個人的に大注目している新型1シリーズとX2の話題が飛び込んで参りました。これは私としてはスルーするわけには参りませんのでご紹介させていただきます。
まずはX2から
以下の記事をご覧ください。
最新!BMW・X2のテスト走行の様子をドイツでキャッチ
まだカモフラージュで隠されていますが、X1とは一味違う!
先日パリのモーターショーでBMW・X2のコンセプトカーがお披露目されました。
そして今回はX2がテスト走行をしている様子を、ドイツのミュンヘンで撮影されました。
カモフラージュされているので詳しいボディはわかりにくいですが、X1よりもスポーティなボディになっているようです。
www.carbuzz.com今までのBMWの流れからすると、X2はX1と同じようにFWDとAWDをラインナップをして、2リッターのターボエンジンを搭載していると予想されます。
そしてヨーロッパモデルには、ディーゼルエンジンを用意してるかもしれません。
その他にも近い将来、X1とX2にはハイブリッドモデルがラインナップされる可能性もあります。
X2は2017年9月に開催のフランクフルトモーターショーで公式に発表される事が予想されます。www.carbuzz.comwww.carbuzz.comwww.carbuzz.comwww.carbuzz.comwww.carbuzz.comhttp://www.carbuzz.com/news/2016/11/15/It-Was-Only-A-Matter-Of-Time-Until-Our-Spies-Caught-The-BMW-X2-Testing-7736443/https://ancar.jp/
最終更新日2017/6/18 08:00
このパリモーターショーのコンセプトカー、すごくかっこいいいですね。生産者というとコンセプトカーとはまるで違うデザインででてくることも多いですが、BMWに関して言えば結構現実的だと思っています。i8なんかはいい例ですね。
そのまま一気に「最後のFRの1シリーズ」も!
この勢いで、1シリーズの2回目のLCIの話題もお届けしてしまいましょう。
2017.6.17
最後のFR!? BMW・1シリーズ、2度目の改良型は9月のフランクで公開へ
BMWのエントリーハッチバック「1シリーズ」のLCI(ライフ・サイクル・インパルス)プロトタイプが、再び姿を見せました。
1シリーズにとっては2015年に続く2度目の改良新型となり、現行モデルの集大成となるはずです。
エクステリアの変更箇所は、キドニーグリル、ヘッドライト&テールライトのグラフィック、ホイールがリフレッシュされるでしょう。
また、最新情報ではパワートレインがアップデートされる可能性もあるようです。
キャビン内では新たなトリプオプションや最新世代のiDriveインフォテインメントシステムを搭載するはずです。
1シリーズは2019年にも次期型へバトンタッチされ、「FF」モデルへ変更される可能性が高く、これが1シリーズ最後の「FR」モデルとなってしまうのは、走りを楽しみたいファンには寂しい限りです。
(APOLLO)
BMW1シリーズ(クリッカー APOLLO)
最新BMWで流行りのヘキサゴン型のエンジェルリングではないように見えますが、 現行F20型としては2回目のLCIになります。これは他の記事に書いてあったのですが、FF化されてデビューする次期1シリーズの登場はもう少し先ということで、このように異例とも言える、モデルライフ中での2回目のLCIとなったと言われているようです。
大注目のBMWコンパクト
「FRでなければBMWではない!」とお考えの古くからのBMWファンもいらっしゃると思いますが、個人的にはそこまでこだわっていません。
当ブログでBMWのデザインは、誕生時に必然性があったことを主張して降りますが、エンジニアリングも然りでして、過去のFRには必然性があり、現代のコンパクトBMWが軒並みFF化されるのも必然性があると思っています。
具体的には、かつてはスポーティさとBMWらしいハンドリングというのはFRでなければ実現できなかったのが、最新の技術ではFFでも可能になってきているということではないかと思っています。
FF化というのは、言わずもがなですが、居住性という点では歓迎すべきことです。何より居住スペースが広がりますし、荷物の積載能力も上がるので、実用性という点ではFRはFFにはかないません。
BMWはFRにこだわり、かつ実用性にもこだわってきました。ここまでスポーティイメージとFRのイメージが確立されたBMWとしては、「FRレイアウトによるスポーティなハンドリング」を武器に居住性を犠牲にするという選択肢も取れたわけです。ですが、コンパクトクラスではそれを捨て去りました。
それはもちろん、コンパクトクラスを購入する層ほどクルマに実用性を求めるからだと思います。一部の別境的なBMWファンに支持されるのも大切ですが、ライバルとの熾烈な競争を勝ち抜いてBMWが生き残って行くためには、むしろマーケットとしては大きい、「クルマにマニアックなスポーティさを要求しない人々」にも訴求する車を作る必要があるわけです。
ですがこのFF化は、BMWがいわゆるCセグメントという競争が熾烈なマーケットで、他メーカーと同条件での競争に晒されることになります。今まではFRが差別化の武器でしたが、これからは王者VWゴルフと全く同条件。他にもメルセデスのAクラスだけでなく、フランスのプジョーやシトロエンなどとも同条件での戦いを強いられることになるわけです。
当然ながら、FFとして実用性を高めたBMWはこのマーケットにおいては後発となりますので、並大抵の出来の良さでは勝てません。というわけで、非常な完成度の高さや、デザインのよさ、コンセプトの三振さというものが必要になってくるわけです。
X2はデザイン性の良さで勝負!
