40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

今年1年の試乗のハイライトは・・・。

BMW

気づいたらもう大晦日ですね。なんだか今年はやたらと1年が早く過ぎたといいうか、年末バタバタしたこともあり年末気分に浸らないままにここに至っています。さて、今年もありがたいことに色々な車に試乗しましたが、自分なりにハイライトを考えてみました。

まずは何と言ってもALIPNA D3!

もう、これは間違いありません。誰がなんと言おうと今年のベスト試乗車は文句なくALPINA D3です。

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印象は上記記事と重複するので避けますが、このクルマはw足しにとって本当にカルチャーショックでした。まさに私の理想のクルマはこれだ!と思いましたね。すでにモデル末期となっているF30系ですが、ALPINAであればまだこれから10年は戦えます。

そして、私が試乗する際に評価の基準となるのはやはり現在の愛車320dツーリングなのですが、そのクルマがベース(形だけですが)ということで、さらに我が愛車への愛着を強くさせてくれたという、嬉しい副作用(?!)までついていくるというものでした。今でも目を閉じてあの時のことを思い出すと、感動が蘇ってきます。

M2との楽しい日々。

あと、M2を短い時間とはいえ代車としてお借りできたのは本当に貴重な経験でした。

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これも今でも感触を思い出せるくらいの強烈な体験です。

このM2の個体は以前下ろしたての新車の時に試乗したものと同じでしたが、台車としてお借りした時にはエンジンの感触がさらに滑らかになっていて驚愕しました。BMW伝統の直列6気筒エンジンの底力というか、伝説はまだ健在であることを強く感じましたね。

そもそも、Mのような刺激の強いクルマですと、短い試乗時間ではその刺激の部分のみを強く意識してしまい、生活の相棒として使用するにはどうなのか?という点まではわからないことが多いです。ですが、このようにある程度の時間乗ったことでMは日常使用に耐えるということは確認できましたし、容易に秋のくるものでもないことも、いや、それどころかきっと生活を彩る存在になってくれるであろうことすら発見できたというのは大きな喜びでした。

もちろん、この結論はM4でもM6でも変わらないと思います。この2台はそれこそ限られた時間の試乗でしたが、このM2体験がなければ、この2台だって日常の相棒として素晴らしいクルマであることが想像できなかったかもしれません。

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5シリーズ、やっぱりよかった。

そしていち早く5シリーズ、しかも523dに試乗できたのも、タイミングがよかったとはいえ嬉しい経験でした。しかもその後、530e・540iまで高速試乗できたのは本当に嬉しかったですね。

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そしてマセラティ!

BMWではないのですが、マセラティの試乗も個人的にはハイライトです。

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そして世代としては旧世代に属することになるのでしょうが、グランツーリスモにも見事にノックアウトされました。何でしょうね、Mとは違って声高に主張するアスリート、という感じです。あ、意味わかりませんよね?(笑)Mって、クルマに詳しくない人からすると「フツーのビーエム」と何が違うのかよくわからない、という感じのアンダーステートメントなクルマであることはご高承の通りですが、マセラティは見るからに「スポーツカー」と見られるスタイリングと、本当に声高に主張する排気音、あのマセラティ独特のいい音ですが、Mとは決定的に違うんです。

これも普段から当ブログで申し上げていますが、BMWが大好きな私でも、BMWがどの程度の立ち位置にいるかというのは、たまに他メーカーのクルマに乗って見ないと見失ってしまいます。そういう意味ではメルセデスやアウディなども乗りましたが、やっぱり根本的にはそのクルマが持っている「文化」が同じなんですよね。でも、マセラティのように、目指すところは「走る楽しみ」というところはBMWと共通しているのに、「文化」が違うというのは、本当に衝撃的でした。

今年1年、ご愛読いただきありがとうございました!

最後になりましたが、2017年もたくさんの方にご愛読いただきましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。

最近、コメントへの返信が滞っておりますが、全てじっくりと読ませていただいておりますし、この休み中に一気呵成にご返信申し上げるつもりでおります。

本当に今読んでいただいているあなたの存在こそが私の支えです。読んでくださる方が少しでもいらっしゃる限り当ブログは続けていきたいと思っています。

また、私がこうして試乗車を振り返って「楽しかったな〜」とニヤニヤできるのも、Toto BMWさんをはじめとして、現在はqマセラティ幕張にいらっしゃる前担当のUさんのおかげです。試乗に祭してお世話になった全ての方々にこの場を借りて御礼を申し上げます。

では、今回はこの辺で失礼します。来年も当ブログをよろしくお願いいたします!