BMWオーナーの方、たまーにCOMFORTにした時にはくれぐれもご注意を。

大げさなタイトルですが、まあ、そう大したことではありません。が、結構長い期間にわたってF30/31を運転している私ですら、たまにCOMFORTにするとこうなる・・・ということをまさに今日体験しましたのでご報告します。

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そもそもCOMFORTとは

これは言わずと知れた、ドライビング・パフォーマンス・コントロールのモードのことです。

通常、ECO PROモードに入れている方が大半だと思います。現に、ショップでのコーディングメニューでも、デフォルトでECO PROにする、というメニューが人気だったりしますからね。

例に漏れず、私もそうです。だって、ECO PROとCOMFORTだと、特に市街地で違いが大きいんですよね。

というのも、市街地は信号によるゴーストップが多いです。クルマが一番燃費が悪くなるのは加速時ですから、発進加速が多い市街地で、その発進加速の時に燃料をセーブできれば、通算燃費がかなり大きく違ってきます。でも、自分の燃費のためだけにあまりにノロノロ発進するのは、渋滞の原因ともなる行為ですので、個人的には絶対に慎もうと思い、適度にしっかりと、適度に燃料をセーブする運転を心がけています。いえ、これは心がけているどころか、絶対にそうしていますと言い切っていいでしょう。

ECO PROですと、この辺のさじ加減がうまくできます。過去記事でも申し上げた通り、ECO PROモードはアクセル開度に対して(きっと)リニアな回転上昇をする設定になっていると思います。

BMWのECO PROモードは本当にエコか?

2016.04.04

非線形スロットル(BMWにはスロットルはありませんが)に慣れた身からすると、このECO PROモードの設定はかなり焦れったく感じるでしょうし、「これで線形?」とお思いかもしれませんが、私はこれでようやく線形であると思っています。

ガバッと踏んでグオッとでる(笑)

今日のことです。子供を習い事に送り出し、親の方はというと慌ただしく生活必需品の買い出しに向かうというのが最近の我が家の週末のパターンですが、事件はこの時に起こりました。

私が幹線道路のロードサイドのコンビニで買い物をして、発進しようとした時のことです。いつもの通りモードはECO PROで走行していましたが、左に寄せて停車していた状態でした。後ろの交差点の信号は赤。チャンスとばかりにさっと乗り込み、さっとシートベルトをして発進しようとしました。ですが、こういう時、つまりキーを身につけてクルマを離れた時ってエンジンが停止しています。ですので素早くエンジンも始動して、広報を確認、まだ赤でしたので余勢をかって勢いよくアクセルペダルを踏み込みました。

グオオオ!

いや、運転している本人が一番面食らいました(笑)。焦るほどではなかったのですが、かなりの勢いで発進したんです。

そう、一旦エンジンが切れたので、デフォルトであるCOMFORTに戻っていたのに気づかずに、まだECO PROのつもりで踏み込んだ結果、すごい発進をしてしまったんですね。頭が後ろに持っていかれるほどの加速でした(笑)。そしてそんな中、確かにトラクション・コントロールが作動したのを私は感じました(驚)。

後席の家内からは苦情はきませんでしたが、「うわっとぉ」という男らしい驚きの声が聞こえてきました(笑)。私の方が「おおおお!」なんてびっくりしていたので、ある意味家内の方が冷静でしたね。

とまあ、こんな小さな出来事があったわけです。

COMFORTとは?

