40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

BMWのiDriveとiPhone/iPadの親和性が高すぎて快適!

以前の記事で私がノートPCを新調し、Macbook Proにしたことはお話ししましたが、今や既に私の身の回りの機器はApple製品一色に染まってしまいました。それもこれも、すべてはiPad mini 4の購入から始まったのですが、iDriveとApple製品の親和性が高すぎるのと、AndroidとiOSがあまりに連携しづらいのが悪いんです(言い訳)。

今更のiPhone/iPadデビュー

今までスマホはAndroid一筋、従ってタブレットもAndroid一筋だった私がiPad mini 4に手を出したのが間違いの元だったと思います。10inch級タブレットはいくら使いやすくても持ち歩かないことを学んだ私は、ずっと使っていたXperia Z1 Tabletの代替機として8inch級のタブレットを探していました。

一番最初からというか、ずっと候補に上がりっぱなしながら中々購入せずにいたのはこれ。

未だに人気の機種ですよね。もうずーっと、「これがあれば、大画面でカーナビタイムが使いやすくなるんじゃないか」「電子書籍だって読みやすいんじゃないか」と妄想を膨らませておりました。

ですが・・・なんだか新鮮味に欠けていたんですよね。スマホもXperiaでしたが、何か素晴らしい連携機能があるかというと、そうでもありません。今でこそ価格もこなれてきましたが、まだまだ高いですし、私が候補に挙げ出した時期はもっと高かったですし。

こうしてウダウダしているうちに時が過ぎていったわけですが、ある日、キャリアでiPad mini 4が実質無料というのを知りました。まあ、Apple製品なら少なくとも間違いはないですし、最悪単独で使ってもいいだろうと安易に機種変してしまったのが運の尽き。

あまりの使いやすさと快適さに手放せなくなり、気づいたらApple帝国になっていた、というわけです。

大画面カーナビとしてipad mini 4を活用!

何がそんなに便利になったの?

以前使用していたXperiaですが、ハイレゾに対応していて音楽をヘッドフォンで聴くとすごくいい音がして気持ちいいです。

ですがこれを車内に持ち込んで聴くとなると、USBに直に繋ぐのが一番いいだろうと思って繋いでもダメなんですよね。そもそもストレージとして認識されません。BMW純正のBluetoothオーディオなんて論外、音がスッカスカになります。そこで私のソリューションは当ブログの記事でもご紹介したこれです。

カーナビタイムのココがすごい!ついでにスマホで音楽も聞いちゃおう!

この組み合わせ、我ながら一つの完成の域の達していると思っています。見た目もスマートで音もいい。

ですが、これって一つ捨てているものがあるんです。そんなことか、と思うかもしれませんが、ステアリングリモコンでの音楽の選曲動作です。

直接クルマのBluetoothにつなげると使えるんですが、上でも言ったように音がひどくて我慢できません。

iPhone/iPadだとこれが両立できるんですね。USB直繋ぎですので音が悪かろうはずもありませんし、手元のリモコンも使えるようになりました。この二つが両立できるのは私的には画期的でしたね。

正直言って、便利というよりも先に、搭載されている機能をフル活用している満足感の方が大きいですが、でもやっぱり便利です。特に、最近は子供のお気に入りの曲も増えてきたので、「この曲もう1回!」なんて言われることが多いのですが、手元で操作できるので簡単にリクエストに応えられます。

ついでに言うと、以前のXperiaはクルマのBluetoothに繋いでハンズフリー通話を利用していました。iPhoneも今回繋ぎましたが、Xperiaの時は中々一発で認識されずに何回かやり直さなければいけないことが多かったですが、iPhoneは一発で認識されましたね。

ハンズフリー電話も超絶便利です。ボイスコントロールでも発信までできますし、リダイヤルでしたら手元のボタンですぐかけられますよ。

ボイスコントロールでの発信の仕方は、「電話帳」(名前をどうぞ)「XXX(連絡先に登録している読み仮名)」(XXXでよろしいですか?)「はい」と会話形式で行います。

ちなみにこの時スマホはどこにあっても大丈夫です。いや、さすがに家に置いて出てもダメですよ?でもカバンやポケットからは出さなくても大丈夫です。しかも、車外に出て多少離れたくらいでは接続は切れません。

ですので逆にGSなどで洗車をお願いして待っている時などはスマホのBluetoothをオフにしないと、かかってきた電話に出れません(笑)。

もしまだスマホとiDriveと繋げたことがないという方、特にiPhoneをお持ちの方でいらっしゃいましたら是非お試し下さい。とにかく、今までが何だったんだろう?というくらい便利です。

まとめ

元々iPhoneを使用されていた方からすると何を今更、という感じだと思います。

ですが、そもそも何でBMWはここまでApple製品との親和性を高くしていて、シェアでは圧倒的に大きい(日本は例外的にAppleのシェアが大きいそうです。)Androidを放っているのでしょうか?

どうやら、Apple製品はグローバルでは「高級品」らしいんですよ。Androidのシェアが高いのって、海外で激安端末、それこそ$1とかの半端なく安い端末が原因だそうです。

なるほど。

そう言われてみれば、VWはMirrorLink対応(Android)、BMW・メルセデス・アウディのドイツプレミアムブランド御三家はAppleのCarPlay対応もしくはCarplay対応予定ですね。

つまり、そういうことなんですよ。こういうことを言うと日本では叩かれますが、実際に海外ではこのような「クラス」が濃厚に残っています。ドイツはそうでもないかもしれませんが、それでもやっぱりあるんです。

はっきり言うと、プレミアムブランドの自動車を購入される方なんですから、激安Android端末ではなくApple製品使っていますよね?ということです。

海外から出張で来た同僚が言っていました。

「今回もiPhone買ってくるように頼まれちゃったよ。日本ではiPhoneが安く買えるからね。オレ、Duty freeで買えるし。」

らしいですよ。いい国に生まれましたね、私たち。

では。今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。