過去記事でご紹介したディーゼル燃料添加剤、このたびの遠出で早速試してまいりました!まだ効果を述べるには早いかと思いますが、受けた印象をご報告します。
寝落ちしてもこれだけは忘れませんでした。
この記事の冒頭を読んでいただくとわかるのですが、前日痛恨の寝落ちという失態を犯した私。ですが翌朝起きて一番にしたことはコレを燃料タンクに注入することでした。
はい。以前の記事でご紹介したディーゼル用の燃料添加剤ですね。
これ、実は入手するのに結構苦労しましたし、その過程で残念なこともありました。
私がお世話になっているToto BMWさんには常に目に見えるところに、普通においてあるので、どこにでも売っているものだと思い、一番近所のBMWディーラーで購入しようとしました。が、おいていません。そんな。BMW純正なのに。おかしい。
で、その他の近隣のディーラーに電話して聞いたところ、どうやらわかったのは、
- そもそもコレの存在を認識すらしていないディーラーもある。
- 工場が併設されたディーラーでないと売っていない。
の2点でした。特に1点目は、どこのディーラーかは明かしませんが、「そちら様でBMW純正のディーゼル用の燃料添加剤は購入できますか?」という質問に対して、「なんですか?それ?」という返答がありました。そもそも自分は「そんなもの」認識していない、と。そして私がエンジン洗浄作用があって・・・と説明すると、「ああ、フューエルクリーナーのことですか?」とかなり上から目線で言われました。
これはかなり残念でしたね。そもそも正式名称はフューエルクリーナーではないですし、BMWで正式に点検時に同封する案内まで作っているのに「認識がない」とはこれいかに。
改めて自分がどんなに良いディーラーとご担当さんに恵まれているか思い知らされました。
ようやく、意外と近隣のディーラーで販売していることがわかって購入です。
中身はよく見えませんが、中蓋を破って、黒い長い方のキャップに変えて注入しました。
以前、Toto BMWさんで、
「燃料が半分くらいの時に入れて、その後満タンにするといいですよ。」
と言われていたので、あえて燃料補給をせずに半分くらいにして置き、これを注入して荷物も積みこんで出発してから、近隣のGSによって満タンに給油しました。
回せ回せ!
これは自分で考えたのですが、この燃料添加剤が入っている燃料をなるべくたくさん噴射した方が効果が出るのが早いだろうと考え、高速道路以外の道、つまりほとんど山道なのですが、ではできるだけ低いギアで高回転まで引っ張るようにしました。
ですので、今回は燃費は我慢です。ちなみに全行程で15.6km/lでした。ひどいですよね。
軽油はそれ自体粘度が高くて、エンジンオイルを助けて潤滑の役割を果たすとも聞いたことがあります。ですがクリーンディーゼルに代表される直噴エンジンって、確か燃料を完全燃焼に近づけることを目的としていたような・・・。ということはエンジンオイルに混ざってしばらくの間残留する、ということってなさそうな気がします。ここら辺は1年点検でも聞いてみましょう。
とにかく、私は高回転を保ちました。
一日置いて乗ってみて。
5/5に家に帰りつき、本日5/7用事があって乗ってみました。すると特に意識していなかったもののなんだかほんのりと違和感を感じます。
しばらくして違和感の正体に気が付きました。
「なんだかエンジン音がこもって聞こえる・・・」
つまり、エンジン音が何か1枚薄い布をかけたかのように少しだけまろやかになったように感じるのです。
こんなにすぐに効果って出るものだっけ?と思いましたが、上にあげた記事にも書いた、ガソリンの添加剤を入れたときのことを思い出しました。そういえばあの時も結構すぐに効果を感じたな、と。
今後燃費などにどのように響いてくるかはわかりませんが、今日は都内のチョイノリ、せいぜい往復40km程度でしたのに17.6km/lを記録しました。継続的に見ていかなければわかりませんが、これはかなりいい燃費と言えます。
まとめ
これはディーゼルユーザーにもガソリンユーザーにもオススメできます。お値段もそんなに高価なものではないので気軽に試せますし、点検の際にでも頼まれてはいかがでしょうか?
特に中古で買われた方にはお勧めです。前の方がどのような乗り方をされていたかわからない以上、一度入れてから丁寧に高回転まで回すクセをつける慣らしを行うといいと思います。
また、先に述べたように、特に都市部で多いサービス工場が併設されていないディーラーではおいていませんので、意外と入手性が悪いです。そんな方のために一応Amazonのリンクをこちらにも貼っておきますのでよろしければご使用ください。
左がディーゼル用、右がガソリン用です。2本まとめ買いの方は下から。
私の購入した添加剤に、より強力な洗浄を希望する際には2本使用してください、と書いてあったので、何年も何もしていなかったディーゼル乗りの方は2本入れるとよいかもしれません。
では、今回はこの辺で失礼します。