40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

熟成の末期モデルか、新機軸の新型モデルか。

8月からはモデルイヤーが変わり、2017年モデルとなります。3シリーズは2017年末にもフルモデルチェンジが発表されると言われており、最近のBMWに共通のCLARプラットフォームを採用したG20へと進化するということですが、どちらを買えばいいのでしょう?

ポルシェ乗りの格言「最新のポルシェが最良のポルシェ」

この言葉、聞いたことがありますでしょうか?年々改良されていくポルシェを、いったいいつ買えばいいのかという問いに対する答えとして有名です。

つまり、「今のポルシェが最良だから、欲しくなった時が買い時である。」ということです。

ポルシェフリークは、BMW好きの私などよりも遥かに迷いが大きいと思います。連綿と続く名車911だって、かつては伝統の空冷エンジンを捨てて次期モデルで水冷エンジンになるとなった時には、末期モデルであるにも関わらず、最後の空冷モデルとなる993にオーダーが殺到しました。

また、つい最近でもついにダウンサイジングターボが採用され、自然吸気の911というのは、GT3などの特殊なモデルを除いてカタログからは姿を消しています。

でもこれって、ポルシェだけに当てはまる言葉ではないと思うんです。

ご存知の通り、BMWを始めとするドイツ車は、各年毎にmodelイヤーを設定して、細かな改良を重ねています。

結果として、前期型の末期モデルとLCI後のモデルではデザイン以外の中身があまり変わらないということすら起こります。

でも末期モデルは、という方に。

モデル末期というのは、BMWで言うと既にデビューから5年ほどは経っています。

その間、初期モデルでは考えられなかったような装備の充実がありました。ACCしかり、レーン・チェンジ・ウォーニングしかり。他にも見えないところで進化しており、事に末期モデルともなると初期モデルと同じなのはもはや外観だけというくらい快適性も向上しているのが常です。

機械的な部分も進化していて、トラブルも少ないです。

しかもデビューから5年の間にネガは潰し切っています。特にBMWは日本市場の要望を反映するのが早く、ディーゼルエンジンなどはもうディーゼルとは分からないほどの進化ぶりです。もちろん、かつては「ディーゼルのような音がする」と言われたガソリン直噴エンジンも、車内でではかかっているのかかかっていないのかわからないほど静かになっています。

もちろん、モデル末期ですのでお値引きも頑張ってもらえますしね。

先ほどのポルシェの事例ではないですが、新型で出る予定の後継者のどうしても気に入らないところがある!ということがなくても、積極的に熟成された末期モデルを選ぶ意味はあるわけです。

現に既にフルモデルチェンジが見えている5シリーズですが、100周年記念車のBARON、好調みたいですよ。

BMWを運転するダンディな紳士、200名求む。~100周年記念車第2弾「BARON」

でももうディーゼルじゃなくてPHVなんじゃないの?

現在私が乗っている320dツーリングは、本当にそうするかどうかは別として、環境性能の点でも快適性の点でも今後10年は第1線を張れるクルマだと思っています。

PHVが出ているじゃないか、って思うでしょう?ですが、長距離乗るとやっぱりディーゼルの経済性に軍配があがるんです。

今月号のCGで、330eとメルセデスのC350eの比較テストをやっていました。ディーゼル乗りの私としては身を乗り出して読んだのですが、最終的に燃費は約20km/L前後。ハイオクですからね。ディーゼルだったら燃費の数値自体ももっといきますし、燃料の単価が安いのでまだまだアドバンテージがある、と思った次第です。

短距離のチョコチョコ乗りだと、PHVでは燃料すら使わないので大きなアドバンテージがありますが、少なくとも当ブログを読んでいらっしゃるようなクルマ好きのあなたが、たったそれだけの用途でクルマを購入するか・・・というとそうではないですよね。やはり週末にはたまに遠くへお出かけしたくなることでしょうし、目的地のない早朝ドライブを楽しんだりするかもしれません。

私はPHVを否定しているのではないですよ。私や、クルマ好きの方の使用パターンを考えると、ディーゼルはまだまだ第1線で行ける、というのはこういうことを言っているんです。

それでもフルモデルチェンジは気になる。

もちろん、フルモデルチェンジには見向きもしないかといったらそれはないです。むしろめちゃくちゃ興味ありますし、購入する人がうらやましかったりもします。

現状はまだよく見えていませんが、デザインもどのように進化してくるのか、どのような新しい提案をしてくるのか、もうそれこそ渇望する思いで確報を待っていますよ。

そしてきっとディーラーに試乗にも行くでしょう。でもその時になって、「あっ、前の方が好きだったかも」と思ってももう新車では買えません。まだまだ新古車を探すなどの手はありますが、自分好みの仕様で買うことはちょっと出来ないかなと。

結論としては、「BMWも欲しい時が買い時」というわけです。

初期モデルでF30系に幻滅されていた方、今一度ディーラーで現行の3シリーズを試されてはいかがでしょうか?恐らく、目からウロコの思いで見直すに違いありません。

意外とこういう進化具合って、クルマ雑誌では取り上げないんですよね。まあ、BMW専門誌でもない限り紙面の都合上無理ですね。ですので当ブログでは取り上げるというわけです(笑)。

ご購入しようと思っていながらも新型情報やネガティブな情報で踏ん切りがつかない方。古い情報に惑わされず、ご自分の目で確かめられることをオススメします。現に、私は118dに乗って、かつての自分の中の1シリーズに対するイメージを一新しました。

BMW118d試乗! ~ 最強の実用コンパクトBMW

ただ、面倒なのは乗ると私のように欲しくなってしまうことですかね(笑)。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。