BMWが5シリーズで自律運転車のデモを行ったようですね。

ネット上では新型5シリーズの記事が花盛りですが、自律運転のデモの試乗記も出回っています。その中でも、断片的な情報ではない、比較的詳し目の記事を見つけましたのでご紹介したいと思います。

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完全自律運転車のデモ

いつもでしたら引用でご紹介するのですが、ちょっと長いので以下にリンクを貼っておきますので、記事の内容はご面倒ですがリンク先でご確認ください。

格の違いを見せたBMWの自動運転

アメリカ・ラスベガスで行われたデモの模様を比較的詳細に記しています。

自律運転で解放されたドライバーは何をするのか?

これに対する回答もBMWでは用意しているようです。記事をお読みになった方はお分かりかと思いますが、映画を見たり、レストランの予約をしたり・・・なんだか旅客機に乗っているよりも自由な感じですね。

が。

私のように、というか当ブログをご覧のあなたもそうだと思いますが・・・これってわくわくする世界でしょうか?まあ、渋滞中などは自律運転に任せて映画でも見たいな、というときはあるのは認めます。ですが、なんだかちょっと「つまらない」ですよね。なんというか、フツーすぎるというか。

確かに、Amazonの受け取りまでしっかりと設定できるのはすごいと思います。この機能は是非私も使いたいとも思います。

そして、信号のタイミングを教えてくれるというのはいいです。今でも、歩行者用信号では待ち時間や、後どのくらい青でいるのかなどをバーで表示しているものがありますが、クルマ用の信号にはあまり見かけませんね。これは交差点内での事故を軽減するのに役立つと思います。

けど、何だか「待ち遠しい!」とまでは思いませんでした。それは結局、今現在運転していて解決して欲しい事を解決しているようには思えなかったからです。

コネクティビティが自律運転のキー

記事の内容から考えると、「コネクティビティ」が自律運転のキーの一つと言えるでしょう。

最近、VWゴルフなどでコネクティビティを売りにしたゴルフが売り出されましたね。

Golf Connect

これに対して何か今ひとつ理解できなかったのですが、ようやく合点がいきました。つまり、来るべき自律運転に向けてのものだったんですね。

ということは、BMWのコネクテッド・ドライブもそうですね。私はこの記事で酷評してしまいましたが、今時点では「いまひとつ」でもまあ当然ということですかね。発達途上ということで。

コネクテッドドライブ・プレミアムお試し。

「生活の質」ってなんだろう?

ところで、デモの記事では「生活の質の向上」が謳われていました。

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車内でドライバーなどみんな揃って映画を見ることが生活の質の向上だとは思いませんが、これは現在のライフスタイルで考えた最善の結果であると信じたいですね。というのは、今後自律運転の普及で、クルマの中での生活がどうなるのか、想像もつかないからだと思います。

例えば、スマートフォン登場前後ではコミュニケーションの取り方が変化しましたよね。それまでは直接通話か、せいぜいメールだったのが、今ではLineなどで連絡を取り合うようになっています。

そもそも携帯電話普及以前は待ち合わせで中々会えないということもあったわけでして。それがなくなったのは確かに生活の質の向上と言えるでしょう。ですが、これを事前に予想できた人がいるでしょうか?

自律運転の普及が私たちの生活にどのような変化をもたらすのか、さすがにBMWも想像はつかないというところでしょうね。

運転の好きな人はどうすれば・・・

まあ、自分で運転すればいいだけですね(笑)。やはり、クルマを自分で動かしていることの喜びって他の何物にも代えがたいものがありますから。実際、私もACCというものが装備されていながら、あえて使わずに高速道路をクルージングしたりもしますし。

こうした自律運転システムって、例えばエキゾチックスポーツかーにはとい入れられるんでしょうか?例えば、フェラーリですとかランボルギーニですとか。なんだか、搭載されるAIにF1ドライバーの運転パターンなんか入っていたら面白いですね。例えば、フェルナンド・アロンソがこのフェラーリをこの道で運転したらこうなる、とか。めちゃくちゃ怖そうですけど(笑)。

もしかしたら、自律運転も一様なAIが判断するのではなく、こうしたものが付加価値になって行くのかもしれません。

解決して欲しかったこと。

今の所は1台での自律運転である、というのがちょっと気にはなりますが、未来を垣間見せてくれる記事でしたね。

個人的には、自律運転車は1台だけでは「生活の質の向上」に対する効果が薄いと思っています。自律運転車に搭載されるAIが個人の好みを学習して行くのはもちろんですが、もしかしたらその個人の好みが、交通全体という視点で見ると、渋滞を引き起こす原因になることだってあるでしょう。

そんな時に交通状況に合わせて渋滞の軽減を図るような運転を自動的にAIが選択することを、複数の車で行えば、無駄な渋滞もなくせますし、渋滞状況とカーナビに設定した行き先から判断して、複数の車を渋滞回避をするルートを通せば、交通ネットワークの最適化もできて、渋滞も少なくなるはずです。

途中でだいぶ話がズレてしまいましたが、何が言いたいのかというと、私はクルマが移動手段である限り、「移動時間の短縮」が一番の生活の質の向上ではないかと思うんですね。その上で、解放された運転者が快適に過ごす手段を考えればいいのではないかと思うんです。

とはいえ、BMWも商売ですから(笑)、エンターテイメントも用意しないといけないというのは理解しているつもりです。ですが・・・飛行機の中で映画を見ようが何しようが、みんなやっぱり「早く着いて欲しい」って思っていますよね。

自動車メーカーはそういった課題にもこれから取り組んで欲しいと思います。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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4 件のコメント

  • 新型5シリーズは、ACCも3シリーズのより新化していそうですね。一旦止って、時間が経過して前の車が発進すると、アクセル、ハンドルのスイッチなどを押さなくても、追従スタート!!渋滞の時などには、便利かもしれませんね。人間の意志確認のために、手動スイッチでもぜんぜん手間じゃなので、いいとは思いますが! 新型のVWパサートにもこのような機能がついていました。自動ハンドル操舵、自動追従、これから熟成していく部門でしょう。

    話題とはずれますが、雪が積もっています。いつもなら、余裕ですが、なぜか、スタッドレスがないので^^笑 帰ることが出来るか??明日も、凍結で危険ですし、道がすすまないでしょう。

    • bmwpopo様

      いつもコメントいただきありがとうございます!

