40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

鴨川シーワールドへgo! 涼を求めて・・・

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暑かったですね〜。本格的な夏の到来の予感がします。こんな日はお手軽に涼しげな場所、水族館がいいんじゃない?ということで行ってまいりました、鴨川シーワールド!

我が家のスタートの遅さが幸いしました。

まずは昼ごはんを食べて、どこに行くか、会議です。

「京王レールランド」

息子の意見ですが、実はこのあいだ行ったばかりなので却下。そこでハタと思い出して提案してみました。

「鴨川シーワールドでニモの仲間たちを見ようか?」

ご存知の通り、続編「ファインディング・ドリー」の公開に合わせてテレビで「ファインディング・ニモ」が放送され、今日も息子は朝1で録画した「ファインディング・ニモ」を見たばっかりです。

これには息子も目を輝かせて賛成したので早速出発することにしましたが、時に午後1時45分。

鴨川シーワールドに行くのははじめてではなく、順調に行けば1時間45分強くらいで到着します。ここで入場料がなんとか安くならないかと調べていると耳寄りな情報をネットで見つけました。午後3時15分以降に入場すると大人1,500円、子供1,000円で入場できる「トワイライト入園プラン」。通常の入園料は大人2,800円、子供1,400円ですので、大幅に安くなります。

というわけで急がず慌てず、ゆったりと目的地を目指しました。

往路は順調そのもの。

3連休最終日ということもあったのでしょうが、高速は渋滞もないどころかクルマが非常に少なくて快適です。無理なく自分のペースを保って運転できますので、基本的には高速道路は80〜100km/h、一般道も50~60km/hを基本的に維持して向かいました。市街地以外ほぼ全行程ACC使用です。その割に燃費は伸びず、往路の燃費は17.6km/h。登りで大きく燃費を落としてしまったのが響きました。

出発時にカーナビタイムが示した到着時刻は午後3時20分。トワイライト入園プランにはちょうどいい時間です。ただあまりに順調すぎて、いつもは到着時間が極めて正確なカーナビタイムも少しずつ到着時間が早まり、結局3時16分に着きました。

鴨川シーワールドといえばシャチ!

・・・ですが、今日のお目当ては映画の登場キャラの魚たち。

ちゃんといましたよ。まずはギルとドリー。

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そして正確には映画に出ていたカメはアオウミガメのようなのですがアカウミガメの赤ちゃん。スクワートですね。

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これめちゃくちゃ小さくて可愛いんですよ。

そしてお待たせ。主役のニモなんですが・・・どこにいるんだ?!ニモ?!

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・・・多すぎです。カクレクマノミ、全然隠れていません。

それよりもわかりやすく向かいの水槽にいたクマノミが鮮やかなオレンジ色でキレイでした。

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結構オレンジ色に黒みがかっていたり、オレンジ色が黄色寄りになっていたりする中で、この個体だけは本当に混じりけなしに鮮やかなオレンジで見とれてしまいました。

やはりテレビで放送した影響は絶大で、あちこちで大人も子供も「ニモ!」「ドリー!」と歓声をあげていました。

この他にも鴨川シーワールドにはブロート(ハリセンボン)、ジャック(アカシマシラヒゲエビ)、マダラトビエイ(エイ先生)やペリカン(ナイジェル)までいて、かなり映画の登場キャラが揃っています。

やっぱりシャチ!

結構はしゃいで見て回りましたのでちょっと外でかき氷でも食べようかと売店で休憩していると、横の建物から音楽が流れ、歓声が聞こえてきました。何かのショーをやっているようでしたので行ってみるとイルカのショーでした。

息子は小さい頃はイルカが大好きで、水族館に行くと必ずイルカのショーを見ていたのですが、最近は見すぎて飽きている様子で、途中でもういいと言い出してしまいました。

仕方ないので席を立ち、やっぱりシャチは見ておかないとね、ということでシャチのプールに向かいましたが、タイミングよく10分くらいするとショーが始まるようでした。

息子もこれはどうやら見たいようで、前の方の席に陣取ります。ご存知の方いらっしゃるかと思いますが、このシャチのショーって水がかかるんですよね。盛んに係のお兄さんが注意していますが、息子は意に介さない様子。それでも濡れたら困りますので300円のビニールのポンチョを購入して私と息子だけ着ました。家内は水のかからない上段の席に避難です。

そして「はい、始まりまーす」みたいな掛け声もなくいきなり勝ついつの間にかショーが始まっています。まずは挨拶代わりに目の前でジャンプ!

水槽の海水が滝のように降り注ぎます。そうなんです。このショーはこれが売りなんですね。

従って写真はありません(言い訳)。

まあ、こんなのは序の口でした。その後、横向きに目の前を泳いでいくのを見て息子と感心して、「お〜すごいね、横(向きに泳いでる)」と言いかけた「横」のタイミングで巨大な尾びれで水をかけられます。

また先ほどよりも多い量の水が滝となって降り注ぎます。観客席は阿鼻叫喚。いえ、喜んでいるんですけど。

そして今の期間は「Summer Splash」と銘打って、何か特別なことをしてくれるようです。トレーナーさんがシャチの鼻先に乗って高々とジャンプしたりと見ごたえのあるショーが続きますが、息子はまだ水が浴びたりない様子。

そこへ係のお兄さんがまた注意喚起します。と見る間に目の前にニョキっとシャチの大きな尾びれが。

そのままそこでバシャバシャと・・・もう目なんか開けてられません。どころか息もできません。本日最大量の水が団体で降ってきます。しかも結構長い時間。これがSummer Splashですか!

