BMWのディーゼル車はエンジンオイルにご注意(DPF付き車限定)

燃料添加剤でエンジン音が気持ち静かになったことを考えると、一緒にエンジンオイルも交換したらもっと静かになるんだろうか・・・と興味津々です。ですが、ディーゼルエンジン中でもBMWのようにDPFがついているクリーンディーゼル搭載車は、エンジンオイルの選定にも気を付けなければなりません。

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普通のエンジンオイルじゃだめなの?

意外とディーゼルエンジンって初めてですと何から何まで知らないことだらけだったりします。

当ブログの読者の方でそんな方はいらっしゃらないと思いますが、なにせ世間一般では「軽自動車だから軽油」と思って誤給油される方がいらっしゃるくらいですからね。

で、エンジンオイルですが、これはガソリンエンジンと同じエンジンオイルではもちろんダメで、ディーゼルエンジン用を入れないと故障の原因となります。

ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと根本が違い、圧縮して自然着火することからガソリンエンジンよりもかなりの高温となります。ガソリンエンジン用のエンジンオイルこうした高温域で働く洗浄剤が含まれておりませんのでアウトです。

また、軽油には本当に微量ながら硫黄分が含まれています。硫黄分は金属を腐食させるために、対腐食作用のある成分が求められますが、ガソリンエンジン用のエンジンオイルにはこれがないことから、この面からもアウトです。

じゃあ、市販のディーゼルエンジン用のオイルを入れればOK?

DPF付きのクリーンディーゼルエンジン搭載車は、また別の配慮が必要となります。

以前申し上げたように、直噴エンジンで生じるススをDPFがからめとっていますが、短距離走行を繰り返しているとリッチ燃焼モードとなり、DPF内のススを焼き切るために通常では噴射されない排気工程でも燃料が供給されます。こうすることによって、高温の排気ガスの中で燃えながらDPFにたどり着いて、ススを焼き切るというわけなんですね。

320dツーリング、最近の燃費報告。省燃費運転と、DPF特有のリッチ燃焼モード。

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このときに燃焼しつくされずに余った軽油はオイルパンに垂れていき、エンジンオイルと混ざります。するとエンジンオイルが薄まるんですね。そうすると当然のことながらエンジンオイルの潤滑作用や洗浄作用というのは弱くなっていくんです。

じゃあ何を使えばいいの?

エンジンオイルって色々規格がありますよね?その中のLL04というBMW承認規格のオイルを入れればいいです。粘度は5W-30。これはShellのオイルだそうです。

これがまた市販品では少ないんですよ。私のように信頼できるディーラーさんに任せている場合はいいですけど、GSなどで気軽に交換できるものではないですね。車載コンピューターのリセットもしなければいけませんし。

その他にも、取扱説明書によるとACEA/C3規格の化学合成油であれば1Lまでは代替可能だそうです。また、Low SAPS(低灰分、リン、硫黄)オイルを選ぶようにしましょう。

こうしてみると意外と気を付けることが多いですね。まあ、当たり前と言えば当たり前です。だって、320d/523d/X3 xDrive 20dなどに搭載されているこのクリーンディーゼルエンジンは、かなりの高性能ディーゼルエンジンで、精密機械の塊ですからね。

とはいえ、廃油をすくなくするという環境保護の観点からBMWのエンジンオイル交換のサイクルは非常に長く、30000kmまたは2年となっています。まあ、これは限界値ですので、もう少し早く交換した方がよさそうな気もします。

うーん、私はまだ15,000kmを超えたばっかりですし、まだまだ早いですね。環境保護の観点からもまだまだ待つべきでしょう。

指定以外のエンジンオイルを入れたからと言ってすぐに不具合が起きるものではないですが、普通のディーゼルエンジン用のオイルを入れた場合にはDPFの目詰まりが起きやすくなってリッチ燃焼モードが頻繁に起こり、燃費が悪化します。

エンジンの保護の観点からも指定のオイルを入れたいものですね。なにせ、ディーゼルエンジンは長持ちすることがメリットの一つですから。

では、今回はこの辺で失礼します。

 

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