最近、GT以外に3シリーズのニュースが少なくてちょっと寂しい思いもしていましたが、3シリーズにもオシャレな限定車が出ました!その名は「CLASSIC」、古き良きBMWを感じさせる1台になっています。これは大注目ですよ。
3シリーズセダンの限定車がようやく!
2シリーズツアラーのおしゃれな限定車「Fashionista」を羨ましく眺めていた3シリーズ狙いの方に朗報です。Fashionistaに劣らないおしゃれな3シリーズセダンが全国限定200台で登場しました。
いかがですか?リンクをご覧になってみて。これは相当におしゃれですよね。
特別装備内容もデザインコンシャス。
まず外観で目を引くのが鮮やかなボディカラー。BMW3シリーズで一番人気と言えるアルピン・ホワイトⅢ、それに私一押しのメディテレーニアン・ブルー、そしてこれも私推しの色、メルボルン・レッド。
フランス国旗かよ!と突っ込みたくなりますが、多分、この色はちょっと「フランス」と聞いて日本人の我々が意識する「オシャレさ」を連想することを狙っていると思います。
ですがそんなあざとい話はどうでもいいです。本当に美しい色ですよね。
そして、ウィンドウモールディング(あの、窓枠の銀色の縁ですね)がサテンシルバーというところも細部まで気を利かせています。これ、標準のLuxuryなどに付いているものってサテンシルバーではなくもっとピカピカしたモールディングなんです。ですがここであえてその光沢を抑えて上品さを醸し出しています。
ホイールもいいですね。標準ですと16インチホイールですが、このスタースポークの17インチはかっこいいです、上品な中にもスポーティさと華やかさが道誉していると思います。
そして内装に映ると、もう何と言っても合成皮革ながらベージュのレザーシートです。ベージュの内装というのは私も現愛車である320dツーリングを購入する時に考えたのですが、子供がまだ小さいので、すぐに汚されそうな薄い色の内装まで攻めていけませんでした。が、この318iの限定車を見ると、内装色というのは外装色の鮮やかさまで引き立たせるものだということがよくわかります。とにかく鮮やかでいながらも上品、まるで私と同じ3シリーズとは思えないほどです。
しかも、特別装備内容には触れられていませんが、写真を見る限りでは「CLASSIC」と書いてある純正キーケースが付いているのではないでしょうか?確かに、車に装備されているものではないですが・・・。キーの誤操作を防ぐためにわざわざキーケースを買い求めた私としてはこれも非常に魅力的だと思います。
もちろん、不具合とかそういう話ではないのですが、先日知人と話していたらぞっとする話を聞きました。その結果、必死でキーケースを探し出したのですが、どうも決め手がなく・・・。 あれ?リアゲート開いてる! 私は休日はクルマのキーをジーンズの前ポケ[…]
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ご感想までに、私が318iに試乗したときの感想はこちらに記しておりますので、よろしければご一読ください。
さて、先週末のToto BMWさんのイベントの最後にかけていただいた言葉が、今週中ずーっと私の頭の中でこだましていました。「318i試乗しに来てくださいね」。やっぱり行っちゃいますよね。ご好意に甘えさせていただき、試乗してまいりました![…]
というわけで318i CLASSIC、数年後に中古車で出てきたら個人的にはかなりの出物だと思います。忘れずにチェックしておきたいですね。
白・黒・シルバーで来なかったことに拍手!
当ブログでも何回もいお伝えしているのでいちいち過去の記事を引用することは避けますが、日本で限定車を設定する時には「白・黒・シルバー」にするといい、というのが輸入車業界では言われることがあるようですし、出てくる限定車を見ると実際にそうである気がします。
確かに、シルバーがシンボルカラー、長いモータースポーツの参戦史を持つメルセデスでしたらいいと思います。ここでその経緯を書くのは省略しますので、ご存知ない方は「メルセデス・シルバーアロー」でググった以下の結果をご覧ください。
BMWも結構最近やってくれました。F10型5シリーズの最後となった限定車が白・黒だったんですよね。
新型5シリーズのワールドプレミアも終わり、モデルの内容が漏れ伝えられてきておりますが、一方で現行5シリーズはいよいよ最終章です。BMWジャパン、中々粋なことをしてきました。その名も「THE PEAK」、F10の熟成の極みをアピールする限定車[…]
上の記事でもお分かりの通り、私は非常に残念に思いました。大ヒットしたF10がこんな終わり方をするなんて・・・と勝手ながら悲しくなったのを覚えています。
赤と青はBMWにとっても特別な色。
ではなぜ今回の限定車はこのような3色展開になったのでしょうか?
もちろん、限定車のコンセプトが「クルマの装いにこだわる」「ドレスアップ」という単語から想像できるものであるからというのが第一の理由です。
ですが、さりげなく「赤・青」を入れているのはこれも意識しているのではないでしょうか?
BMW乗りの大好物、「M」マークです。ここに薄い青、濃い青、赤が入っていますよね?一番左の薄い青はM Sport専用色のエストリル・ブルーに見えますし、濃い青はメディテラニアン・ブルー(または私の愛車と同じインペリアルブルー・ブリリアント・エフェクト(笑))、赤はメルボルン・レッドと言えなくもありません。
おしゃれに気を使いつつもさりげなくモータースポーツイメージをアピールしている、というのは考えすぎでしょうか?
ご参考までに、ボディカラーに関しては以前こんな記事を書いていますので、ご一読ください。
前々から思っていたんですが、BMWのボディカラー名って、特にスポーツ系のグレードでは多いですよね。ちょっと今のボディカラー名で見てみましょうか。 特にMで多い M3やM4のボディカラー名を見ていて、なんとかブルーとか言われて、「ん?なんだこ[…]
ちなみに、上の記事で唯一メディテラニアン・ブルーは「地中海の青」ですね。かっこいい!他2色は記事本文中と、読者様からいただいたコメントの中に登場しておりますので探してみてください。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。