40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

大画面カーナビとしてipad mini 4を活用!

BMW

せっかく入手したiPad mini 4ですので、車内で活用しない手はありません。BMWはApple製品と親和性が高く、センターコンソールのUSBポートに接続するだけでAndroidスマホとは違う操作ができます。

まずはやっぱりアレですよ。

コーディング・・・ではなかった、カーナビタイムです。さっそくダウンロードしてみました。iOS版はAndroid版と比べて容量も小さくていいですね。といっても1.5GBもありますが。Android版ではオフライン地図を含めると4.5GBくらいあったのでそれでもだいぶ違うんですよ。容量の少ない私のiPad mini 4 16GBモデルでもさほどストレージを圧迫しません。

で、どう設置するかが問題です。事前に持っていって確かめましたが、iDriveモニターを隠さないように設置するとどうしてもプログラマブルボタンを隠してしまします。また、運転席近くのエアコンルーバーを使用して設置するとハザードスイッチを隠し、さらにハンドルで画面の一部が隠れてしまいます。で、考えたのがとりあえずこの設置場所。

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iPad mini 4なんて言ったって小さい小さいなんて思っていましたが・・・デカいです。デカ過ぎです。もう、流行の大画面カーナビ以上です。

 

でもおかげで運転席から遠いサイドに設置しても地図は容易に見えますし、手も届きます。しかもカーナビタイムは発話機能があるので全く操作にも支障ありません。

ライトニングケーブルは純正の白を使用し、ステアリングコラムを半周させて安定させています。もちろん、そうすると長さが足りないので、USB延長ケーブル1mを継ぎ足してセンターコンソールのUSBポートに直接接続しました。

USB延長ケーブルはつい最近出だしたものですね。確か1年か2年くらい前の新聞で中学生が作成したと乗っていたのを覚えています。こういうのがあると知っているのと知らないのとで大違いですね。

ちなみに以前紹介したTetraxを使用しています。重量的には1つでも十分なのですが、磁石をiPad mini 4の後面(もちろんカバーを使っています。)真ん中につけるのではないので、念のため2つ使用してがっちりっとつけています。1つのエアコンルーバーに2個ですね。これで全く落ちる気配はありません。ボタンをおしてもぐらつきもしません。

この新しい形のでしたら一つでもなんとかなるかもしれませんね。

というか、ボタンを押す機会もないんですよね。乗り込んだらライトニングケーブルを接続(USBポート側は刺しっぱなしです。)して、「Hey Siri」「カーナビタイム起動」で終わります。後はカーナビタイムで「ボイスコントロール」で発話機能を起動して行き先設定です。ご参考までに、カーナビタイムの発話機能起動にはこの「ボイスコントロール」の最後の「ル」をはっきりと発音するのがコツです。

BMWはiPodやiPhone/iPadといったApple製品をセンターコンソールのUSBポートにつなぐと、ライトニングケーブルを介してデジタル音声出力されるとともに、音楽はステアリングスイッチで操作できるようになります。

これは超絶便利ですね。今までどちらかというとアンチAppleになっていましたが、こりゃあみんな買いますわ。

難点がいくつか。

Androidスマホに比べてはるかに楽にはなりました。が、それでもまだ難点は当然あります。

カーナビタイムが黙り込む。

これは別にカーナビタイムの機嫌が悪くなったとかではなくて、カーナビタイムだけを音声出力していると、渋滞して距離が進まない時など長時間音声出力がされなくなります。

するとどうやら自動的にUSBオーディオがオフになってしまっているようなんですね。ですので、「ん?なんかカーナビタイムが長時間喋ってないなあ」と思ったら、MEDIAボタンを押して、外部入力→USB接続と進んで復活させる必要がありそうです。

逆に言えば、案内の必要がないところでは余計なおせっかいでべちゃくちゃ喋らず静かに過ごせて却って助かるときもありますが。ですので、これに変えてから子供は後席で爆睡します。

プログラマブルボタンやボリュームボタンが隠れる。

私の設置例では、プログラマブルボタンは1-4までが隠れています。私は1-4までは行き先のワンタッチ設定にしていたので、これでも支障はないんですね。だって、登録先のよみがなを登録しておけばBMWの発話機能でいつでも呼び出せますから。

逆に5-8はiDriveモニターに情報を呼び出す画面登録をしているので、隠れていると不便です。実は最初運転席側のエアコンルーバーにつけてみたんですよ。そうしたらライトニングケーブルがメーターパネルに飛び出して目障りですし、使用頻度の高い運転席に近いプログラマブルボタンは隠れるし画面も全部見えないし、でしたので、あえて遠くしてみたらジャストフィットした、というわけです。

ですが、やはり現実的にはiPhone 6S plusくらいの大きさが限界ですね。

電池はだんだん減っていく。

目くじら立てるほどではありませんが、カーナビタイムを使用しながらではUSBポートからの供給電力よりも消費電力が上回るらしく、徐々に電池残量が減っていきます。

大体1時間に5%ほどですかね。20時間持つのでまあ、大丈夫と言えば大丈夫ですが、精神衛生上よくありません。

次はアレです。

そう、Appleといえば音楽です。ですがこれがかなり手間どっています。

私はAndroidユーザーでしたので、持っていた音楽CDはすべてFLAC形式で取り込んでおり、さらにXperia Z3 Compactはハイレゾに対応しているので、これまたFLACのハイレゾ音源もいくつかあります。

AppleはiPodという音楽専用デバイスがありながらハイレゾ対応に積極的でない印象を受けますが、音楽ファイルの形式を変換しないと取り込めませんね。iPad mini 4の容量の少なさから考えても恐らくAAC形式にして本体に取り込んでしまう、というのが一番楽かと思います。

が!

変換がうまくいかないんですよ。今日一日変換させて放っておいて帰宅してから見てみたら・・・文字化けしてる(泣)。こんなのひとつひとつ修正なんてできません。

というわけで、外付けドライブの活用を含め、現在検討中です。電池が減っていく問題も考えると、やはり電源供給はシガーソケットからにしてBluetoothで繋ぐのがいいかも、でも音楽をステアリングスイッチで操作できるのはやっぱり便利だしなあ・・・と悩みは尽きません。

まとめ

センターコンソールのUSBポートは今までBluetoothレシーバーへの電源供給にしか使用していませんでしたが、初めて機能を活用できた感じです。一応、以前の320iのころにはすべての音楽ファイルをそのままUSBメモリに落として聞いていたりしたのですが、カーナビをスマホアプリで行うようになってからは活用できていませんでした。

まあ、車内ではBluetoothだったのでハイレゾでは聞けてないんですよね。しかもBMWの純正のスピーカーですし。

次のステップへ向けて、また調査していきたいと思います。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。