「あ、カバンの中のiPadとiPhone大丈夫かな・・」と一瞬頭をかすめましたが、それよりも自分の息を確保するのが精一杯。

ようやく目を開けて周りを見渡すと、隣のお兄さんは勇敢にもポンチョなしでしたが、Tシャツ絞ってます(笑)。息子も十分かけられたようではしゃいでいました。

私はというと、ポンチョから出ていた袖がびしょびしょ。ついでに靴と靴下も絞れそうなくらい濡れました。

が、目的達成です。何が、ですか?タイトルをごらんください。鴨川シーワールドには「涼を求めて」行ったんですよ。いえ、お魚を見て涼しげな気分ん浸るのではなく、本当に涼しくなりに行ったんですから。

帰路は渋滞(アクアラインだけ。)

その後はびしょ濡れの体のままアザラシやセイウチ(赤ちゃんがいました!)、ペンギンなどを見て回り、閉館時間となったので帰路につきます。

帰路も木更津金田ICまでは極めて順調でした。が、そこから先は随分と混んでいます。試しにカーナビタイムの渋滞情報を確認すると、都内の首都高速はガラガラ!なのにアクアラインと京葉道路・東関道だけが混んでいます。

今日は千葉県大人気ですね。

まあでも、いつも混んでいる場所がいつも通り混んでいるだけのことですが、それにしてもアクアラインは構造上しょうがないとはいえ、なんとかならなかったんでしょうか?

  1. 木更津金田ICの激しい合流渋滞
  2. 海ほたるへ寄りたい人渋滞
  3. 海ほたるから出てくるクルマとの合流渋滞
  4. 最後の登りでの速度低下による渋滞

あの短い区間でこれだけ要素があれば容易に全線に渡って渋滞が連なることくらいは計画段階で予想できたはずです。当初はアクアラインは通行量が檄高(アクアラインだけで片道4,000円でした。)だったのでそこまでの交通量の増加を見込んでいなかったのかもしれませんが、いくらなんでも酷すぎます。

ご参考までに、1に関しては右車線に入れば避けられます。ですが、ここで何故か木更津金田ICから入ってきたクルマの中に右車線に無理やり入りたがるクルマが結構いるんですよね。渋滞の中で不要不急の車線変更をするとより渋滞が激しくなるだけですので、これはやらないほうがいいと思いますが・・・。その先、多少流れてでも遅くはないですよ。

2と3も基本的には右車線に避けておいたほうがいいです。ですが海ほたるが比較的空いていると、左車線のほうが圧倒的に進むので、なんとも言えないところです。

最後の登り。ここがどうにもならないですね。海の下に潜っていく以上、その分のアップダウンは必ず発生しますから。

ここには「ペースメーカー・ライト」が設置されています。首都高速でも「エスコート・ライト」といって3号渋谷線下り三軒茶屋IC手前の登りにもあったりしますが、あの、緑や青のライトがクルマと一緒に走るやつですね。あれにペースを合わせてもらうことで、上り坂での速度低下を防ぐようになっています。

今日観察してみましたが、ちょうど80km/hくらいですとライトのペースに合いますね。制限速度と同じですので理に叶っていますが、この渋滞を見ると果たして全てのドライバーが意識していて効果が最大限発揮されているのかどうか、疑問に思ってしまいます。

とはいえ、抜本的な対策ができない(海の下のトンネルですので)からしょうがないですね。ディーゼルですと低回転域からトルクがあるので、多少の登りでは特に意識してアクセルを踏み増さなくてもスピードは落ちないのですが・・・。

運転に関してはここでもACCをずっとオンにしていましたので、極端に疲労することはありませんでした。

そうは言ってもやはりACCといえども完全ではないので、特に渋滞中は前走車を正しく認識しているかどうかは常に気を付けていなければいけません。

でもACCを適切なスピードでオンにしていると渋滞中も無駄な加減速をしないので、燃費が極端に落ち込まなくていいですね。

家に帰って。

このように激しい渋滞に巻き込まれたにも関わらず、意外にも早く家には帰り着くことができました。さすがはカーナビタイム。他の渋滞箇所と旅行時間の差を比べて、結局はアクアライン経由が早く着くと踏んでこのルートを案内してくれたのでしょうが、結果は正解だったと思います。

今日の平均燃費は18.2km/h。エアコン常時稼働と帰路の激しい渋滞を考慮すると中々優秀だと思います。

で、家に帰り着いて私と息子が最初にしたのは・・・もちろん服を脱ぎ捨てて思いっきりシャワーを浴びて潮を落としました。

これからの季節、映画のキャラも揃っていますし(水族館側では特にアピールしていませんが)、シャチのショーで水を思いっきり浴びて涼もとれるので、一石二鳥です。むしろ冬は確実に風邪をひきそうですので、夏しか体験できませんね。

特に小さなお子様連れの方にはオススメです。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。