40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

新型6シリーズ、順調に開発中のようです。

BMW

以前当ブログでも、若干「本当かいな?」というニュアンスでお伝えした現行5シリーズGT後継の「6シリーズ」、順調に開発されているようです。

6シリーズが「GT」って本当に本当なの?

どうも、本当に6シリーズは現行「5シリーズGT」の後継車ということで確定のようですね。以下の記事をご覧ください。

BMW 5シリーズGT改め6シリーズGT、テールスライドしまくるスノーテスト

BMW 「5シリーズグランツーリスモ」(GT)の後継モデルとなる、「6シリーズ グランツーリスモ」のウィンターテストの模様を捉えました。

駐車しているプロトタイプを撮影した後、走り出す車をカメラが追いました。

豪雪のテストコースに出ると、スピード上げ、テールスライドをしまくり走りさるプロトタイプを捉えています。

もちろん、ミスではなくテストですが、広大な敷地でスノードライブを楽しんでいるようでした。

パワートレインは、1.5リットル直列3気筒、2リットル直列4気筒ターボのほか、「xDrive 40e」プラグインハイブリッドのラインナップが予想されています。

(APOLLO)

(クリッカー APOLLO)

いやー、本当なんですね。短い記事ですが、もう既にこんなに雪道でテールスライドさせて楽しめるくらいまで出来上がっているということでしょう。もしかしたら、DSCの作動状況の確認かもしれませんね。

ダウンサイジングっぷりも以前の報道と変わらないのでほぼ確定ですか。

相変わらず1.5L直列3気筒と2L直列4気筒が搭載されるという報道です。

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GTということは現在の感覚でいうと5シリーズのボディをストレッチしてハッチバック化することでその名の通り「グランドツアラー」としての性質を与えたクルマです。ボディをストレッチするとその分床部分を補強しないとボディ剛性が落ちて乗り心地や運動性能に悪影響があるので補強の必要がありますよね。

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しかもハッチバック化すると開口部面積がベースとなるセダンと比べて大きくなるので、これまた補強が必要になります。3シリーズでもセダンとツーリングでは、同じ320dで比べても70kgも違いますから、いかにハッチバック化にあたって補強が必要なのかわかろうかというものです。

ではセダンの320iと3シリーズGTではどのくらいの差があるのか?つまり「ボディのストレッチ化に伴う補強とハッチバック化による補強の合計」がどのくらいかというと・・・160kgもの差です!

単純に考えて、いかに軽量化されたとはいえ、新型5シリーズのセダンにこれだけの車重が増加して、それでいて5シリーズセダンにすら設定されない1.5L直列3気筒までラインアップするというのは、正直申し上げて、私にはさすがに不安しかありません。

PHVの設定が。

ですが上記の記事ではPHVとして「640e」なる車種が設定されるということも言っていますね。おそらくこれは日本にも必ず導入されるでしょう。最近のBMWの例からして「2L直列4気筒(強力版、740eでは190kw(258ps))+モーターアシスト」を「40e」と呼ぶので、これが搭載されると考えてよいでしょう。7シリーズではシステムトータル出力は240kw(326ps)を発揮していますね。

ですが・・・2L直列4気筒が強力バージョンならまだしも、通常の135kw(184ps)バージョンだと、さすがに格差が大きすぎませんかね?そして、1.5L直列3気筒の立場が・・・と余計な心配をしてしまいます。

これを実現しようとしたら、新型5シリーズよりもさらなる軽量化が求められるところです。ということは・・・まさかのカーボン・コア採用ですか?いやいや、さすがに量販が見込めない車種なのでそれはないと思いますが・・・。

なんでディーゼルがないのでしょう?

そして、「GT」なら欲しいのがディーゼルです。なぜって、ちょっとクルマにお詳しい方ならご存知の通り、「GT」とは「Gran Turismo」の頭文字、つまりヨーロッパ大陸のように広い場所で国境を越えて移動するための乗り物なんですよね。ですから、ある程度の余裕のあるパワーと運動性能が求められますし、何より余裕のあるトランクスペースなどの実用性と、長距離移動をこなせる快適性も求められます。このパワー以外の部分がスポーツカーと一番違うところです。

長距離移動となると、やはりPHVよりもディーゼルが向いているのは明らかです。現行3/5シリーズGTにディーゼルが設定されていないのも解せないところですが、PHVにして荷室スペースを侵食してまでGTとして作るのも本末転倒な気がしています。

「630d GT xDrive」とか作ってくださいよー!買えませんけど(笑)。

まとめ

過激なダウンサイジングっぷりが予想されていますが、個人的な予想ですと、実は日本には1.5Lモデルは導入されないのではないかと思います。そして、2L直列4気筒は、ハイパワー版が来るのではないかと。

そうすると、ラインアップは「630i GT」と「640e GT」ですね、きっと。って車名まで勝手に考えてしまっていますが、ほぼこれで来ると予想します。これなら、バランスも取れていますし、違和感を感じないですね。

この予想が当たるか外れるか・・・それは6シリーズが発表になってからのお楽しみということで。もし外れていたら記憶から消し去ってしまってください(笑)。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。