引用元:LEVOLANT BOOST)
羨ましい限り。
パワーとトルクのアップに関しては、正直に申し上げて体感出来る程の差ではないと思います。気持ちの問題ですね。
ただ、2lディーゼルエンジンでトルク40超えを達成しているのはすごいですね。メルセデスやマツダのディーゼルエンジンも達成していますが、ピークパワーが上回っているのはさすが、「バイエルン発動機製造」の面目躍如ですね。
BMWは昔からメルセデス対比で、少しメルセデスより小排気量でメルセデスを上回るピークパワーを出していますが、今回もC220dと比べると同じ構図になっています。
それよりも燃費。
私の旧エンジンですらカタログ燃費は19.4km/lという驚異的な燃費を達成していますが、今回は20km/Iを越えてきました。
実用燃費で私の場合14km/I強ですので、新エンジンは16km/Iくらい行きそうですね。
これってすごいことです。軽油の安さとも相まって、燃料費が完全にコンパクトカーの領域に入ってきています。
しかも後期型はさらに遮音対策がされているところに、新エンジン投入でまたさらにディーゼルエンジンモデルの静粛性があがりそうです。BMWは日本市場をかなり重視していますので、日本で売るために、音・振動対策を入念に行っていることは想像に難くありません。
私が購入したときも、実用車としてこれ以上のクルマがあるだろうかと思っていましたが、それを更に上回ってくるとは、感服するほかありません。
レーンチェンジウォーニング欲しい!
これ、なんでBMWは標準装備にしないのだろうか個人的に非常に疑問に思っていましたが、ようやく、といった感じですね。
更に安全性が高まりそうです。330eに試乗した際についていたのですが、ドアミラーにウォーニングランプが付いているので、後付けは無理そうですね。
まとめ
今回の新エンジン搭載がモデルイヤーの変更まで待たず、途中で投入されたのは、あのクルマを意識したんでしょうね。
元々本国では導入済みだったエンジンですので後は認定を受けるだけだったというのもあるでしょうが、かなり商品力は高まったと言えます。
このエンジンは恐らく次期3シリーズでも搭載されていくエンジンになることでしょう。
一度乗ってみたい気もしますが…ショックを受けそうで怖いです(笑)。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。