40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

BMWの新型3シリーズが見えてきた!

恐らく当ブログを読む方が一番気になっていて、楽しみにもしているであろう新型3シリーズ。もう、ここまで見えてきました。私も気になって仕方ありません。

予告通りのマイルドHV

まずは以下の記事をご覧ください。

2018.3.5

BMW・3シリーズ、次世代型では電動化が加速!48VマイルドHVやEVも投入へ

BMWのコンパクトセダン「3シリーズ」次世代型プロトタイプ(コードネーム G20)を、スカンジナビアでカメラが捉えました。

捉えた開発車両には、「5シリーズ」からデザインを継承するヘッドライトやLEDデイタイムランニングライトのグラフィック、フロントバンパーのエアダクト、ルーフラインが確認できます。

パワートレインは電動化に注目です。エントリーモデルには、1.5リツトル直列3気筒ターボ・ガソリン、及びディーゼルエンジ ンや、2リットル直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせた48VマイルドHVモデルとEVモデルのラインアップが予想されます。EVモデルは90kWhの大容量バッテリーを搭載し、航続距離は500kmが予想されています。

プラットフォームには「CLAR」を採用することにより100kg程度の軽量化を図りつつ、ホイールベースを延長し居住空間が向上すると思われます。ワールドプレミアは、2018年秋以降が有力ですが、EVモデルは2019年の予定です。

(APOLLO)

(clicccar APOLLO)

当ブログでご紹介し続けた通りの内容が盛り込まれていますが、これは興奮を禁じえませんよね。

まずはデザイン・・・と言いたいところですが。

うーん、まだまだカモフラージュで正直イメージが掴めない状態ですね。

ただ、ヘッドライト周りを見ると、5シリーズの意匠を継いでいるというよりは、私にはX3のヘッドライト周りのような、若干柔らかめのデザインであるように見えます。

こういう感じではないかと。

一方でテールライトは5シリーズに近い意匠に見えます。

まあ、まだまだカモフラーふの下もダミーである可能性も捨てきれないのですが、X3のフロントマスクと5シリーズのテールライトを組み合わせた姿を想像すると・・・想像すると・・・あれ?難しいですね。いまいちうまく想像できませんが、なんといいうか毒気が抜けて万人ウケする柔らかいデザインになりそうです。毒気というと語弊があるのですが、まあ、BMW独特の鋭さというか、先鋭的なデザインのことです。

本来は高級車であるほど保守層が好むと言われていますが、BMWに限っては、だいぶ前にも記事にしましたが、iDriveはE6x系の7シリーズから導入されて受け入れられたように、あまり保守的ではない、むしろ革新的というか、新しもの好きが購入するような気がします。余談ですが、新しもの好きと言えば私の中では織田信長や坂本龍馬。二人とも歴史上の英雄として大好きな人物ですが、龍馬の方はこのような贅沢はしなさそうですが信長さんが現代にいたら7シリーズオーナーになりそうですよね(笑)。

それはいいとして、3シリーズといえば、Dセグメントのベンチマークとして君臨し続けて久しいクルマです。元来、こうしたちょっと低価格層のクルマの方が新機軸を試しやすいはずなのですが、7シリーズが革新的な能登は対照的に3シリーズは保守的な傾向がありますよね。ADAS(高度運転支援機能)だって7シリーズや5シリーズで熟成されたものを使用していますし、革新的であるよりは完成度の高さを目指しているように感じます。

となると、勢いデザインに関しても少し毒気を抜いて、一般受けするようにしておこうということなのでしょうか?勝手にそう決めてしまっていますが、F3x系がそうであるように、BMWらしいハンサム顔なデザインは残して置いて欲しいですね。

HV・EV攻勢

先に当ブログでもX3のフルEV、iX3の話題をお届けしたばかりですが、BMWがボリュームゾーンからEV化を進めていくのがこの紹介記事からもわかりますね。

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そして、マイルドHVに関しても、BMW社長が基調講演で発表したことを過去にご紹介しました。

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そして、3シリーズにフルEVが計画されていることも。

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新プラットフォームのCLARに関しては言わずもがな、何度も登場済みですね。

そう、そういう意味では今回の3シリーズに関しては、当ブログを以前からお読みいただいていた方ほど新鮮味はないかもしれません。

ですが、これが全て組み合わさって出てきたときに、どのようなクルマになるのかというと話は別です。この中の一つが実現するだけでも現在の3シリーズのラインアップからはちょっと想像がつかないほどすごいことですよね。でも、本当に近い将来、こういう奇跡的なラインアップで3シリーズが出てくるんです。ホワイトボディで100kg軽量化されて、ボディ剛性も今よりさらに上がり、しかもマイルドHVで燃費もいい。本当にすごいです。

もしかしたら、そのうち3シリーズのラインアップでも純粋内燃機関のみというクルマの方が少数派になるかもしれませんね。いえ、モデル末期には必ずそうなっているでしょう。2018年の9月発表という情報がありますが、2019年にEVが出て、その2年後くらいにLCIで後期型に移行し、その2年後くらい、つまり2022年か2023年くらいには、マイルドHVでも物足りないくらいにHV化が進行しているに違いありません。その頃になると、PHEVという呼び方すらなくなって、非接触充電が新機軸ながらも中心の充電方法になってくるのではないでしょうか?

ちょっと大胆に予想してみましたが、さて、どうでしょう?今から5年6年後の話ですよ?

ジュネーブでの発表はなさそうですが

最速でジュネーブで発表との噂もありましたが、事前の情報からして盛り上がってないので私自身は諦めていました。残念は残念ですが、BMWの屋台骨である3シリーズですから、慎重を期しているのでしょう。我々BMWファン、特に3シリーズ好きはこのままでは首が伸びきってしまいそうです(笑)。

ですが完成度の高さはそれだけ期待できます。キリン以上に首が伸びたって待ちますよ。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。