40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

スタッドレス交換はいつになるのやら。

今年の冬の気圧配置は、以前東京で豪雪が降った時と似ているそうですね。ラニーニャ現象や黒潮の蛇行などのことらしいですが、そうなると今年の冬は東京でも雪が降る可能性が大いにあります。早くスタッドレスに交換しないといけないのですが・・・

豪雪時、頼りになるのは雪道を走れるクルマ

私は東京に住んでいるので、豪雪に見舞われることは、普通でしたらまったくありません。個人的には小さい頃に豪雪地帯に住んでいたことがあるので「冬には雪が大量に降るもの」という頭なのですが、東京の冬というのはひたすら乾燥して埃っぽく、私にとっては結構不快な季節です。

それでも、東京が豪雪に見舞われることはあります。こんなことをいうと豪雪地帯の方に笑われますが、東京では10cmの積雪でもあろうものなら公共交通機関は麻痺、やめればいいのにノーマルタイヤのクルマが乗り出してきて立ち往生という光景が繰り広げられます。

ですが、ここで一つ申し上げておきたいのは、東京の冬って基本が「乾燥して埃っぽい」というのがデフォなので、そもそも雪に対する備えってハード面でもソフト面でもできていません。

ハード面というと、豪雪地帯には必ずある融雪パイプはもちろん、除雪車なんて洒落たものもありません。そして、雪かきをしようにも雪かき用のスコップをおいてあるホームセンターなんて皆無ですし、雪国では売っている、あの金属スパイクのついている靴をおいてあるのも見たことがありません。まあ、今ではなんでも通販で購入できますけどね。

ソフト面というと、もうこれは「雪をなめてかかっている」につきると個人的には思います。雪国の方から見ると、なぜ降雪時にノーマルタイヤで走るという発想になるのか不思議でしょうけど、東京に住んでいる人って、出身がどこであれ、「これだけクルマが走っていれば道路には雪は積もらないだろう」と考えているとしか思えないんです。

ですが、豪雪地帯に住んでいた私の経験からすると、クルマがいくら走っていようが、積もるのが雪です。当たり前なんですけどね。

そして、公共交通機関の麻痺ですが、これはもう、東京在住の人は普段の生活を充実した公共交通機関網に頼りきっている、というかそれが動いているのが前提なので、これが麻痺すると生活自体が一気に破綻します。私たちも東京で週末2週間連続で大雪が降った時は、週末の買い出しに行けずに食料すら家になくなりました。

こういうことがあるので、私は東京でもスタッドレスが必須だと思うようになったんです。

チェーンでいいのではないかという意見もありますが。

先ほどソフト面では「雪を甘く見ている」という話をしましたが、チェーンに対する知識もありません。

東京に大雪の予報が出ると、まずニュースで報道されるのが、カー用品店にチェーンを買いに殺到する姿ですね。ここでチェーンを購入した方って、どうすると思いますか?もちろん、装着しますよ。ですが、幹線道路と住宅街では雪の残り方が全く違うので、自宅から幹線道路まではチェーンが必要なのに、幹線道路ではチェンが必要なくなっている、という自体が起こります。

ここで、チェーンに対してちゃんとした知識を持っていれば、スピードを抑えて走るか、あるいは外すと思うんです。配送のトラックなどはそうしていますが、自家用車は外すのが面倒なのか、そのままそうこうしている方もまま見受けられます。

結果、チェーンが切れますよね。そのようなチェーンが道路脇に転がっていることがあるんです。最近は少なくなってきましたが、これは事実なんですよね。でも、そうはいっても住宅街ではチェーンをして、幹線道路に来たら外すってかなり面倒ですし、危険です。路肩に駐車してやるしかないのですが、これは追突や渋滞を引き起こす原因になります。

そうなると、ところを選ばないスタッドレスが有利だということになります。これはどんな方でもわかっていることだと思うんですよね。

でもスタッドレスはお高すぎ!中古タイヤと言う手もあります。

そうなんですよ。滅多に降らない雪への備えにスタッドレスとホイールのフルセットを揃えるというのは、経済的に合理的ではないと言い切れます。私はたまたま当ブログの読者様からお安くお譲りいただけましたが、10万円くらいかかるとなると尻込みしてしまいますよね。

でもチェーンは付け外しが面倒、でもスタッドレスは高い・・・と堂々巡りになってしまうのですが、あまり雪が降らない地方の方にとっては、中古タイヤというのも選択肢の一つとしてありなのかな、と思います。

中古タイヤなんて、言葉のイメージからしてあまりいいものがないとお思いでしょう?でも、そうでもないんです。特にスタッドレスなんかは、積雪がある地域の方以外にはリーズナブルであるに越したことはないので、有力な選択肢として考えるべきです。例えば、太平タイヤさんとかは有名ですよね。

太平タイヤ

この季節、かなり繁盛しているようですが、これはもちろんスタッドレスの需要でしょう。タイヤってクルマの維持費の中でも車検の次の次くらいにお金がかかりますから、私はなんら不思議ではないと思っています。

サイズを探すときには、外径を合わせのと、ロードインデックスに気をつけてくださいね。念のため、そのことを書いた記事のリンクを下に貼っておきます。

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そういう自分も早く変えないと。

もう、季節柄しょうがないのですが平日は忘年会、休日も子供の習い事などの「今年最後の〇〇」などの催し事などで時間が取れなくて、実はまだスタッドレスに交換しておりません(汗)。いい加減まずいですね。

どうしてこうも年末というのはやることが多いところにさらにポコポコと予定がはいってくるのか毎年不思議でならないのですけど、今年はカレンダーの並びが悪いからか、特に多い気がしますね。

来週になればだんだん東京の道も空いて来て走り頃になってくるでしょう。今年最後に、愛車とじっくりと向き合って、スタッドレス交換後のドライブを楽しむのも悪くないですね。きっと、そうすることで最近当たり前のようになってなれてしまったPrimacy3の印象をまた新たにすることができるでしょうし、もしかしたらX-ICEの印象も変わってくるかもしれません。

X-ICEと言えば新型のX-ICE-3が出ています。欧州ではスノータイヤあるいはオールシーズンタイヤでも結構いけるようなのですが、日本の雪道は過酷な条件であるのはよく言われていることでして、きちんとしたスタッドレスでないと走破性や安全性に問題があり、したがってスタッドレスは日本のメーカーのものがいい!という結論になりがちです。

ですが、ミシュランは日本で徹底的にテストをしてブラッシュアップしているので心配なく履けるスタッドレスですのでオススメです。相変わらず、速度記号が日本製のスタッドレスが軒並みQ(最高速度160km/h)な中、T(最高速度190km/h)、さらにサイズによってはH(210km/h)が与えられており、ドライでの高速走行を犠牲にしていない=高速安定性が良いのが大きな利点ですね。これは、ほとんどドライ路面で過ごす、降雪がほとんどない地域のドライバーには本当に心強い性能だと思います。私のXI2でも雪上性能は素晴らしいことは確認済みですので、雪国にお住いの方でももちろんオススメですよ。

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あ、人にオススメする前にまず自分が早く履き替えないさいとおっしゃる?ごもっともです。次の週末には変えます・・・って週末ではなく既に年末ですね。これはもうお店がやってなさそうな気がします。というわけで年明けですね(泣)。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。