40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

8シリーズにはカブリオレも!ソフトトップがカッコいいです。

BMW

当ブログで断続的にご紹介しているBMW8シリーズ復活の噂ですが、すでにカブリオレの開発にも取り掛かっているようです。意外と早いですね。

8シリーズはラグジュアリー路線

まずはこちらの記事をご覧ください。

悲願のカブリオレも登場!20年振り復活のBMW8シリーズ次世代型を再捕捉

clicccar 12/7(水) 14:33配信

clicccar.com(クリッカー)

BMWのフラッグシップクーペとして、1990年から1999年まで生産されていた『8シリーズ』。

【この記事に関する関連する別の画像を見る】

『M1』以来のリトラクタブルライトの採用や、V型8気筒からV型12気筒までのエンジンラインナップは強烈なインパクトを放ちましたが、日本国内では使い勝手の悪さなどから、人気はイマイチでした。

その「8シリーズ」が2019年に復活というニュースをお伝えしましたが、「カブリオレ」も設定されることが確定的となりました。

カブリオレは初代8シリーズにも設定予定でしたが、諸々の事情から発売が断念されているため、20年ぶりの悲願の達成となります。

「8シリーズカブリオレ」は実質「6シリーズ カブリオレ」の後継モデルとなりますが、ライバルをメルセデス「Sクラス カブリオレ」に設定するため、よりハイスペック&ラグジュアリーなクーペ/カブリオレが予想されます。

エクステリアは2013年に公開された「ピニンファリーナ・グランルッソ・クーペ」を彷彿とさせる、ワイドなキドニーグリルやアグレッシブなデザインのヘッドライトを持つ可能性が高ようです。

パワートレインは、3リットル直列6気筒DOHCターボや4.4リットルV型8気筒DOHCターボのほか、ハイエンドモデルにはV型12気筒エンジンもラインナップされます。

初代モデルでは、販売面でライバルのメルセデス「SL」に大きく水を開けられましたが、「カブリオレ」を擁するこの次世代型では負けは許されないでしょう。

(APOLLO)

さてさて、ようやくダウンサイジング一辺倒ではなく、心踊る予測記事がでてきましたね。

ぱっと見、プロポーションは現行の6シリーズカブリオレに似ていますが、顔つきなどはどうやらだいぶ違ってくるみたいですね。それはそう、今度の仮想敵はあのラグジュアリー極まるメルセデスのSクラスカブリオレですから。

正直申し上げて私、メルセデスのSクラスカブリオレはすごく好きです。罷り間違って宝くじなんぞ当たってしまったら買いに行ってしまいたいくらいに。

それにしても、一時期はカブリオレといってもメタルトップが流行りましたよね。メルセデスのR230型SLに始まって、SLKに波及し、現行SLとSLC、それにBMW335iカブリオレもそうです。

これからのカブリオレは全てメタルトップ化していくのかと思いきや、最近はオープンといってもソフトトップの方が多いような気がします。現行BMW6シリーズカブリオレもそうですよね。

なんででしょう?推測できる理由は、ソフトトップでも十分な耐候性を確保できるようになったことと、メタルトップの移動(クローズ⇄オープン)における重量バランスの変化が嫌われたなどが考えられます。

個人的には「カブリオレ」という語感はなんとなくソフトトップを連想させるので、私はソフトトップの方が好きですね。ボディカラーとソフトトップの色を選んでコーディネートを楽しむこともできますし。

全然ダウンサイジングしていない!

注目すべきは搭載予定エンジンの予測です。3L直列6気筒、4.4LV8、そしてV12と、久々に思いっきりダウンサイジングしていないエンジンのラインアップです。

何度も申し上げていますが、クルマ好きの本音としてはやはりマルチシリンダーのエンジンを高回転まで回して乗りたい!というのがありますよね。ですが石油資源の枯渇の危機が叫ばれている現状を考えていると、ヨーロッパ各国が目指し、BMWも目指し、そしてトヨタも発表したように、「脱内燃機関」を図るしか、私たちの大好きなクルマが生き永らえる道はないようです。

ですがそうした一種の閉塞感のような状況を打ち破ってくれる予測ですよね。Sクラスクーペ・カブリオレをターゲットとする高級GTとしてのBMW8シリーズ、どんなゴージャスな装いと、あっと言わせる技術で出てくるのか、まずはクーペの2019年のワールドプレミアが待ち遠しいです。

8シリーズの開発テストをキャッチ!次期6シリーズは?

個人的にはV12が気になります。きっと、M760Li xDriveに搭載される、新開発の6.6LV12をブラッシュアップして搭載してくるのでしょうね。そして、7シリーズがそうであるように、このカブリオレもxDriveとなるのでしょう。

V12という贅沢の極みのようなマルチシリンダーエンジンを粛々と回して、オープンで海岸線をのんびりドライブなんてできたら最高ですよね。

両極端

BMWの最近発表するクルマはなんだか両極端ですね。1.5L3気筒を6シリーズに搭載すると言ったかと思えば、かたや8シリーズではV12という。

ですが8シリーズだって、BMWが販売する以上はEURO7の排ガス規制対象です。あまりに売れすぎて排出ガス量がトータルで増えたら、BMWは1台あたり高額な罰金を支払わなくてはいけなくなり、これは経営を揺るがします。

でも・・・きっと大丈夫ですよ。だって、M760Li xDriveだって2300万円オーバー。より贅沢な8シリーズのV12はもっとお値段も高くなり、2000万円台半ばから後半になってくるでしょう。おいそれと購入できるクルマではないので、絶対数としては少ないまま推移すると思います。

ですが、BMWが本気を出して作ったラグジュアリークーペ・カブリオレが市場に投入されたら、現状でメルセデスがSクラスとSLで一人勝ちの状況は変わるに違いありません。というか、確実に現在のSクラスとSLに乗っている方のうちの何割かは8シリーズに乗り換えるでしょう。

自分ではとても購入できるようなクルマではありませんが、私のようなBMWファンの憧れとして頂点に君臨するような素晴らしいクルマであることを期待したいですね。

それと同時に、6シリーズのGT化にも期待しています。

次期6シリーズの一端が垣間見えた。GTでエンジンはダウンサイジング。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。