この三連休、実はスポーツばっかりしていて連休らしいお出かけをしていませんでしたが、最終日の今日、山梨にあるほったらかし温泉へ行って来ました!
やっと連休らしくドライブ!
最近、中々遠出する機会に恵まれていなかった我が家ですが、さすがに3連休ともなると大胆に予定を入れまくっても、最終日だけは空きました。
じゃあどこに行こうか、と家族で話しましたが、そうはいっても暑い暑い海の日の今日、海に行ったら混んでるに決まっています(笑)。個人的には2日間のスポーツ三昧(というと健康的ですが、実際には無理やり動いていたので満身創痍です)であったこともあり、温泉にいってゆっくりしたいと願っていました。
そして話し合いの結果・・・何にも決まりません(笑)。まあ、これは我が家の常ですので驚きませんが、温泉に行きたいといってもワンパターンでは飽きられますので、私も苦慮していました。
そこでふと思い出したのが、以前見た関東周辺のオススメ温泉的なネットのニュース。そこで紹介されていたのが・・・名前はなんだっけ?とすぐに思い出せない温泉でした。なんだか、「えーそんなのあり?!」と思うようなネーミングだったようなことと、山梨方面だったこと、眺めがいいことしか覚えていません。
そこで困って、ネットで調べて見ました。「名無し温泉」だったっけ?違うようです。「名前のない温泉』?これも違いました。そこで視点を変えて「山梨 温泉」でググって果てしなく見えそうな検索の旅を続けていたら、それらしき温泉が見つかりました。
これですよ。何が「名無し温泉」なんでしょう(笑)。カスリもしていません。
それはいいとして気を取り直し、勇躍中央道へ向かいまいした。
実は私、中央道方面はなんとなく避けています。というのは、関東の方ならご存知だと思いますが、下りも上りも渋滞が激しすぎるんですよね。正直、関西方面の方にお馴染みの、中国道宝塚トンネルの渋滞が日にならないくらいだと思っています。だって、あっちは一応動くじゃないですか?ですが中央道の上りは小仏トンネルを先頭に、上野原付近が特にですが、ほとんど動きません。大月から小仏トンネルまで渋滞20km、なんて出ていたら、案内表示板がなんと言おうと渋滞を抜けるだけで2時間以上は確実にかかります。
ですが、今回はいつも通り、安定の我が家のスタートの遅さもあって、とりあえず下りは大丈夫そうです。というか、大丈夫でした。
が。
13時過ぎというのにもう上り線の渋滞が始まっています。帰路は別ルートを考えなければいけないなあ、と漠然と考えながら、ほったらかし温泉の最寄りIC、勝沼ICを目指しました。
フルーツ王国山梨
ご存知かと思いますが、山梨県といえばぶどうと桃が有名です。特に勝沼周辺はワイナリーもあったりして、日本の中の異国のようですが、今回訪問した山梨市も負けず劣らず。道案内をカーナビタイムに任せていなかったら確実に迷っていましたね。
だって、「フルーツ公園」の中を抜けていくんですもん。
確かに、途中に道案内の看板が立っています。「フルーツ公園の中を抜けていくんだよ」的な感じで。でも、その看板も、私が見る限りでは二つくらいでした。
その代わりに目につくのは、道路に並ぶ「ぶどう狩り」「もも狩り」「ぶどう直売所」「もも直売所」。すごい数です。大げさにいうと、ICを降りてからほったらかし温泉の手前まで、直売所を辿っていけば到着できるのではないかと思うくらいです。
残念ながら私は昔は桃が大好きだったのですが、花粉症になってからは桃はアレルギーが出る様になってしまったので、今回は素通りです。
そして、どんどん登っていきます。この登っていく途中に私の気を引いたのが、AZ山梨サーキット。
レンタルカートが5週1,500円からと書いてありました。もう少し早く行っていたら挑戦していたかもしれません。
そして、そのまま登り続けてフルーツパーク富士屋ホテルを過ぎ、温泉のマークが出てきますがあえて無視して進んでいき、狭いくなった道を10分ほど進んでいくと・・・ようやくたどり着きました。
あっちの湯、こっちの湯
実はこの温泉、BMW乗りには有名なのでしょうか?駐車場には意外と多くの車が止まっていましたが、なんともうG31型5シリーズツーリングが止まっていたんです!どなたのクルマか存じ上げないのでもちろん無遠慮に写真を取ることは控えましたが、アルピン・ホワイトのM Sportでした。存在感ありますし、エレガントな佇まいがよかったです。
そして私が駐車している間にもF10型5シリーズセダン、F31型3シリーズツーリング(後期型)と続々と入ってきていて、オフ会でもあったのか?!と思うほどでした。
さて、ほったらかし温泉ですが、入口からの眺めはこんな感じです。
これは駐車場から少し入ったところの眺めですが、この光景でなかったら、あなたは上で申し上げた「もう一つの温泉」の方に行っていますので、即駐車場に戻ってさらに上を目指しましょう(笑)。
そしてこのほったらかし温泉ですが、「あっちの湯」と「こっちの湯」があります。
まあ、景色としては「あっちの湯」の方がいいそうなのですが、「こっちの湯」も中々そそられるものがあります。
どちらか決めきれない方には、サイコロがありますのでこれで決めてください。
我が家は「あっちの湯」に向かうことにしました。
そして「あっちの湯」の方に向かうと・・・この景色が目に飛び込んできます。
下に見える屋根が「あっちの湯」なのですが、もうこれだけで湯場からの眺めが期待できますよね。
大人800円、小人400円の料金ですので、我が家はちょうど2,000円です。チケットを買って中に入ります。
着いた時間が早かったにも関わらず、意外と脱衣所には人が多くいます。貴重品を入れられるロッカー(100円硬貨が必要、両替はチケットの販売機でできます。100円は戻ってきません)もありますし、脱衣カゴも多くあるのですが、建物の外見に似合って(?)ちょっと脱衣所が狭めな感じですが、清潔で文句はありません。
内湯を一瞥してすぐに露天に向かうと・・・やはり気持ちがいいです!空が広く、眼下に広がる山梨市街、そして遠くの山々!
