BMWのタイヤ空気圧管理はマメに!寒くなった時期には必ずしましょう!

以前も当ブログで申し上げましたが、BMWと言えばランフラットタイヤ、ランフラットタイヤといえばパンクしても走れるので空気圧モニタリングシステムが標準、と思われています。BMWにもモニタリングシステムは付いていますが、空気圧を監視するものではないんです。まだまだ誤解が蔓延しているようですので、自戒の意を込めて注意喚起させていただきます。

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ランフラットタイヤはパンクしてもわからない!

ランフラットタイヤというのはパンクしても走れるので、空気が抜けたのがわかりません。

通常のタイヤであれば、ブレーキングをするときに空気圧が低い方に引っ張られたり、完全にパンクしたらボコボコしてしまって走れなくなりますが、ランフラットタイヤはなんてことなく走れてしまいます。以前、私もランフラットタイヤでパンクし、空気圧0の状態で走行しましたが、クルマ自体はなんということもなく走れてしまう(もちろん精神的には気が気ではないですが)ので、空気圧のちょっとした変化など気づきません。

ランフラットタイヤのススメ

2016.03.31

上の記事でもお分かりのように、この空気圧警告システム、結構優秀ですよ。普通に走っている分には滅多に作動しないのでお分かりにならないかもしれませんが。

しかしまあ、最近のタイヤのバルブって本当によくできていまして、昔の(といってもだいぶ昔ですが)ものとは違って空気が抜けにくくなっています。ですので、しょっちゅう、例えば1ヶ月に1回なんてチェックする必要は全く無くなっています。

ですが、空気自体が変化するんですよね。そう、気温による体積の収縮です。小学校で習うことなんですが意外と気づかないもので、夏の間に空気圧を調整すると、冬には結構空気圧が下がっていて愕然としたりします。

これにもランフラットタイヤだと気づきません。

BMWの空気圧警告システム

もちろん、こうした特性を考慮して、日本ではランフラットタイヤが標準となっているBMWには空気圧警告システムが標準装備されています。

ですがこのシステム、よく見かける空気圧自体をモニタリングするシステムではありません。あくまでも「左右の回転差」を基準に空気圧の低下を判定するシステムになっています。

どういうことかと言いますと、空気圧が下がったタイヤは他のタイヤに比べて外径が小さくなり、走行中に他のタイヤよりも回転数が多くなる、ということを利用しているんですね。

では、4輪同時に同じくらい空気圧が下がったとすると・・・その場合は検知できないことになります。そんなことあるの?とお思いかもしれませんが、これがあるんです。それが、気温による空気の体積の収縮・膨張が起きた場合です。

こうれはどういうことかと申しますと、空気の体積の収縮・膨張率というのはタイヤによって違うものではありません。特に注意すべきは夏から秋を経て冬にかけて気温が低くなる時期で、空気圧警告システムに警告されないまま、4輪同時に空気圧が低下していきます。

パンクしないランフラットタイヤといえども、空気圧低下は忌むべきことです。それは以前当ブログでもお話ししましたので、よろしければ以下の記事をご覧ください。

ランフラットタイヤはマメに空気圧チェックを!

2016.04.16

逆に冬から春を経て夏に向けて、気温が上がっていく時期にはいいんです。空気圧がむしろ上がっていきますし、優秀なバルブといえども空気は少しづつ抜けていきますから、そうそう心配しなくてもいいかと。

空気圧を調整したら必ず「リセット」をしましょう!

これは空気圧警告システムがタイヤの回転数の差で空気圧低下をけんちする機構であることから必要となる作業です。

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だんだん気温が下がるこの時期、秋が深まる頃にまず1回、冬本番になってまた1回(スタッドレスの方はタイヤ交換時に)空気圧の調整をなさると思いますが、この時に必ずやらなければいけないのが、「リセット」と呼ばれる作業です。

これは取扱説明書にも書いてありますが、要するに空気圧調整直後の4輪の家庭バランスをシステムに記憶させるものです。いくら空気圧が同じでタイヤ銘柄も同じとは言っても、タイヤの減り具合などで回転数は微妙に異なります。ですので、空気圧調整直後の回転数差を誤差としてあらかじめ記憶することで、システムの誤作動を防ぐようになっているんですね。