かねがね考えていたのですが、このドライビング・パフォーマンス・コントロールのCOMFORTって、いわゆる「コンフォート」ではない気がしていました。

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COMFORTというと、快適性重視のモードということになりますよね。電制サスをもつクルマであれば乗り心地重視の設定になって、エンジンの性格も穏やかになり、比較的シフトも低い回転で早めにシフトアップしていきます。

ですが、BMWの場合はそうではないと思うんです。

BMWは一体誰のことを考えてクルマづくりをしているのか考えてみれば、なぜだかすぐにわかります。BMWはあくまでドライバーズカー。もちろん実用性や後席住人のことも大変よく考えて作られていますが、それでもはっきりとドライバー・ファーストのクルマです。

では、誰がCOMFORTなのかというと・・・そう、ドライバーがCOMFORTなんですね。ドライバーは乗り心地とかそこまで気にしません。ドライバーにとって気持ちがいいのは、パワーがそこそこ感じられて、それでいて一々上の方まで回転を引っ張って行くわけではなく、かつアクセルから足を話した時にきちんとエンジンブレーキがかかるというスピードコントロールがしやすい状態をいうのではないでしょうか?これが一番ドライバーにとっては疲労がたまりませんよね。

COMFORTは正にこの設定です。そのさきのSPORTはアクセル開度に対する鋭敏さというのは、少しは増しますけれど、COMFORTからはそう大きく変わらないように思います。それよりも、アクセル開度に対して美味しい回転域を常に使おうとしてシフトも高回転側まで引っ張る性格の方が強くなるだけです。その結果として、アクセルレスポンスが鋭敏になっているような気がするんですよね。

ちょっと大げさなものいいかもしれませんが、何が言いたいのかというと、COMFORTって十分強力、ということなんです。穏やかな性格のクルマであれば、BMWのCOMFORTくらいがSPORTモードでも何もおかしくありません。

どうかお気をつけを。

まあ、私のような間抜けなことをする方はいらっしゃらないと思いますが、かねがね思っていた「COMFORTは『ドライバーが』COMFORT」に感じるモードであるということをご紹介するのにちょうどいいかと思って、恥を忍んでご報告しました。

確かに、市街地でもほんのちょっと踏めば強く加速して流れをリードできますし、前者が不規則に加減速している状況でもスピードコントロールはしやすいです。日本車ですとアクセルをオフにすると逆にシフトアップして空走気味になるので減速しないですからね。

ですが、こういういわゆるデフォルトのモードが意外とスポーティというのは、欧州車では一般的かもしれません。この間試乗したマセラティでも、アクセルオフでシフトアップせずに減速しましたし、特にスポーツモードに入れていなくてもかなり強力な加速をしました。グラントゥリズモだけでなく、レヴァンテ・ディーゼルもです。

マセラティ試乗にお邪魔してきました! 〜 グラントゥーリズモ編

2017.12.03

マセラティ試乗にお邪魔してきました! 〜 レヴァンテ・ディーゼル編

2017.12.05

私はアメリカ車にはほとんど乗ったことがないのですが、日本車はアメリカ車よりなのでしょうか?そういえば、アメリカ車といえば「雲をつかむようなフィーリングのパワステ」だとかの評判は聞いたことがありますが、これって日本的高級車そのものです。日本といえば風土というか交通状況的にはヨーロッパの方が近いと思うので、クルマの作りというか性格づけはアメリカ車よりも欧州車をお手本にした方が良さそうな気がしますけどね。

そういう言い訳は置いといて・・・アクセル操作は丁寧に行いましょう。私のような恥ずかしいことにならないように(笑)。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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4 件のコメント

