過去の記事でご紹介したBMW GROUP Tokyo Bayのグランドオープニングに合わせて行われていた「BMW 100th アニバーサリーツアー」に行ってまいりました!最近何かと用事が立て込んでいて今週末も暗雲立ち込めていたのですが、日曜日だけは死守した甲斐があったというものです。
お台場へレッツゴー!
いつも通りスタートの遅い我が家はもう昼近くになってから出発です。
幸いいつもの休日の通り、首都高速は流れは不規則ながら渋滞はしておらず、スムーズにお台場まで到着することができました。
ただ、Googleマップには入っているのですが、さすがにカーナビタイムは対応が済んでおらず、どこにあるかよくわかりません。
ご参考までに、青海臨時駐車場の第2の真向かいがBMW GROUP Tokyo Bayですので、カーナビには目的地としてそちらを設定すると良いでしょう。
激混みかと思いきや。
そうでもありませんでした(笑)。そうですねえ、モーターショーの混雑には遠く及ばないながら平日のデパートくらい空いているというと言い過ぎな感じです。わかりませんよね(笑)。
ただそこはやはりBMWの施設、来る方の車を見ているだけで楽しいくらいBMW車ばかりで皆さんいらっしゃいますので、駐車場はそれなりに混んでいます。しかも、イベントのために駐車場の一部が使われていたので、周辺の駐車場を利用することを余儀なくされました。
ですが大丈夫です。最初にBMW GROUP Tokyo Bayの駐車場の方に行けばスタッフさんが周辺駐車場の駐車証をくださいますので、恐らく駐車料金は発生しません。「恐らく」というのは、指定された駐車場が遠かったので、私は向かいの青海臨時駐車場にお金払って止めてしまったんですね。
お台場って、1区画がアメリカのように大きいじゃないですか?小さい子供連れとしては2区画離れるとちょっと辛いところですので・・・。
いよいよ潜入!
駐車場からテクテク歩いていくと、時折M2などが野太い排気音を響かせながらやってきます。これ、試乗車ですね。
残念ながら試乗車の予約はだいぶ先まで埋まってしまっています。一度プレオープンの時に確認したらガラガラだったので、勝手に「そうだよね、そうはいってもそうそう試乗とかしないよね。」と思っていたあの時に戻って自分を蹴っ飛ばしてやりたいです。
でもまあ、いいでしょう。落ち着いたら乗りに行きますから。
で、いよいよ到着です。
お向かいの遠くからはガンダムもこっちを見ています。
木の向こうに頭だけ見えています。
そして施設の内部の写真は、この週末に嫌という程出回ったニュース記事に詳しいので、私なんかが紹介してもしょうがないので、本職の方々の記事をご参照ください。
いくつか印象に残ったこと。
まず、今ですと時節柄100周年記念車は全種類ありました。
私の大好きなProtonic redのi8。
ただ、なんだか塗装の質感が今ひとつなんです。なんていうのでしょう、ツヤツヤな感じではなく、かといってマット塗装でもない。実際に、「これ、ラッピングかなんかしているんですか?」と案内の方に聞いている方もいましたので、皆さん同じ感想を持たれるのでしょうね。
あと、本気で欲しい(買わないですけど)、330e。
これはすごくいいです。室内は本当に真っ白で綺麗なのですが、さらにダッシュボードも本革張り。
運転席の方はステッチが白い糸で入っていてオシャレです。ステアリングも握る部分だけM Sportと同じく柔らかくて太くなっていて、真ん中は非M SportとなっているBMW individual仕様でした。
そして、クラシックBMWも展示してあります。これはアニバーサリー・ツアーの企画ですね。
まずはこれ、507ロードスター。
うーん、かっこいいですねー。美しい。
あとはBMWといえばイセッタです。
可愛いですね。
私が新婚旅行でベルリンに行った時に昔の東西ベルリンの間の検問所跡地で買ったガイドブックによると、ベルリンが東西に分断されていた時代、このイセッタの後ろ、人が隠れるスペースなんてなさそうな所に隠れて脱出した東ベルリン市民もいたそうですよ。
他にも室内には展示車がいっぱいありますが、これはこれから随時入れ替わるでしょうから、BMW 100th アニバーサリーツアーの本命があると思われる外にここらで出てみましょうか。
屋外ではイベントが目白押し!
暑い!日差しがカンカン照りつけます。
まずは外に出たらM4-GTSがお出迎え。
そして歴代M3が揃い踏み。
しかも一番手前は私の大好きなE30 M3、しかもSport Evolution、いわゆる「スポエボ」ですよ!
