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BMW X2のスタイリングがわかった!そのネタ元がスゴイ。

BMW

私がかなり興味を持っているX2ですが、現実的な生産型のスタイリングが明らかになった、という記事を発見しました。ただ、そのネタ元が驚きました。

より現実的な生産型

ご紹介するのは以下の記事です。

2017.7.6

「BMW X2」スタイリング判明 “あの国” のパテント情報 400万円台から?

    • BMW X2 “あの国” の意匠登録情報

発表が待たれる「BMW X2」のパテント情報から、その姿が明らかになった。

日本の特許庁に出願された意匠登録を確認したところ、生産化モデルとコンセプト車両の類似性が浮かび上がってきた。

第2世代のX1と、現行X3の間のレンジに投入される「X2」は、来年の第2四半期にデビューすることになる。

ミニ・カントリーマンとプラットフォームを共用するこのモデルは、昨年9月のパリモーターショーにコンセプトカーとして出展されている。その姿を詳しく見てみよう。

X1より長い クーペ的なプロポーション

実用性の高いX1よりも、ずっと全長が長く、ワイドなプロポーションがX2の特徴だ。

テールゲートの角度などを見ていると、X2にはクーペのようなテイストを感じられる。

コンセプトから多くの要素が引き継がれるものの、生産化モデルではウインドウラインを低めてグラスルームを拡大。フロントライトも大型化されている。

ライバルは、レンジローバー・イヴォーク、ディスカバリー・スポーツ、ボルボXC60といったところだ。

ディーゼル3種、ガソリン1種で発表へ

ローンチ時の予想ラインナップは、4車種だ。

・2.0ℓディーゼルエンジン

xDrive 18d:150ps
xDrive 20d:190ps
xDrive 25d:230ps

トランスミッションは、6速マニュアルと、オートマティックが用意される。

・2.0ℓガソリンターボ

xDrive 20i:192ps

300ps超えの2.0ℓターボモデルがその後に続き、Mモデルについては、2シリーズと同様にM40iとなる可能性が高い。X2 Mの登場は当分ないだろう。

X2の予想される車両価格は、エントリーグレードで£30,000(440万円)だ。

(AUTOCAR JAPAN 編集部)

題名が思わせぶりですが、ドイツ本国ではなく、なんと日本における意匠登録から明らかになったということです。

「日本の」というところはまだしも、意匠登録なんて、そんな所から情報が漏れるなんて、私は思いも寄りませんでした。ビックリ仰天です。発表前にうかうか意匠登録も出来ないですね。

生産型は現実路線

記事中で言われているグリーンエリアの拡大などは、ぱっと見ではわかりませんが、フロントエアダムなどは明らかにコンセプトカーのものとは違うのが見て取れます。

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相変わらず全体としてはスタイリッシュですが、コンセプトカーほど浮世離れしていないので、なんだか生産型のスタイリングが想像しやすいですね。

特にリアコンビネーションライトは、先に発表されたX3を見た後ですと、より想像しやすい感じがしますね。

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フロントから見た感じは、私の好みです。つまり、目尻が吊り上がった感じで切れ長な印象。そして、目力もあります。真正面からの絵では、目力がありすぎるほどですね。なんだか、「くわっ」と見開いているような感じさえ受けます。

実用性はどうなのでしょう?

ミニ・カントリーマンがベースということですから、絶対的なサイズはそこそこの所に収まっているでしょう。ここでいう「そこそこ」というのは、ギリギリコンパクトSUVとして認められる位の、という意味でして、決して小さいという意味ではありません。

そして、引用記事中にありますが、X1より長く、ワイドとは言っても、それが室内スペースやトランクの拡大に割り当てられるかというと・・・私はそうではないとみています。

そうは言ってもX2は、やはりX1に比べて、特に後席のヘッドクリアランスが不利なはずです。この場合、後席乗員をX1より低く座らせることで解決すると思いますが、そうなると必然的に、今度は足元スペースが不足しがちになります。スタイリングの為に全高をあげられないので、きっと足元スペースを少し増やして対策をすると思うんですよね。これが全長の拡大の一部に当てられるのでは?と思っています。

トランクスペースも同様です。高さが足りない分、床面積を増やしてX1と同等の使い勝手を実現するのではないかと思います。

つまり、X1との比較において、居住性がよくなるというよりも、全高を低くすることによる欠点を少しでも解消する目的でしか使われないのではないかと。

結局は、スタイリングの為に全長を伸ばすのであって、居住性の向上を目指したサイズアップではないということです。

日本に導入される車種は?

引用記事中には沢山のディーゼルがラインアップされていますが、今までのBMWのラインアップの決め方から考えると、日本ではディーゼル導入はないのではないのかと思います。

もちろん残念です。すごく残念ですが、偶数ナンバーのシリーズには一つもディーゼルがないですもんね。そう考えると、X2も、2Lガソリンエンジンと、M40iだけなのかも知れません。

ただ一つ希望があるとすれば、X2はBMWとしては力を入れていくクロスオーバーであることです。

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これを考えると、もしかしたら18d xDriveくらいはベーシックグレードとして導入してくれないかな?!と期待しております。

ここで、スタイリングを眺めていて気付いてしまいました。

改めて眺めていますと、SUVというよりはハッチバックに見えますね。リアに向かってルーフラインは落ちていっていますが、居住性との兼ね合いであまり落とせなかったのかな、でもリアウィンドウは小さいな・・・などと考えていたところ。

あれ?なんでしょう?この既視感。

これは・・・GLA!メルセデスのGLAに似ているじゃないですか!

顔付きが優しげなGLAに比べて、X2はむしろ攻撃的と言っていい顔付きなので気付きませんでしたが、見れば見る程ラインが似ています。

いやー、参りました(笑)。結局どこもここも、考えることは同じなんですかね。特に、こうした「SUVクーペ」の分野は似通ってくるのでしょう。メルセデスのGLCやGLEのクーペもX4やX6とそっくりですもんね。

価格も抑え気味なコンパクトSUVクーペ、X2。流行の分野で価格を抑えれば、大ヒットは間違いないと思います。後は、ミニ・カントリーマンと共用のプラットフォームで、BMWならではの乗り味や運動性能を確保できているかどうか。まだまだ興味は尽きません。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。