コンパクトSUVは世界的に流行しており、これからのクルマのカタチを表しているのではないかという、私の見方は変わっていません。
世界的に流行っているコンパクトSUVクラスにBMWが満を持して送り込む予定のクーペSUV、X2。当ブログでも何度かに渡ってお伝えしていますが、本当にどんなスタイリングになるのか楽しみですよね。どうやらそのX2がニュルブルクリンクで走り込んで[…]
そのX2、徐々に発表のカウントダウンも残り少なくなってきています。9月のフランクフルトショーでお披露目ということですのでもう少しの辛抱ですね。
今回のテストカーを見る限り、パリで発表されたX2コンセプトとリアコンビネーションランプ周りのデザインは共通しているように見えます。ただ、フロントのライト周りが・・・どうもこれは2シリーズアクティブ/グランツアラー系のライトを流用しているように見えなくもないのですが・・・。コストダウンのためといいうのはわかりますが、コンセプトのような切れ長の目でクールに決めて欲しいですね。
そしてフロントバンパー周りやリアバンパー周りは、より現実的な路線に変更されているようです。クロスオーバー的な使い方がされることが圧倒的に多いであろうことは容易に予想できますが、曲がりなりにもSUV、ある程度の悪路走破性も持ち合わせなければいけませんからね。
1シリーズLCIは大きな変更点はないかも。
これは全くの個人的な予想ですが、LCIということですし、しかも2回目ですのであまり大きな変更点はないと思っています。最近の自動車業界のキーワード、「コネクティビティ」が強化されるくらいで、搭載エンジンもあまり変わらないのではないでしょうか?
BMWはFRでなければという方には、これが最後のBMWのコンパクト、いえ、今や稀有なCセグメントのFR車を手に入れrつチャンスとなります。
そしてこのLCIの1シリーズもフランクフルトでお披露目となります。
さすがはお膝元でのモーターショー
さすがにBMWのお膝元、本国でのモーターショーとあって、6シリーズGT、X2と行ったこれからの売れ筋となるであろうモデルの発表あり、1シリーズLCIの発表ありと話題性盛りだくさんですね。
本当に「6シリーズGT」として発表された、5シリーズGTの後継車ですが、ご覧になりましたでしょうか?果たして伝説の「6」を名乗ってユーザーが納得するクルマに仕上がっているか、気になりますよね。 5シリーズGTよりも格段に優美! 早速、ま[…]
今年は11月に東京モーターショーも開催されます。ニュースでは東京モーターショーの地盤沈下を象徴するがごとく、出展メーカーが大幅に減る旨報道されていますが、もちろんフランクフルトショーの後ですから、我々もすぐにお目にかかれるというわけです。
夏は夏休みがあるので好きですが、今から秋が来るのが待ち遠しくなってきてしまいました(笑)。6シリーズGTをみて「デカい!けどかっこいい!」と仰け反り、X2をみて「カッコいい!これ欲しい!」と目をウルウルさせるBMWファンの姿が目に浮かびます。あ、私のことですね。はい。他人のことにしてすみません。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。