そうこうしていると、まずは7シリーズのリモートコントロールによる駐車機能のデモンストレーションが始まりました。思ったより緻密な制御をするんですね。無人でハンドルがくるくる回っているのは、かなりシュールな光景でした。
そしてその後、BMW VR800(2輪)、M4、ミニJCW、M6GT3によるデモンストレーションランが始まりましたが、これが圧巻でした。
何よりも実際にM6GT3をSUPER GTシリーズでドライブしている荒聖治選手とヨルグ・ミューラー選手がドライブしているという豪華布陣に加え、選手自体もノリノリであんなことやこんなことをやってくれたり・・・。
ここから先は来週の仙台のイベントをはじめとしてこれから行かれる方のために多くは明かしませんが、絶対に楽しめますよ。
この後はまったり。
暑い中ずっと興奮して見ていたので、体の方もかなりヒートアップしていました。
ここで無料で振る舞われているかき氷の列に加わり、体を冷やします。
そして屋内に移動し、今度はKids areaへ。なるほど、トミカとのコラボはここですね。トミカがいっぱいありますが・・・心なしか、というかハッキリとミニとZ4のミニカーの比率が非常に高いです。当たり前ですね。
ここで子供が遊んでいるのを見守りながら、かき氷だけでは足りなかった私はアイスのカフェラテをテイクアウトで購入です。NESPRESSOで入れてくれるカフェがあるんですよね。非常に美味しかったです。
今度は試乗したい!
ここでご紹介した以外にもクラシックカーも展示車も沢山あります。ただ、アニバーサリー・ツアーにこれから行かれる方のことを考えると、ここで全部写真を掲載するのも考えものかと思いましたので、特に私が印象に残った、ほんの一部だけをご紹介しました。
最後に、荒選手がM4に関して、パフォーマンスを讃えつついった言葉が大変素晴らしかったので、そっくりそのままではないですがご紹介いたします。
「この高いパフォーマンスは、余裕につながる。したがって、M4の高いパフォーマンスを理性を持って制御すれば、これ以上の安全性能はないんです。」
素晴らしい。「公道を走るのにあんなパワーがいるのか」「ブレーキやタイヤなどサーキットを走るわけでもないのに、こんな高スペックのものが必要なのか」と云う凡百の論を一気に封じ込める、見事なお言葉でした。荒選手のあのパフォーマンスを見ているので説得力抜群です。私が言ったって誰にも感心してもらえません。
それにしても、今度は試乗したいですね。それこそ、荒選手の言葉を聞いて俄然M4に乗ってみたくなりました。それ以外にもX6Mとか、もう1回M2とか。あれ?Mばっかりですね(笑)。もちろん、暑さが少し和らいだらZ4や340iカブリオレも乗ってみたいです。
あ、真夏にオープンカーの試乗はやめたほうがいいです。よほど気合いが入っていないとただの灼熱地獄ですよ。風があるから涼しいはず、ですって?イマドキのオープンカーはその風の巻き込みをいかにして極小にするかに腐心しているんですから。
これからアニバーサリーツアーに行かれる方へのアドバイス。
実は今日、一つだけすごく悔やんでいることがあるんです。
そういう企画があるのは知っていたんですが、実際に見るまでは「まあいいか」くらいに思っていたのですっかり頭から抜け落ちていたというか。
その後悔している企画とは・・・「racing taxi」です。
これは実際にレーシングドライバーが運転するM5の助手席に同乗してデモランを楽しめるというものでして、かき氷に並んでいる時に隣のエリアでずーっとタイヤスモークを上げながらドリフトしているM5がいたんですね。
荒選手がサービスしているのかと思いきや、助手席に誰か乗っている!あ!そういえば!・・・と思いましたが後の祭り、その時間の受付は2時間前に終わっており、しかも10人の枠は埋まっていました。
私の時は15時受付開始で17時半からの枠はあったのですが、詰め詰めのスケジュールの合間をぬってきましたので、そこまでいられません。
と言うわけで、これから行かれる方は、会場に到着したらまずracing taxiの受付を血眼になって探して、受付を済ませてください。周りに誘惑がいっぱいあり、思わず足を止めて見入ってしまいそうになりますが、それは後にしましょう。
そこで受付を済ませてからゆっくりと見て回り、時間になると始まるデモンストレーションをご覧になるだけで2時間なんてすぐです。
そして締めはracing taxiで。相当攻め込んでいましたので、乗り物酔いする方は事前に酔い止めを飲むことをオススメします。いや、真面目に言っていますよ、これ。
いやー、それにしても充実した体験でした。ドーナツターンとか、初めて目の前で見ましたよ(あ!内容言っちゃいました。これから行かれる方すみません。)。
とにかく楽しめます。これからツアーが開催される都市及びその近郊にお住いの方、是非是非行ってみてください。そして、何か時間になって呼びかけられるデモンストレーションはとりあえず見たり参加したりしてみてください。そして、クルマに興味がない方も楽しめますので、是非ともご家族で行かれることをオススメします。
ちなみにウチの子供にはかなり好評でした。むしろ帰りたがらなかったので無理やり引っ張って帰ったくらいです。これ幸い、私も夏休みの混雑が落ち着いたら今度は試乗予約をして再度訪れるつもりです。
さて、長くなってしましましたが、ここまでお付合いいただきありがとうございました。今回はこの辺で失礼します。