新車時にオプションで選べる「ConnectedDriveプレミアム」。当初は後付けできないと言われていましたが、なんと今は普通にBMWのHPから購入できるんですね。不覚にも全く知りませんでした。
「ConnectedDrive」とは
2014年モデルからでしょうか、F30系にもConnected Driveが装備されています。
エンジンをかけた時にiDriveの画面に「BMW Connected Drive」と出る方には装備されていますよ。
標準でも「BMWテレサービス」と「BMW SOSコール」は付いています。「テレサービス」はクルマの状態をディーラーに自動的に送信して適切な時期にサービスを受けられるようにする機能、「SOSコール」は事故の際に自動的に救急車の手配をしてくれるセンターにつなぐサービスです。
「テレサービス」の方はアカウントを作成してBMWの方に届くメールを確認してアクティベートしなければ機能しません。私は購入後しばらくしてアカウントを作成済です。
購入できるようになったサービス
今「My BMW ConnetedDrive」にログインして改めて確認してみると、「購入可能なサービス」という項目が表示に追加されています。
- コネクテッド・ドライブ・サービス
- BMWリモート・サービス
- BMWドライバー・サポート・デスク
購入時には一括でオプション設定されている機能が個別に必要なものだけ購入できるようになっているんですね。最初からオプションで付けるよりこっちの方がいい気がします。
私が特に興味あるサービス
中でも1の「コネクテッド・ドライブ・サービス」に興味があります。
- BMWオンライン: 車内のコントロール・ディスプレイを利用して、リアルタイムで最新のニュースや天気、行き先に関わる様々な情報を検索できます。
- BMW Apps: スマートフォンを車両に接続し、BMW専用スマートフォンアプリ「BMW Connected」のコンテンツやBMW公認サード・パーティ・アプリを車内のコントロール・ディスプレイに表示、iDriveコントローラーでの操作が可能となります。
この、BMW Appsというのが気になるんですよね。FBやTwitterの投稿のテキストを読み上げてくれるらしいですが、それよりも私が絶賛するカーナビタイムをiDriveの画面に表示できるのであればぜひともそうしたいところです。
この記事で見られるように車内環境を整理してきましたが、まだまだあくなき欲求はとどまるところを知りません。「もっと便利に、もっとシンプルに」をモットーに日々研究を継続しております。
そんな私にとって、スマホ画面がiDrive画面に映し出せるというのはかなり画期的なことです。ただ、「BMW公認サードパーティアプリ」というのが気になります。まあ、まずカーナビタイムはここに入っていないでしょうね。むしろ、カーナビは標準装着せずにこういったデバイスに任せて車両価格を安くするようにしてほしいと思うのは私だけでしょうか?
この機能、購入すると44,000円。BMW Appsの方は無期限とはいえ、そうそう気軽に試せる価格ではありません。
もちろん、そうはいっても純正カーナビをオプションとしてラインナップしておくことは重要ですよ?だって、そうでないと3の「BMWドライバー・サポート・デスク」が使えませんからね。
そういえば。
以前、過去記事の中でも紹介した、Toto BMWに紹介して即日320d M Sportを契約した友人が言っていました。彼は英語スピーカーだったのですが、BMWのナビじゃなくてGoogleナビを使えるんだよ、と。あれはこういうことだったんですね。私の知識不足で理解できませんでしたが、彼は今日本からニュージーランドへ移住して、日本仕様の320dを持っていっています。その時に彼が発言していたのがこれでした。
ちょうどいい具合に1年点検に出す機会に何が公認アプリなのか聞いてみましょうかね。どうもグローバルで統一されているっぽいのでGoogle関係とFB・Twitterなどのメジャーアプリだけな気もしますが。
もう、1年点検で聞くことがいっぱいで忘れちゃいそうです。
もうひとつ、ちょっと気になるもの。
2の「BMWリモート・サービス」も気になるんですよね。これはスマホでドアロック・アンロックしたり、エアコンをオンにしたり、夜間の暗い駐車場でライトを点滅させたりして自車位置を確認できたり地図上に表示できたりするんですよね。
コチラの方はお値段ぐっと安くて無期限で7,000円。ただ、ライトの点滅は私には必要ないと言えばない機能です。だって、この技を知ってますから。怪しさ満点なのが難ですが。
特に私に刺さったのはエアコンのオンと自車位置の地図表示なんですよね。
まず、だれでもそうだと思うんですが夏の炎天下、サウナ状態になった車内に乗り込むのっていやですよね。これが解消されるのが非常に魅力的なのが1点。
あと、当ブログで何度もお伝えしている通り、私は究極の方向音痴です。下手をすると駐車場所に戻るのすら難儀して家内に呆れられます。そんな私に救いの手を差し伸べてくれそうな気がするんですよね。自社位置表示のみではなく、本当はそこまで道案内をしてほしいのですが、それは欲張りすぎでしょうか。
正直、いわゆるコンシェルジュサービスの「ドライバー・サポート・デスク」はあまり魅力を感じません。同様のサービスは各社で展開していますが、ことBMWに限って言えば、カーナビを常に最新にしておかないと意味がなさそうですよね。そうすると、必然的に高いお金を払って地図更新することになります。
2016年モデルからは3年間地図更新無料なんですよね。でも私にはカーナビタイムがありますから。地図更新無料なの?別にどちらでも、という感じです。羨ましくなんかないです。
…本当はちょっとだけ羨ましいかもです。
まとめ
これ、標準で「SOSコール」と「テレサービス」がついているということはどこかに通話とデータ通信が可能なモバイル回線が仕込んであるんだよね、なんで「プレミアム」が後付けできないんだろう?って不思議だったんですよ。本国ではクルマ自体がWiFiスポットになるくらいですから、それなりに使える回線なはずです。
これ、F30系は前期型が3G、後期型からはLTE回線が仕込んであるとのことです。ということは後期型では地図更新も随時、というか即時更新が可能になっているのでしょうか?もしそうだとしたら後は経路案内のロジックの問題だけですから、純正カーナビも相当使えるものになると思うのですが・・・。
で、どうしましょうかと言う話です。
興味があるからと言ってすぐに購入できる金額ではありませんので、もう少し迷わせてください。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。