40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

218dアクティブツアラーに限定車!赤が似合いますね。

BMW

入門BMWとして人気を博している218dアクティブツアラーにまたも限定車が設定されました。今度はエレガントな雰囲気ですよ。

またも2シリーズで限定車設定!

つい最近、218d xDriveが設定されて、Cross Countryというアウトドア志向の限定車が設定されたばかりですが、今度は「Selection」というエレガントな限定車です。

BMW 218d ACTIVE TOURER 限定車「218d Selection」

いかがですか?随分と上品な雰囲気じゃないですか?

ボディカラーなどを見ると若い家族向けに見えますが・・・

それにしても2シリーズのアクティブ/グランツアラー、売れているんでしょうね。実際に街中で見る機会も非常に多く、その特徴的なBMW顔はすぐにそれとわかります。

私も以前218iですが点検の時に代車としてお借りして、FFでもBMWらしい走りをしていることは確認済みですが、少し高めの視点や、高さのある荷室を備えながらもコンパクトなボディと、大抵の立体駐車場に入る全高に抑えていること(これはアクティブツアラーだけですが)が支持される理由でしょう。ですがもちろん、それだけではないですよね。BMWの「走り」あってこその人気なのは疑いようがありません。このFFのBMWでBMW自体に興味を持ってもらって、「よく言われるBMWのFRってどうなんだろう?」と上級移行していっってください、ということなんでしょうね(笑)。

このように今やすっかりBMW入門車として定着した感のある2シリーズアクティブツアラー、しかもボディカラーは赤とくると、絵に描いたような爽やかな若い家族に支持されそうですし、実際されるでしょう。

ですが、私の考えはちょっと違うんです。これ、子供が手を離れたご夫婦にすごくお似合いなんではないかと。

子供が手を離れると、今までクラウンに乗っていた方がヴィッツに乗るなど、クルマのダウンサイジングをなさるそうです。それはそうですね、自らのライフスタイルに合わせて選ぶとすれば、大きなクルマは必要ありませんし、むしろ自動車税や燃費などの維持費を考えると無駄です。

そこで俄然この2シリーズアクティブツアラーに脚光が当たるわけです。年をとってくると、伝統的なBMWのセダンでよくあるような低いシートには乗り込みにくくなりますが、アクティブツアラーの運転席のシートの高さは、身長175cm(公称値)の私が、立った状態でそのまま横に腰をずらした時にちょっとだけ腰を下ろす感じの箇所にありますので、非常に乗り込みやすいです。

しかも、ディーゼルであれば燃費の良さは言わずもがな。とくれば・・・もうお分かりですよね。

このエレガントな限定車、お子様が手を離れたご夫婦にこそオススメしたいのは、そういうわけです。

私も将来はこういうクルマに乗っていたいですね。

実は漠然と、年をとった時にはMINIに乗りたいな、と思っていました。学生の時に、まだMINIがBMW MINIではなかった時に、ブリティッシュ・レーシング・グリーンのすごくおしゃれなMINIに、ダンディなおじさまがお乗りになっていたのを見てからの憧れがあったんです。私はダンディではないので既に失格なのですが、2シリーズを見て触れて見ると、これも魅力的なことに気がついてきました。

まあ、まだまだだいぶ後のことですので、その時にはまた違った魅力的なクルマが現れていると思いますが、もし今、クルマのお買い替えを考えられている熟年のご夫婦には、一度「FF」の偏見を捨てて、この2シリーズを是非体験していただきたいと思っています。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。