      おっしゃる通り、ACCは進化知るようです。2台先のクルマを見て判断したりするそうで、もうベテランドライバーかと(笑)。ですが、よく考えてみると、私も前の車が乗用車の時は透けて見えるさらに1つ前のクルマのテールライトを見ていますから、より人間的な制御に近づいたんでしょうね。

      私も、発進はセーフティのために手動にしてもいいと思います。あえて自動にしなくても・・・の感がなきにしもあらずですね。

      ええええ?!帰れないんですか?!大丈夫ですか?東京は全くと行っていいほど雪は降らなかったようですが(ちょっとちらついた程度だそうです。)、東海は大変らしいですね。お気をつけてお帰りください。無理なさらずに。

      では、またのコメント楽しみにお待ちしております!お待ちしてますから、気をつけてくださいね!

  • 自律運転がもたらす未来ですが、あと一つ是非実現して欲しい機能があります。免許証の携帯認識と飲酒検知です。これらがクリアされないと自律運転しかしない機能です。
    無免許運転と飲酒運転を防げます。自律運転機能が無い車にも車が動かせない機能は義務化すべきと思います。不幸な、でも防ぎ得る事故が無くなるだけで社会的な生活の質が向上しますよね。
    ゴールド免許の定義も変えないといけませんね、手動運転で無事故無違反の人にだけ与えられるという様に。
    また自律運転が一般化した時代には運転という概念すら変わってくるかも知れません。今運転している世代は運転好きが多いと思いますが、今後は減って行くかも知れない、能動的に運転という行為をする事は事故に対して責任が発生します。リスクなど負いたくないという人も居て当然です。今はそういう人は公共交通機関を使うしかないですが、自律運転が普及すればそういう人達の需要もあるわけです。
    足車的なものは早晩自律運転オンリーのシティトランスポーターになり、操る楽しみを享受する為に車を所有する。そんな未来が来そうです。
    プライベート空間でドアツードアというのはパブリックトランスポーターにない利点ですから。
    そんな時代に自らの運転を好まない人達がマジョリティとなった時、手動運転の市民権はどうなるのか。いつまでも運転という行為が市民権を得ていられる様に自動車メーカーは知恵を絞っているでしょうし、そうであって欲しいなと思います。
    ちょっとずれた話ですみません。

    • あっきろ様

      いつもコメントいただきありがとうございます!

      おっしゃること、いちいち頷けます。非常に説得力のある論ですね。

      飲酒の検知はかつて日産車で装備していたクルマがあったかも・・・いえ、もしかしたら研究していただけかもしれませんが、は〜っとやってアルコールが検知されるとエンジンがかからない、的なものだったやに記憶しています。

      正直、私も実はあっきろ様と同じことを危惧しています。つまり、運転に楽しみを見いだす人は、そうでない人で自律運転に任せている人よりも大きなリスクを追うことになるという点です。今ですら、どちらかというとクルマの運転は死活に必要だから、止むに止まれずやっているという方の方が大半だと思います。奥様に運転させて自分は助手席で寝そべっている旦那様など、その典型ですよね、最近よく見ますが。そして、自分の運転で事故を起こした時と、自律運転車とが出会った時にどうなるのか?こちらは自律運転していないので車間通信でも向こうに意思を伝えられないし、向こうの意思もわからない、という状況になった時にどうすればいいのか、あるいはそこで事故を起こした時にどちらの責任になるのか?保険料は?など考えると、技術が先行しても周辺が追いつかないのではないかと思っています。

      ただ、自律運転にしても私はやはり、もはやシステムのオペレーター化しているドライバーが責任を負うべきと考えています。自律運転と非自律運転が混在する限りにおいては、究極の場面で判断して事故を避けることができるのは人間だけだと思うんです。そして全てが自律運転車となった暁には、そうした負担や責任は軽減されるでしょう。そうなると、今度心配なのは、我々のような「クルマ好き・運転好き」はどこで車を運転すればいいのか、という問題が出てきます。そして早く全車が自律運転化して欲しいマジョリティに邪魔者扱いされる恐れもありますよね。

      そう考えると、自律運転の未来ってそうそう明るいものばかりではないわけです。ここでBMWが「商売だから」と申し上げたのは、実はこう行ったことはどの自動車メーカーも多かれ少なかれ気づいていて、特に自律運転技術が進んでいるBMWはあえてそこには触れずにバラ色の未来だけを見せている、という意味でした。

      社会的な生活の質というのを考えると、運転好きは我慢して、事故がなくなる(はず)の全車自律運転社会に移行すべきだ!という全体主義的な論でさえまかり通るようになってしまいそうなところが怖いです。そして、これは自分で言うのも悲しいのですが、日本の国民性を考えた時にそうなる余地は十分にあると思っています。

      暗い話になってしまいましたが、またのコメント楽しみにお待ちしております!

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