・・・と写真をお見せしたいのですが、もちろん浴場は写真撮影NGです。まあ、上の写真で雰囲気はお察しいただけると思います。
開放感に浸ってゆっくり楽しめました。これほどの開放感は、かつて高知に旅行に行った時のこのお宿に匹敵します。
まあ、ここは目の前がどどーんと海でしたので。ですが、空の広さはほったらかし温泉の方が上です。
内湯にある洗い場も広く、結構な人がいたにも関わらず必ずどこか空いています。私と息子で洗い場でよく洗っていると、息子が「ねえ、『こっちの湯』にも行きたい」と言いだしました。
しょうがないなぁ、と思いつつ私も興味があったので、洗い終わってからすぐに出て、一旦服を着て外に出て向かいました。
基本的には似たような感じですが、「こっちの湯」はちょっと洗い場の数が少ない代わりに外にも洗い場が若干あり、視界は少し遮られるものの緑が近くに感じられてこれはまたいい感じです。
ここで熱めの湯に使って一生懸命筋肉痛になっている脚を揉みほぐしていると・・・あれ?近くにいたはずの息子がいません。どこに行ったのかな?と見渡してみると、外にある洗い場でまた頭を洗っています(笑)。さっき洗ったばっかりだからもういんだよ、というとキョトンとしていました。どうやら、お風呂に入ったら必ず頭と体を洗うものと思っていたようです。
総じてこの温泉、非常に気に入りました。リピートありです。というか、日の出1時間前から営業しているそうなんですよ。というのも、実は日の出からの営業だったそうなのですが、温泉の方が日の出1時間前から清掃をしていると拝める日の出の美しさが格別だったことから、これをお客様にも見ていただきたい、ということで日の出1時間前からの営業にしたそうなんです。ホスピタリティ溢れる話ですね。
個人的には、夜は21時まで営業しているので、秋口などに日の入りが早くなってから夜景を楽しみに行くのもいいと思います。
ですが、日の出1時間前とか、夜景とか、東京に住んでいるちょっと現実的ではないですよね。
ここで発見したのですが、このほったらかし温泉、なんと温泉が一番奥かと思っていたら、その道をさらに登って行くとキャンプ場があるんです。そのなも「ほったらかし温泉キャンプ場」。
これは行きたいですね。息子にも「今度来ようね!今度来ようね!」と刷り込んで起きました(笑)。
団体さんもくるの?!
お風呂を上がると家内も「あっちの湯」から上がっていました。しかもかき氷まで食べていました(笑)。私は夏の入浴では上がる前に必ず水を浴びるので別に食べようと思わなかったのですが、息子は食べたそう。しかもこの温泉の水は、都内で出る生ぬるい水とは違って冷たい水でしたし、多少風も出て着たので涼しいし・・・と思ったのですが、息子と一緒にソフトクリームを食べることにしました。
これが美味しいんです。これからこの温泉に行かれる方、ぜひ食べられることをオススメします。
私の好みにあったというだけなのですが、ヌメヌメしか感じではなくちょっとしゃりしゃりした感じ。実は私はもう少し練乳風味の感じが好きでして、こちらのはミルク味なのですがこれはこれで非常に美味しいです。しかも、惜しげも無く山盛りで出してくれます。
息子もあっというまに食べ終わっていました。
さて、帰るのですが、まだまだ16時過ぎとまあまあ早い時間です。ですが私の頭の中には、往路で見た中央道の渋滞が頭にあるので、どうにかこうにか迂回しなければいけないという頭があり、寄り道しながら迂回路ドライブ、ということで早めに出発することにしました。
すると、なんだか人が増えています。まあ、入浴にいい時間が近づきつつあるので人が増えたのでしょうね。
と思いきや。
駐車場に戻ると、はとバスが止まっているではないですか!あ、ここ結構有名なのね、とかそういうのではなく、団体さんもいらっしゃるんですね。
人数はそこまで多くはなかったものの、少し行く時間は考えた方が良さそうです。
帰路はどうしよう?
さて、帰路のことは何も考えずに出発しました。最悪の場合、中央道で河口湖方面に向かい、南に抜けて御殿場から東名高速で帰ることまで視野に入れていました。ですが、偶然にもあることに気づきまして、ちょっと試しにその道を行ってみた、ということになるのですが、長くなりますので次回記事でお伝えしたいと思います。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。