フロントバンパーの左角を擦ってしまったことは以前当ブログの中でご報告しましたが、今回見事に直ってきました!気になる修理代は・・・。
バンパー修理、高っ!
一年点検に出す直前にバンパーを擦ってしまった顛末は以下の記事をご覧ください。
やってしまいました。いかに頑丈なBMWといえども、今回はダメでした。思いっきりバンパーを擦ってしまいました。そりゃあ、運転席から見えない障害物にぶつけてますから思いっきり行きますよね。 だからそういうところにブロックとか置かないでー! […]
かなり豪快にいってしまってますよね(恥)。それが、今はこの様にすっかり直りました!
もう完全にどこに傷が付いていたかもわからない状態です。私もホッと一安心しました。傷が消えて、忌まわしい記憶も消え去った様な気がします。
で、いくらかかったの?
ですよね。そこ、気になりますよね(笑)。
最初に素直に一年点検ついでに見積もりしてもらった所、なんと10万円オーバーでした(驚)。とは言いつつ、やはりそのくらいかかるか、という気持ちもどこかにありました。気分的にも、早く直して忘れたかったというのもありますし、もうそのままお願いしちゃおうかとも思いました。
ですが、コメント欄で読者の方々から温かい言葉で励まして頂きまして、気をとりなおして踏みとどまり、安く仕上げる方法を探すことにしました。
とはいえ、特に懇意にしている板金屋さんがあるわけでもありませんし、ネットで調べても遠方の板金屋さんばかり。個人的にあまり安すぎても仕上がりが不安ですし、どの辺りが自分にとって適正なのか、よくわかりません。
数日悩んだ末に、ここは一番、図々しいけど甘えちゃおう!と思って、電話しました。
Toto BMWさんに(笑)。
もちろん、そのままお願いすると「ディーラー価格」での修理になってしまいます。そこで、どこか付き合いのある板金屋さんを紹介して欲しいとお願いしたんです。
よくよくお話を伺って見ると、スポット修理とはいえ、バンパー脱着などの工賃などが嵩んでいくことが価格が高くなる原因とのこと。要するに、そこがなんとかなればまあお安めに仕上がる訳です。
で、最終的にはご紹介頂きまして、お任せすることにしました。
でも、これってあまりよくないことですよね。私は一応客という立場ではありますが、その立場を濫用しています。しかも、ディーラーにとっても利益相反ですよね。恐らく、個人的な繋がりで知っている板金屋さんをご紹介下さったものと思います。
お値段は・・・
ズバリ5万円(税別)でした。
まあ、私がこのくらいなら・・・と伝えていた金額ピッタリですので、細かい部分は切り捨てて下さっているものと思われます。これが高いか安いかと言われると、正直よくわかりません。ただ、日本車でしたら3万円くらいで済むと思われますので、大幅に高い修理代でもないと思っています。
仕上がりは冒頭の写真の通りで文句なし。そしてその後、前回記事でご紹介した「合法DRLコーディング」をしにToto BMWさんにそのまま入庫して私の手元に戻ってきた、というのが今回の顛末です。
かかりつけの板金屋さんがあると強い。
時々読者様のコメント欄で拝見するのですが、私よりもクルマ遍歴に関して素晴らしいモノをお持ちのコメンテーター様は、どうもかかりつけの整備工場や板金屋さんをお持ちの様です。
最近のBMWは専用のテスターがないと点検すらできないので、一番の主治医はディーラーさんにならざるを得ないのですが、整備工場の中にはBMWを専門としていて、こういったテスターをお持ちの所もあるようです。
そして、板金に関してもディーラーよりは自由が効きます。「ディーラー価格」というのは、ある程度決められた手順や方法を守らなければいけなくなることから高くなると理解しておりまして、臨機応変にケースバイケースで対処できる板金屋さんの方が代金が安くなるのは、ある意味自明と言えるでしょう。
クルマって、走らせている限りはどうしても傷がつきますし、もっと悪くすれば私の様に思いっきり擦ったり、最悪の場合は人様のクルマにぶつけてしまったりすることもあるでしょう。
板金をお願いするときというのはもれなく「困っている時」です。こういう時に頼りになる、かかりつけの板金屋さんがいると心強いですよね。
ディーラーで手順通り修理して車両保険を使う、というのも手の一つですが、昨年の保険制度の改正で、一度保険を使うと等級がダウンするのはもちろん、そのダウンした等級でもしばらく保険料が2割増とかになってしまうので保険も使いづらい環境になっているので、なおさらお安くて腕のいい板金屋さんを味方につけたいものです。
あまりお世話にならない様にしたいですが、私も今後ゆっくりと探して見ることにしますかね。
忌まわしい記憶は無くなっても反省は忘れず
これが一番大事ですよね。
今回の事故は、ひとえに私が死角の確認を十分しなかったことが原因です。
教習所時代に色々な動作を仕込まれましたよね。私が通っていた教習所は、後で知ったのですが、県下有数の厳しさで有名だったそうで、所内の教習でも、明らかに一番に発進する時でも目視を怠ると容赦ない罵声(?)を浴びせられ何回でもやり直しをさせられたものでした。
今にして思えば、ああいった動作は一番運転中に遭遇する危険を確認する方法として、習慣づけるためにあの様にしていたのだと思います。
本質は、「死角はいつでもそこにある」ということ、そして「死角は刻々と変化する」ということだと思います。
前者はまあ、クルマが全面ガラス張りにでもならない限りなくならないのでご理解頂けるとおもいますが、後者の中の「変化」には、「場所」も「状況」も含みます。
つまり、クルマが動くものである限り死角となる場所は変わりますし、さっきまで死角ではなかった箇所が死角になったりします。これが「場所」の変化です。
そして「状況」の方は、場所が変われば状況が変わるのは当たり前ですし、動いていなくたって死角では状況が変化している可能性があるということです。
今回は私は右折する時に死角になった箇所のブロックを見落としました。ですが、そこは最初から死角だったわけではなく、右折路にアプローチする際には見えていたはずの場所です。こういう時に状況を確認しておき、そこにいざ差し掛かるまでの間に状況が変化する可能性を予測しておけばよかったわけです。
幸いこの時周りに人はいませんでしたが、もしかしたら小さな子供を巻き込む可能性だってあるわけです。考えたくないですが。
これからは十分こういったことを意識して運転したいと思います。
それにしても、こう考えると、運転しながらスマホをいじるなどはもってのほかというのがよくわかりますね。あれ、もっと厳罰化してもいいのではないでしょうか?
いや、またも熱くなりすぎてしまいました。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。