40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

BMW3シリーズのウォッシャー液のタンクがでかすぎる件。でもいつもタダで入れています♪

私の320dツーリングは屋外で青空駐車ですので、乗り込むとまず間違いなくフロントウィンドウが汚れています。従って必ず出発前にウォッシャー液でウィンドウをクリーニングします。こんなウォッシャー液の使い方をしていると、日本車ですとすぐなくなるのがオチですが、BMWにでは、ウォッシャー液が以上に長持ちします。

ウォッシャー液のタンクの位置

ここです。といってもわかりませんよね。フロントから見て、エンジンルームの左奥にあります。バッテリーのプラス端子の赤いカバーの横にある、黒くて丸い蓋が給水口です。

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タンク自体は見えませんが、この丸い蓋を開けて給水します。これがまた、日本車のようにここからタンク本体へのパイプというかホースというかが伸びているわけではなく、すぐに底があって、横の方にチョロチョロと流れていくようになっています。

容量はどのくらい?

・・・すみません、わかりません。

ですが、GSなどでウォッシャー液の補充をお願いすると、まず原液を1本入れた後に、GSにある、あの先端にホースがついている大きなプラスチックの容器に水を入れて補充するのですが、それが2回分は入ります。

ということは、想像ですが5Lくらいでしょうか?とにかく異様に入ります。GSのお兄さんにも、「BMはウォッシャー液のタンクが大きんですよねー!」とよく言われます。

ウォッシャー液がなくなるとウォーニングランプがつく

最近の日本車がどうかはわかりませんが、少なくとも私が乗ったことのある日本車ではウォッシャー液不足くらいで警告灯はつきませんでした。

BMWに限らず、欧州車は昔からウォッシャー液不足の警告灯がつきますよね。

古い話で恐縮ですが、私が○十年前にドイツに新婚旅行に行った時にレンタカーで借りたボルボS80もそうでした。その頃はこの事実を知らなかったので、アウトバーンを走行中にいきなり警告灯がついてかなりびっくりしましたね。慌てて最寄りのPAに入って、たまたま近くにいたポーランドナンバーのお兄さんに「この警告灯ってなに?」と聞いたら「ウォッシャー液」と言われたのをよく覚えています。

ちなみにこの時はミュンヘン方面からベルリン方面に向かっていたのですが、このポーランドナンバーのお兄さんに会ったことでで、道を間違えてポーランド国境にまっしぐらに向かっていたことに気付きました。

この時は「ウォッシャー液不足くらいで警告灯つけるなよー!」と思ったと同時に、そういえば相当ウォッシャー液を使っていたのに随分長持ちしたな、ということにも気付きました。

その理由は、まさにこの警告灯が点灯した瞬間にあったんです。

高速走行で虫がフロントウィンドウにいっぱいつく!

これなんです。警告灯がついた時もフロントウィンドウについた虫の死骸を拭き取ろうとしてたっぷりとウォッシャー液を噴射した後だったんですね。

つまり、欧州車のウォッシャータンク容量が大きい理由は「高速走行をするとフロントウィンドウが凄まじく汚れるから」なんですね。

ご経験おありの方も多いと思いますが、夜に高速道路を走っていると、ライトの光に飛び込んできた虫がフロントにびっしりとつきますよね。速度域が日本とは比較にならないほど高いヨーロッパでは、これがもっとひどく、かつ自然が多いので飛んでくる虫もなんだか大きいんですよ。

基本的に昼間に走行していたのに、フロントウィンドウにしょっちゅう蛾のような虫がぶつかるんです(泣)。ですのでのべつくまなしにウォッシャー液を噴射してワイパーで拭くことになります。

その上、一般道でも市街地以外は制限速度100km/hですからね。日本の高速道路並みのスピードですし、時々森の中を走り抜けたりするので益々虫がくっつく、というわけです。

私はウォッシャー液を結構よく使う方です。

冒頭にも書きましたが、屋外で青空駐車ですので、私は必ず乗り込んでまずウィンドウウォーッシャーを使用します。私、視界の確保には気を使うタイプでして・・・。

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その割に割安なウォッシャー液を購入して家にストックしておくということはしていません。GSで補充しています。というのは、ここのGSで給油すると、ウォッッシャー液を無料で補充してくれるんですよ。

セルフカーケアステーション上野毛/コスモ石油販売

環8通り沿い、第3京浜玉川IC近くのコスモ石油です。正直言って、激戦区にある割には軽油の値段は安くありません。昔は結構安かったのですが、最近の軽油価格の上昇でここもぐんぐん値段を上げてしまいました。

ですが、ウォッシャー液がなくなるタイミングと給油のタイミングってそうそう一致しません。ですので、まだ早いかな?というときでもこちらに伺って給油し、ウォッシャー液も補充してもらうんですね。

我ながらなんというズボラなことしているんでしょうか。

1回満タンに補充すると、2ヶ月くらいは「ウォッシャー液の補充」という言葉が頭の中から消えます。

私のようにかなりウォッシャー液を使う人間でも、こうです。本当に、どこまで容量の大きなタンクでしょう(笑)。

ですがあるいは、と思うのが、今時のクルマって、ウォッシャー液が霧状にでてフロントウィンドウのワイパーの払拭域に満遍なく噴射されますよね?あれって、結果としてクリーニング効果も高いだけでなく、ウォッシャー液の節約にも一役買っているのかもしれませんね。

いずれにしろ、初めてウォッシャー液をご自分で補充される時には「まだ入るの?まだ満タンにならないの?」とおもうこと請け合いです。1度体験してみてください。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。