既にカーナビタイムを試用されている方には通知が来ているかも知れませんが、GWの渋滞の切り抜け方を昨年のデータから指南してくれるお知らせがでていますね。
今年のGW渋滞のピークは?
カーナビタイムのお知らせやJARTIC(日本道路交通情報センター)の情報を総合すると、今年の渋滞のピーク予想はGWウイーク後半で、下りが5/2、上りが5/4-5ということです。
もうおでかけできないね。
諦めるのはまだ早いです。
もちろん一日中渋滞している訳ではないので、狙い目はあります。
それはズバリ、下りは午前5時以前か午後2時以降。
上りはどうしても渋滞している時間が長引くので覚悟は必要だそうですが、午後2時以前に帰途につくと比較的短い時間で済むようです。
渋滞はみんなで協力すれば怖くない!
渋滞発生のメカニズムって、最近段々解明されてきて対策されていますよね。実際、それによって劇的に渋滞が緩和されたり、完全に解消された箇所もあります。
例えば、首都圏近郊でいうと東名高速海老名JCT。東名上りから圏央道外回りへ向かう方向は、一体何があったのかと思うくらい全く進まなかったのですが、数ヶ月前に車線を改良したことから、今では渋滞が解消されていますよね。
他にも新東名の開通で渋滞がなくなった、東名高速音羽蒲郡IC前後の区間も有名です。
こうした構造変更による渋滞の緩和はドライバーの方でなんともならないでしょうが、ちょっと気をつけるだけで渋滞が緩和されることもあります。
まず、極力左側車線を走ることです。渋滞は追越車線から始まるそうで、実際に私の感覚とも一致します。走行車線は一定スピードで走るクルマが多いのに対し、追越車線はマチマチのスピードで走っているため、車間も詰まり、頻繁にスピードの増減が起きています。これがずっと後ろの方まで伝わって、最後には停止して渋滞が発生するんですね。
次に、無駄な車線変更をしないことです。最近はあまり見ませんが、渋滞がひどくなってくると、隣の芝生が青く見えるのか、少しでも流れのいい方に行こうとしてシャカシャカ車線変更をしているクルマがいますが、これも渋滞をひどくする原因です。理由は…おわかりですよね。車線変更の度に、現在の車線にもこれから行く車線にも減速を強いるのですから、当たり前といえば当たり前です。
最後に、気付かない程度の登り坂での意図しない速度低下。私にはコレが一番の難物に思えます。運転している方は意図していないのでどうにも予防しにくいですし、渋滞の名所と呼ばれるところは必ずこの気付かない程度の登り坂があるんですね。ACC付きのクルマはONにする事でこうした事態を回避できますが、全てのクルマに付いている訳ではないですし。
最近は掲示板で「速度低下注意!」とか「速度回復願います。」と出ていますが、何しろ「スピードは悪!」と今まで教えてきたのが日本の教習所ですので、未だにこの意図するところが浸透していないのが厳しいですね。
渋滞末尾の追突に注意!追突される事にも注意!
道路状況は刻々と変化します。今では大抵のクルマに渋滞表示付きのカーナビが搭載されていると思いますが、赤い線が出ているのがまだ先だからと油断しない方がいいですよ。
私はその大分前から車間を開けて視界と脱出スペースを確保して追突しないように気をつけると共に、後方から突っ込んでくるクルマにも注意を払っています。
後続車がいない状態で自分が末尾につく際には、前のクルマから結構離れて停止して、後続車が渋滞を認識するのを確認してから間を詰めています。
譲り合いの精神で!
この時期は普段あまり運転されない方も運転されているので、どうしてもまごまごしているクルマを見かけることもあると思います。
そういうクルマを見かけたら、譲ってあげましょう。みんな誰もが、最初から運転が上手だった訳じゃないんですから。
また、譲って頂いたら、何か感謝の意を表したいですね。手を挙げるとか、何でもいいです。周り中みーんな渋滞で苦しんでいるんですから、ギスギスしないようにしたいですね。
では、お気を付けて、行ってらっしゃい!