40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

Carly for BMWでコーディングしたら、カーナビのスピードロックが解除できました。でもやっぱり使いません・・・。

BMW

以前の記事の中でちょっとだけ触れましたが、実はCarly for BMWのNBTコーディングメニューのロックを解除して、いくつかコーディングを試してみました。その結果、カーナビのスピードロックが解除されましたが・・・

DRLに並んで一番人気のメニューのはずなのに遅れてきた、NBTコーディング

NBTに含まれるメニューに関しては以下の記事をご覧ください。

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この中の、「Video in Motion」を1から3まで有効化したわけです。

そうは言っても、以前当ブログのどこかの記事の中で申し上げましたように、私はクルマの中でテレビを見ません。理由は単純に必要がないから。私にとっては運転の方が楽しい行為なんです。

とは言っても、渋滞中に退屈した子供に何か見せた方が静かな時もありますし、カーナビも、文字入力は無理にしても、行き先を選ぶくらいは走行中もできたらいいのに、とは思っていました。

今年の1年点検で代車の318iをお借りした時、インフォテインメントシステムがNBTのさらなる進化系、NBT evoになっていましたが、これですと音声で目的地の入力ができるんですよね。しかも走行中に。ご参考までに、NBT evoというのはこのような画面のものです。

余談ですが、このNBT evo、私が代車で318iをお借りした時にいつも通りサブ画面を表示して、首都高速などではそこに関し図が出るようにしていましたが、自車位置マークがオレンジ色なので、首都高速の渋滞表示のオレンジや赤とkさなってしまって見にくいんですよね。あ、首都高速の簡易表示って、このことです。

私のNBTでは青色なのでよくわかりますが、NBT evoではぱっと見すぐにはわかりませんでした。でも地図ではわかるんですよね。なぜかというと、「自車位置は必ず真ん中ちょい下に表示されているから」です。期待したところにありさえすれば視認性には問題ないのですが・・・。

ちょっと脱線が過ぎましたね。

さて、コーディングで走行中も使用できるようになったカーナビですが、使い心地はどうなったのか?!感想を率直にいうと・・・やっぱり使いませんよ、これは(笑)。

コーディングの一番人気メニューなのになんで?!

私はまだCarlyなどのお手軽コーディングが一般的になる前にショップに1項目1万円とかでカーナビのスピードロック解除を頼まなくてよかったと、心底思っています。もうやってしまった方には申し訳ないですが。

なぜかというと、あの目的地を設定するまでの階層の深さというのはどうしようもないからです。つまり、結局は画面を注視しながらiDriveコントローラーでクリクリといつまでも探さざるを得ないために非常に危険なんです。

ですが、実は私もDVDが走行中に見れるものだとばかり思って解除したらカーナビのスピードロックまで解除されていたのに気づいた時は、普段使っているカーナビタイムではなく久しぶりにiDriveカーナビを使いたくてしょうがなくなったことは告白しておきます。で、早速使って見たら、1回で「やっぱり使わないや」と(笑)。

カーナビタイムは話しかければ目的地設定が完了します。そのお手軽さは想像以上のものがあります。使い慣れた今でも感動するくらいですから(笑)。しかも最近のアップデートで、画面の下に道路名称が出るようになったのもポイントが高いです。これ、意外と対応していないカーナビが多いんですよね。でも、大体どこかに行くときのアクセス案内って、道路名称で書いてあるじゃないですか?そうすると、道路名称がわからないと話にならないんですよね。

私がいくら超絶方向音痴だからと言って、よく通る道の名前くらいは覚えていますよ?でもですね、よく通る道でも外堀通りなのか内堀通りなのかよくわからなかったりするんですよね。もうこうなると方向音痴以外の何かではないかと自分でも思ってしまうのですが(笑)、実はカーナビの黎明期からこの「道路名称表示」は魅力を感じていたにもかかわらず、ほんの一部の機種での採用にとどまっていたので、実はこの機能が追加された時には思わずガッツポーズをしたものです。

しかも、制限速度まで設定されているらしく、その道路名称の表示部に速度が表示されていて、それが制限速度を越えると真っ赤になるんですよ。これはさすがに画面を見ていなくてもわかるので、安全にも繋がるいい機能です。ただ、高速道路で速度制限が変化するところ、例えば中央高速の三鷹料金所〜八王子間などは苦手のようで、100km/h制限の箇所でも80km/hを越えると赤くなるのはご愛嬌ですね。

スクリーンショットを取りたいのですが、何せ全てが走行中のことですので撮れません(泣)。今度、家内に撮ってもらってご披露することにしましょう。

カーナビタイムが最新カーナビの基準に合わせて進化しているので、便利すぎる。

一言でいうと、このタイトルが「走行中にiDriveカーナビの操作が可能になっても使わない」理由です。

イマドキのカーナビであればもっとすごい機能が付いているかもしれません。ですが、カーナビ専用機ではない、タブレットやスマホを宿主としたアプリなのに、かなり本格的な機能を次々とアップデートで実装して行くのは大したものです。

iDriveって、そういうことはできないんですかね?かねがね疑問なのですが、コストのためとはいえ、どうしてそう拡張性のないシステムにしてしまうのでしょうか?イマドキということでいえば、2万円台で購入できるのーとPCだってあるというのに。せめてそのようなものを心臓部にしていれば、大規模なアップデートでiDriveやカーナビの機能を進化させて行くことはできるはずですよね。

私はiPad mini4で使用していますが、通常サイズのスマートフォンでも十分使えますよ。現に私、iPad mini4の前は、Xperia Z3 Compactで使っていたんですから。

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しかも渋滞回避・到着時間に影響を及ぼさない範囲での最安料金でのルート選択など、積極的に宣伝してはいませんが嬉しい機能が盛りだくさんです。

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エピローグ

ところで、Video in Motionを有効化したのに、カーナビ以外はまだ試していません。もともとTVチューナーはオプションですのでつけませんでしたし、息子にDVDを見せる必要性がある場面もなく・・・しかもその場合もiPad mini4で済んでしまいますし。

BMWが今のインフォディスプレイのモニターを車の真ん中にデンと据えた時、BMWはこう言っていたのを私は忘れていません。

「これからはタブレット的な端末がこのようにしてクルマに搭載されるだろうと考えている。」

7シリーズの後席アームレストには確かにタブレットが仕込まれています。ですがそれは本当のタブレットではなく、後席アメニティを操作するだけのためのもの。

私がBMWがタブレットが搭載される方向に行くと言った時にはその先見性に感銘を受けたものでした。そこにBMWのアプリをダウンロードすればiDriveとして使用できるし、カーナビは好きなアプリをダウンロードすればいいという使い方ができる!と思ったんです。つまり、「カーナビ標準装備」なんてもう古い、これからはタブレットでなんでも可能になる時代だ!と思っていた私の考え方にマッチしたんですよね。

ですが・・・未だにBMWの新型車を見てもその兆しは見えません。今後の新型車のキーワードは「コネクティビティ」ですが、それですらタブレットやスマートフォンを使った方が汎用性も高く、拡張性も高いはずなので、残念でなりません。

今度発表される3シリーズで実現して欲しいですが・・・まだ無理ですかね。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。