40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

3シリーズにもEDITION SHADOWが!これ、カッコいい!

BMW

以前1シリーズのLCIに伴う特別仕様車をご紹介しましたが、同様のコンセプトの特別仕様車が3シリーズでも設定されました!これは断然オススメですよ!

超絶カッコいい!

これです。こういうのが特別仕様ですよ。

3シリーズ M Sport EDITION SHADOW

いかがですか!3シリーズでは初めての設定となるサンセット・オレンジのボディカラーが鮮烈です。対照的にブラックアウトされたグリルや、あの目元のシャドウラインなどなど、これでもかというくらいの「オレンジ+黒」の組み合わせですよ。「ちょっと派手で気がひける・・・」という方もいらっしゃるでしょうが、まあ、少し私の話をお聞きください。

熟年にこそスポーツカー

これは私が言っていたのではなく、どなたか忘れましたがモータージャーナリストの方がおっしゃっていて、私もなるほどと同意したことで、今や私の信条にまでなっています(笑)。

熟年の方として想定される背景は、若い頃はお金がないなりにクルマを楽しみ、その後結婚して子供が生まれてからは、家族で乗れるクルマを優先してミニバンやスポーティではないクルマを選んできたものの、今や子供が手を離れ、奥様と二人で楽しむ時間も増えて来た、といった感じでしょうか。

そうしたクルマ好きな方が、長距離旅行なのか峠を攻めるのか、ノンビリ流すツーリングなのかは問いませんが、ご自身の好きな形でクルマを楽しむためのクルマとして、スポーツカーが似合う、というのがこの説の趣旨です。

別に高級スポーツカーである必要もありません。それこそ86でとことんカスタマイズしてもいいでしょうし、或いはベントレーコンチネンタルGTなんかで秘湯巡りのグランドツーリングに出かけたりするのもいいでしょう。

スポーツカーではありませんが、ジムニーでひたすら雪山を走る、というのもアリだと思います。つまり、クルマ好きなら一度は夢見るスポーツカーを、人生経験を経た後に乗ることで自分のスタイルで味わい尽くすことができるということです。

これってクルマ好きならではの最高の伊達だと思います。私がその様に楽しめる年になった時にはEVの世になっているかもしれませんが、それでも楽しみを見つけたいというのが私が夢想している将来なんです。私が「熟年にこそスポーツカー」という理由、おわかりいただけたでしょうか?

スポーツカーではないけれど。

はっきり申し上げて、3シリーズのM Sportはスポーツカーというにはちょっと物足りませんが、その足回りの硬さは、クルマなんぞに興味のない家族の不評を買う可能性大のクルマです。

しかも、恐らく家族持ちなら絶対選ばないであろうオレンジのボディカラーと、グロッシーなブラックで纏められた外観。これだけで注目度は抜群ですよね。ここでまた、家族持ちの方は家族から反対されるでしょう。「派手すぎる」「目立ちすぎてイヤ」。

でも実はこういうクルマこそ、熟年のクルマ好きが乗ると、派手な外観に似合わない落ち着きを見せつつも華やぐんですよ。正直、私が今もしクルマの買い替えどきなら飛びついていたに違いありません。当ブログの中での数々の発言で既に年代はバレていますが(笑)、40半ばでも乗りこなせる、いえ、そうした年だからこその乗りこなし方があると思っています。

いや、多分こっ恥ずかしいですよ、もちろん。私は注目されると恥ずかしくてしょうがないので、このクルマに乗ったら緊張してしまうでしょう。ですが、そうしたことからくる「非日常感」こそがスポーツカーを操る心理と共通するものであり、非日常感があるからこそクルマって楽しいと思うんです。「熟年にこそスポーツカー」→「非日常感を味わう」→「珍しい3シリーズM Sportに乗る」、この一見繋がらない3段論法ですが、私の中では繋がっているんです。

じゃあ、オススメモデルは?

予算と相談してご自身が一番納得されるのをご購入されるのがいいと思いますが・・・それを言っちゃあおしまいですので(笑)、私なら、という前提でお話しさせて頂きます。

私ならズバリ、318iにします。セダンかツーリングかは、ご自身のライフスタイルを元に決められればいいでしょう。

320dに乗っているのに?と思われますよね?はい、本当は320dのツーリングがいいですが・・・いかんせん高すぎます。

当ブログでも試乗や代車としてお貸し頂いた機会に318iの印象をご報告してまいりましたが、318iは3シリーズの魅力を一番素のままに味わえるクルマです。

関連記事

さて、先週末のToto BMWさんのイベントの最後にかけていただいた言葉が、今週中ずーっと私の頭の中でこだましていました。「318i試乗しに来てくださいね」。やっぱり行っちゃいますよね。ご好意に甘えさせていただき、試乗してまいりました![…]

関連記事

思い立ったらいてもたってもいられないのは私の悪い癖です。前回記事で予告した318iですが、もう軽く乗っちゃいました(笑)。早速、私の印象をご報告します。 まずは外観から。 改めてご紹介致しますが、今回代車としてお貸し頂いたのは、318i[…]

関連記事

もうすぐお返ししなければいけなくなる代車の318i。どうしてももう一度乗ってみたくて、またもドライブしてみました。 なんでまた?! 普段320dツーリングという、カタログ上の「上級」車種に乗っている私がなぜ?と思われる方もいらっしゃるか[…]

この外観からすると、318iのカジュアルな運転感覚があった方が雰囲気には合うと思うんですよね。もちろん、320iも320dもそれぞれにいいクルマです。3シリーズの素の良さという土台の上に、エンジンの魅力がさらに加わっているので、予算が許すのであれば選んでも後悔しないでしょう。

しかも、どのクルマでも特別装備が付いているんですよね?ということは、318iでもマルチディスプレイメーターパネルが付いているんですから、320iにも320dにも後ろ髪を引かれつつ、318iを選びます。

実物を最も見たいクルマ

3シリーズにサンセットオレンジの組み合わせがどうなのか、すごく興味があります。1シリーズでは見たことがあるんです。自宅の近くで見たのですが、ギラギラした派手派手しい色使いではなく、非常に好感が持てる色でした。正直、その時は「いいな、1シリーズだとああいう色が選べて・・・」と羨望の眼差しで見送ったものです。

今やその色が3シリーズにも特別仕様とはいえ設定されたんですから、興味がないわけないですよね。しかも、「M3/M4ならサキール・オレンジがいい!」とまで宣言しているんですから(笑)。

関連記事

今日、街中で野太い排気音が聞こえてくるなーと思ってふと見てみたら、オースチン・イエローのM3でした。存在感抜群でかっこいいですねー。思わずどんな方が乗ってらっしゃるのかと見ようとして、ふと気付きました。「私は乗れない・・・」 フェラーリに乗[…]

展示車でいいから見て見たいです。あ、Toto BMWさんで飾りませんかね?今度機会を見つけて聞いて見ましょう。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。