特に、BMWって非M Sportでは前後同径ですが、指定空気圧は前後で違いますし、M Sportに至っては前後異径ですので、余計に初期値での回転数差があります。ですので、いざという時にきちんとシステムが空気圧低下を検知する様に、あるいは異常もないのに頻繁に作動するのを防ぐ様に、忘れないでリセットしましょう。

方法は簡単です。まずはMENUの「車両情報」から入って・・・

「車両ステータス」を選びます。

すると以下の様な画面になりますので、左側に並んでいるメニューの上から二番目、タイヤの断面図の様な絵に「RESET」と書いてあるアイコンを選んで実行します。

実行するかどうか聞かれるので、はいと答えてからしばらく走行するだけです。走行しなければならないのは、もうお分かりですよね。だって、回転数の初期値をシステムに覚えてもらわなければいけないですから。

ですが、このシステム、簡便にランフラットと非ランフラットを交換できるメリットがあるものの、空気圧そのものを監視するシステムの方が簡便な気がするんですよね。まあ、走りにこだわるBMWのことですから、ホイールに何らかの付加物をつけなければいけない空気圧監視システムではホイールバランスが崩れることを嫌ったのでしょうかね。

私もしばらくしていません。

こんなことを言っている私はすでにやっただろうと思われるでしょうが、実はまだなんです(笑)。冒頭の分の、自戒の意を込めて、というのはそういうことなんですよ。

いや、でも東京では急に寒くなりましたし、そのおかげでずっと体調崩しておりまして・・・という言い訳はあるにはあるのですが、これは早急にやらなければ!というくらいに急激に秋が深まってきていますからね。

どうか読者様におかれましても体調とタイヤの空気圧の管理にいはお気をつけください。

では、今回はこの辺で失礼します、ありがとうございました。

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15 件のコメント

  • 振り返れば、生涯で初のガイシャが今のF30BMWであり、初のランフラットタイヤ装着車でもあります。
    いまだかって、あまりよくわかっていないので、ココの記事を参考にして、給油のたびに空気圧チェックしております。スマートにかっこよくしかも気取りなく「しれっと」乗るにはこういった地道なメンテナンスが、功を奏すると自分自身に言い聞かせて頑張っております。

    • 蜜柑山 三郎様

      いつもコメントいただきありがとうございます!

      おっしゃる通りです!水面上は優雅に進んでいるように見える水鳥も、水面下では足を激しく動かして水を掻いています。日々の地道なメンテは、私はこの水鳥の足だと思っています。

      蜜柑山 三郎様が優雅にダンディに流してらっしゃるのは、安心して乗れるだけの裏付けがあるとなると、表面上の「しれっと」が益々輝くというものですね。

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

  • スタンドに行ったときに、気が向いたら空気圧はチェックしていますが、ランフラットでも圧はチェックですね。その後はリセット!少し面倒です。見える方もいますよ!南国??笑
    ぜひ、体調管理に、BMW以外の試乗に出かけてください。私は、最近レクサスにマイナー後のNXを見に行きましたが、営業さんが、まだ貴重なLC500ありますから試乗しませんか?というので、ハイブリットと両方ありましたが、5000NAに試乗してきました。素晴らしすぎる車でした。運転席が低すぎて、前が見えませんでした^^意外にも乗り心地が良いのには、驚きましたが!体調もすぐ良くなりますよ!笑

    • bmwpopo様

      いつもコメントいただきありがとうございます!

      ありがとうございます。体調もすっかり良くなりました。

      それにしても、「試乗の鬼」bmwpopo様復活ですね!今時貴重な5LNAエンジンの感触はいかがでしたか?レクサスLFAのエンジンはかなり官能性に飛んだエンジンなようですので、そのDNAが注入されていれば相当に気持ちのいいエンジンだったのではないでしょうか?

      是非是非、ご感想をお聞かせください!

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

    • 文章が抜けておりました。
      東京は寒いのですか?? 半袖の方も見えますよ!と書く予定でした。笑

      • bmwpopo様

        いつもコメントいただきありがとうございます!