  • 8月の納車から我がX1 18dも、ほぼ4カ月、走行距離はもうすぐ1万キロです。何せ通勤往復80キロなもので。
    軽油になり燃料代もかからなくなったとはいえ、やはり、燃費は抑えたいので自分も基本ECO PROモードです。
    特に、この次期、私の住んでいる北海道では、道路は積雪によりアイスバーンのため、燃費の件以外でも、発進の際は、穏やかなトルクの立ち上がりのECOPROモードの方が、スリップもせずスムーズに発進できるという理由もあります。F20の時はFRだったのでなおさらでした。まあ、トラクションコントロールがなんとかしてくれるんですけど・・・
    ところが、今は通勤時には止む無くCOMFORTモードにせざるを得ません。
    それは、なぜかといいますと、12月に入ってからというもの寒い日が多く、家を出る時は気温が氷点下10℃を下回る日が多く、時には氷点下20℃なんて日もあり、職場に到着しても水温計が4分の1までしか上がらず、ヒーターからは生ぬるい風しか出ず車内は寒くて寒くてどうしようもなく、水温が上がらないので、ラジエーターのサーモスタットの不具合かなと思いディーラーで点検するも全く異常無しで、メカニックの説明ではECOPROでは、早めにシフトアップするためエンジンの回転数は上がらず、さらにアクセルオフではセーリングにより、エンジンはアイドリングの回転数のためさらに水温が上がる要素が無くなるとのことで、COMFORTモード以上で走ってみてはと言われまして、それからは、通勤時はECOPROモードにはしていないのです。で、COMFORTモードではどうかというと、若干暖かい程度です(泣)
    確かに寒い日でも街乗りでは水温計の針(X1の水温計はウインカーのボタンを押して表示させるので、デジタルメーターの温度表示っていうイメージでしょうか)はきちんと2分の1を示し、ちゃんとした(笑)温風が出て快適です。
    もう、こうなったら、寒冷地仕様として5シリーズのグリルの様にシャッター付けてもらえないですかね。

  • ワタシは、常にアイドリングストップはオフ。
    走行モードは常にコンフォートモードです。
    それでも、走行キロが全行程300キロくらいの郊外道路、高速道路のそれぞれの利用割合が3対7の割合なら、リッター14.5キロくらいです。
    恥ずかしながらエコプロは、今まで使ったことがありません。

  • もともと日本の小型車はパワー不足もあって昔からアクセル開度と加速がリニアでない事が結構普通にありました。対して欧州車は頑なにリニア感を大切にしていたイメージがありますが、ダウンサイジングターボになった辺りからかつての日本車の様にアクセル開度と加速はリニアではなくなった様に思います。逆に最近の国産はリニアを目指している車が増えているのは気のせいでしょうか。

    Comfortに関しては、確かにその通りですね。
    今最もBMWらしいモードなのでしょう。Sportはある意味ドーピングモードみたいなものですかね。
    ECO PROはリニアっぽいというよりかなり抑圧された感が強くなりますね。E46の頃のリニアなアクセルフィールとはちょっと違う気がします。
    とはいえComfortとの燃費の違いははっきりしているので、私も普段結構使っています。
    実は同じ様にやらかして、リアバンパーに傷付けちゃいました(泣)
    顛末はいずれみんカラの方に上げたいと思います。焦りと慣れ過ぎには注意です…。

  • 私も蜜柑山 三郎様同様、COMFORTが基本です。
    アイドリングストップは納車直後こそ使っていましたが、
    いつしかOFFにするのが習慣になってしまいました。
    ECO PROは自動車専用道/高速道でACCを使用する時に選択しています。
    ECO PRO + ACCだとコースティングが効かないので、燃費にどう影響しているのか
    よくわかりませんが、上述のやり方でだいたい15km/l弱です。
    一般道でもゴー・ストップの少ないところが多い地域ですので、単純に燃費がいいと声高に
    主張する気もありませんが、データの一つとして報告致します。
    BMWの燃費に対する考え方で有名なのが、
    「ダラダラ加速せずに2500rpmでシフトアップしながら、速やかに定速までもっていきなさい」
    というものです。実はこの考えに一番近いのがCOMFORTでの加速なんですね。
    青信号からの発進で普通にアクセル操作していると1→2→3速ぐらいまでは2500rpm付近で
    シフトアップしていきます。4速以上は少しづつアクセルを戻して行くので低い回転数でシフトアップしますが、
    充分交通の流れをリードしていける加速力を持っています。
    ECO PROは「みんながエコだエコだと言うから一応ECOってつけときましたテヘペロ」
    というBMW流のカモフラージュじゃないか、って思います。

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