今日、家に帰ったら大きな葉書の様な郵便物が来ていました。見慣れないそのサイズの郵便物、裏を見るとBMW以外の何者でもないのですが・・・。
Toto BMWじゃない!
その郵便物を見て、私はてっきりお世話になっているディーラー、Toto BMWさんからの案内だと思いました。だって、私のところにくるBMW関連の案内って全てそうですから。
なるほど、「バリュー・メンテナンス・キャンペーン」ね。ワイパーブレード交換で10,200円って・・・流石に高いなー、サービスインクルーシブ出ないと変える気にならないなあ、などと思いながら見ていて、少し違和感を覚えました。
何というか、Toto BMWですともう少し「イベント感」のあることをするはず。確かにノベルティが付いていますが・・・と思ってよく見ると、何とまさかのBMW Tokyo!しかも笹塚サービスって・・・全然近くないです(笑)。確かに東京都内、特に23区内のBMWディーラーといえばほぼBMW Tokyoですが・・・何で?!と少し混乱しました。
うーん、まあ、恐らく、何かでトラブった際に目についたBMWディーラーに入ったことがあり、その時にそういえばアンケート的なものを書いて住所と名前を書いた様な気もします。だとすると、随分とまあ、忘れた頃に送って来るものです。それだけ顧客管理がしっかりしているというか、または逆に今まで忘れ去られていたということかと思いますが(笑)。
よく見ると、全てE90の323i用のパーツが記されています。やはり、323iでステアリングの舵角センサーがおかしくなった時に駆け込んだ、あそこがBMW Tokyoのディーラーだったんだ、とようやく合点がいきました。
カ、カルシウムバッテリー?!AGMバッテリー?!
それにしても気になるのが、「BMW純正カルシウムバッテリー」なるものです。
何だか骨に良さそうな、というか搭載したらボディがしっかりしそうな名前ですが・・・バッテリーってカルシウムなんですか?!鉛じゃないの?!ど、どこがカルシウム?!液?!と思って調べて見ました。
簡単にいうと、どうやら電極にカルシウムが使われているらしいです。確かに鉛も使っていますが、純粋な鉛を使うのではなく、鉛合金、つまり鉛以外の成分が入っているのだそうです。
そしてカルシウムバッテリーの利点は、バッテリー液が減りにくいこと。昔は点検でよく、バッテリー液を補充しました、なんて言われたものですが、これが頻繁には必要なくなるらしいんですね。そして、自己放電もある程度防ぐとのこと。つまりは、「メンテナンス・フリー」に近いものなのだそうです。うまくいけば寿命も従来のバッテリーよりも長引かせることができるものだそう。と言っても、やはり従来のバッテリーに比べて、ということです。
そしてよく見ると、AGMバッテリーなるものがさらに高価格でラインアップされています。これは?!カルシウムよりも強いバッテリーがあるのか?!と思ってまたも調べて見ました。
すると、AGMというのは、「アブソーブド・グラス・マット」なる素材を使用して、さらなる自己放電の抑制などを実現した「完全メンテナンスフリー」のバッテリーなのだそうです。アイドリングストップ装備車などのバッテリーを国試する現代の車にはぴったりだそうです。
い、色々あるんですねえ。びっくりしました。
でも、こうして見ると、F30系ではもれなくアイドリングストップが装備されているのできっとAGMバッテリー何でしょうかね?いますぐ知る手段はありませんが、恐らくそうなんだと思います。
どうりで320iの時も全くバッテリーがへたる兆候を示さないと思っていました。
行くつく先は・・・
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いずれは内燃機関車にもこうした最先端のバッテリーが搭載されるのでしょうか?或いは、そこまでバッテリーの容量にシビアではないので、コストダウンされた従来型のバッテリーになるのか?これはきっと、スポーツモデルなどの軽量化が必要となるモデルには次世代バッテリー、そしてそこまで運動性能の要求性能が高くないクルマにはコスト重視の従来型バッテリー、という住み分けがされて行く様な気がしています。
昔はクルマの弱点とまで言われたバッテリー、本当に進化しているんですねー。いや、今回は本当に勉強になりました。だって、カルシウムですよ、カルシウム(しつこい)。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。