        ここ数年、夏の後は急に寒くなる気候が続いているのは日本全国共通かと思いますが、既に東京は寒いです。クールビズも1ヶ月早く切り上げられましたが、言われなくても切り上げたであろうくらいの寒さですよ。半袖の方は気温の変化に衣替えの対応ができなかっただけかもしれません。

        では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

  • 先週末空気圧をチェックしてみました。
    案の定外気温の低下(それにしても急激ですね)とともにコンマ1から2位規定値から下がってました。

    所で自分は空気圧のチェックは、自転車ロードバイク用の高圧の手動ポンプを使ってます。
    補充程度なら十数回ストロークすれば入りますし、ゲージが正確なので重宝してます。

    • gsgsgs様

      いつもコメントいただきありがとうございます!

      ロードバイク用なら空気圧ゲージも付いているのでやりやすそうですね。私も持っているのですが、仏式オンリーなので、米式のクルマのタイヤに合わせるにはアダプターでもかませればいけるのかな・・・と思いつつ、ずっとやっていません。ロードバイクの時は乗る前に必ず空気圧チェックわしていたのに、クルマではやらないというのも、いけませんよね。大いに反省しております。

      gsgsgs様のコメントでなんだか意欲が湧いてきました!ちょっと今度試してみます!

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

  • E90当時のランフラットタイアは、確かに乗り心地の面で少し疑問がありましたが、
    F31の17インチ(Sport)ポーランドのBS製では、E46当時のチューブレスと殆ど変わらず
    随分進化したものと思っています。
    しかし、BMWはタイアだけでなく、ショックや、スプリングの常数を見直して、対応しているのではないかと推察しているのですが、、

    • 上ちゃん様

      いつもコメントいただきありがとうございます!

      E90の時というと、POTENZA RE050ですね。あれは固かったですねー(笑)。タイヤ自体というよりも、クルマ側のサスのセッティング自体が固かった気がします。ディーラーの方も、「これよりもE46の方が固かった気がします。」っておっしゃってましたから。

      上ちゃん様のおっしゃる通り、バネ定数の見直しをしたのでしょうね。個人的には、バネ定数やダンパーだけでなく、取り付け剛性のアップやブッシュなど、総合的にブラッシュアップしていると思います。そうでもなければ、F系であそこまで乗り心地よくはならないでしょう。

      いずれにしても、今のBMWは完全にランフラットタイヤを履きこなしていますよね。

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

  • ここのところ寒くなりましたし、pontaさんの仰る通りですね。
    結構マメにエアチェックする方だと、自分では思っていましたがこのところしてないことこの記事を読んで気づかされました。
    遠出の前などはやってるんですが、このところそういった機会がなかったからかも知れません。
    今度の給油時にチェックします。

    • 寒梅様

      いつもコメントいただきありがとうございます!

      タイヤの空気圧、特にランフラットタイヤですと普通に走れてしまうのでどうしても意識から消えてしまいがちですよね。
      実は私も最近高速で遠出する機会がなかったので伸び伸びになってたんです。また、それだからこそ給油する機会もないという・・・。

      gsgsgs様のコメントで触発されて、家で惰眠を貪っているロードバイク用の空気入れを活用し、もっときめ細かく空気圧をチェックしようかと思案中です。

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

  • 久しぶりのタイヤ話ですね!
    私も最近空気圧をチェックしていなかったので、昨日給油の際にチェックしてみたら予想以上にかなり入りました。
    おっしゃる通りバルブからのエア抜けよりも、気温の変化によるものが大きいのでしょうね。
    それにしても私的にはタイヤに関しては「ミシュラン」への履き替えのほうが関心が高いのです…(笑)

  • Pontaさんもそうかと思いますが、自転車に乗っていると当然空気圧計と米式バルブ対応の手動ポンプは持っています。
    でもズボラ癖が出て車の空気圧をスタンド以外でチェックした事がありません。
    gsgsgsさんのなされている様に自分でやってみるのも大切ですね。
    トランクに放り込んで洗車のついでにやってしまおうかな、週末晴れたら。

    • あっきろ様

      いつもコメントいただきありがとうございます!

      あ・・・私の空気入れは仏式オンリーなので米式がないんです・・・。アダプターみたいなので対応するしかないですね。

      私もgsgsgs様のコメントでかなり触発されました!トライしてみます!

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!

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