40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

遠近両用コンタクトを装着して運転してみた感想。

すみません。私、BMW Tokyo Bayの記事で興奮しすぎて、予告していた遠近両用コンタクトレンズを装着しての運転がどうだったのかをご報告していませんでした。改めてご報告させていただきます。

遠近両用コンタクトレンズの見え方の感想って、以外とネットでも少ないですよね。

ましてや運転した感想となると皆無です(今の所。)。

もちろん不安はありました。ただ、否定的な意見は日常生活でも見づらい、というものでしたので、普段の見え方は問題なかった時点で私は勝利(?)を確信していました。

ここで、先に申し上げておきますが、この記事を参考に遠近両用コンタクトに変更される方もいらっしゃるかもしれませんが、必ず体験させてくれる、しっかりとしたお店で買うことをオススメします。見え方は人によって相当違うそうですので。

運転席に乗った瞬間から。

もう、パッと見ただけで、目の前のスピードメーターのディテールが圧倒的な解像度で目に映ります。私の320dツーリングはデザインライン「スポーツ」ですので、メーターに赤い同心円のアクセントが入っているのですが、この赤が落ち着いた感じの色でありつつも鮮明に写ります。

今までのワンデーの視界が会社のPCのモニター(まあ、一般的なモニターです。)だとすると、今度の視界は私が今このブログを書いている、MacBook ProのRetinaディスプレイですね。

これはソフトレンズとハードレンズの特性の違いによるものですね。この両者、視力検査をすると同じくらいの視力になるのですが、実際の見え方は大違いです。一般的に、ハードは非常にシャープに輪郭がくっきりと見えると言われていますが、乱視持ちの私には、自然と乱視を矯正してくれるハードの特性もあって、凄まじくよく見えます。

そうです。遠くはもちろんのこと、このように近くのメーター類も特に目を凝らすでもなく、くっきりはっきり見える時点で狙いは完全に的中です。

もちろん遠くもすごく輪郭がくっきりと見えます。LEDの信号の粒々も、粒の数を数えたくなるくらいはっきり見えますし、周りを走る車のナンバープレートの字も輪郭がはっきりしているので、瞬間で読み取れます。

おかげで、BMW Tokyo Bayに来ていた方々が東京及び近県のみならず、岐阜や長野などの結構遠くからもいらしてたことがよくわかりました。

さて、問題のカーナビ画面の見易さは?

正直、まだ私自身がピントの合わせ方に慣れていないこともあって、チラ見くらいですとワンデーの時と見え方が劇的に変わったかというとそこまでではないです。

確かに字ははっきりと見えるので、チラ見で頭に入ってくる情報は多くなり、目標となる建物名までわかるようになりました。

あれ?そう考えるとやっぱりよく見えるようになっているんですね。そこまで体感上ははっきりとわからなかったのですが・・・。

これは私が偏光レンズのサングラスをかけていることもあるのかもしれません。偏光レンズは、ご存知の方も多いと思いますが、ギラつきや乱反射をカットしてはっきり見える反面、モニターのディスプレイとは相性があまり良くないです。特にスマホやタブレットのディスプレイには、表面に偏光膜が貼ってあることがあるので、角度によっては真っ黒になったりしちゃいます。まあ、iPad mini 4ではそのようになってしまうことはありませんが。

難点は・・・眩しい!

これも私がまだハードレンズに慣れていないことが原因なのですが、日中はかなり眩しく感じます。

かつてハードレンズを使用していたのでこの特性は知ってはいたのですが、現状の私では晴れた日中の屋外でサングラスを外すと、大げさではなく眩しくて眩しくてまともに目を開けて入られません。

サングラスの暗さに慣れているからかと思い、我慢してしばらく外したままにしていましたが、変わりませんでした。これはレンズ自体に慣れるしかないのでしょうね。

そして夜です。ハードレンズは夜は街灯の光などが乱反射して見にくいというのが定説ですが、そこまでまぶしくは感じませんでした。

また、遠近両用ハードの特性上、暗くなって瞳孔が広がると、周辺の中間距離や近距離の度の部分に瞳孔がかかるので、遠くがはっきりと見えなくなるという話がネット上でよく見られたのですが、私はそれもありませんでした。

ただこれは、私が使用している東レの「Prelina Ⅱ」が、初期の老眼に対応するもので、遠方が良く見えるような設計になっていることが関係しているかと思いますので、すべての遠近両用レンズには当てはまるわけではないであろうことをお断りしておきます。

ドライビングが楽になりました。

実は私は、長時間PCの画面を見たり、一日中運転していたりすると、眼精疲労からくるのか頻繁に頭痛に悩まされていました。

ですが少なくともこの東レの遠近両用ハードコンタクトレンズ「Prelina Ⅱ」に変えてからは、一度も頭痛に襲われていません。これは私的には画期的なことです。足裏マッサージに行っても、必ず「お客さん、目疲れてるでしょ?」と指摘されるくらいでしたので。

また、BMWの「100th アニバーサリーツアー」のイベントに気持ち的に入り込んで楽しめたのも、この遠近両用レンズによる視力改善が関係しています。

エクストリームライダーの小川裕之選手のヘルメットの中の表情までよく見え、室内ではイセッタの狭い室内の無理矢理なペダル配置もくっきり、i8プロトニックレッドの表面の質感がおかしいので近くに寄ってみて確かめてみたり、どのシーンでも良好な視界を手に入れることができました。

今後はおそらく、若干のベースカーブの調整を行って、あとは慣れですね。

当ブログをお読みの40代以上の方!老眼は誰にでもやってくるものです。我慢していても悪くなることはありませんが、良くもならないそうです。ぼやける視界にイライラするより、くっきり見えると楽しいことが多いですよ。現に私はそれを身を以て感じています。

遠近両用コンタクト、一度お試しになってはいかがでしょうか?とかくネットには噂話が出回っていますが、実際に試してみるにしかずですよ。きっとあなたに合うレンズはあります!

って、私は眼科医でもコンタクト屋さんでもないのに宣伝しちゃいました(笑)。

とにかく、視界がすっきりすると運転のストレスが劇的に低減されます。本当に思い切って試してよかったです。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。