40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

次期3シリーズのEVは航続距離500km!ライバルはメルセデスではなく・・・

BMW

次期3シリーズの情報がまたまたスパイフォトとともに流れてきました!次期3シリーズでフルEVが用意されるのはもはや公然の秘密のようになっていますが、その航続距離は・・・500km!これなら安心して実用に使えますね。

次期3シリーズスパイショット!

まずは以下の記事をご覧ください。

2017.8.15

BMW 3シリーズ 次期型をスクープ…ライバルはテスラ!? 初のEVは航続500km

BMWの主力4ドアセダン『3シリーズ』次期型の姿をスクープ。初めてプロダクション・ヘッドライトを装着した状態で捉えることに成功した。

その表情からは、今後BMWのデザイントレンドとなる鋭く釣り上がるヘッドライト、より角ばったイカリング、LEDデイタイムランニングライトバーなどが確認出来る。ワイドになったキドニーグリルはその存在感を増している。ただし奇妙にカッティングされたボンネットフードはカモフラージュで、最終デザインはまだ隠されているようだ。

テールライトはトランク開口部で切れているように見えるが、恐らくこれもカモフラージュ。市販型では、現行モデル同様のワイドなデザインが採用されるだろう。

次期型には「CLAR」プラットフォームを採用、100kg近い軽量化が図られると共に、ホイールベースを延長、居住性がアップしトランク容量も拡大する可能性がある。

パワートレインは最高出力248psを発揮する2リットル直列4気筒エンジン、最高出力340psを発揮する3リットル直列6気筒エンジン、2リットル直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせるPHVがラインナップ。ハイライトは、80kWh以上の大容量バッテリーを搭載し航続距離500kmと噂されるEVの登場だ。

3シリーズは、これまでメルセデスベンツ『Cクラス』、アウディ『A4』などをライバルとしてきたが、今後はテスラ『モデル3』とも勝負できるモデルへと進化する。

ワールドプレミアは2018年ジュネーブモーターショー以降が有力だが、2017年9月のフランクフルトモーターショーでサプライズがあるかも知れない。EVの登場は2019年以降になるだろう。

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(レスポンス 子俣有司@Spyder7)

かなり堂々としたボディサイズに見えますが、5シリーズと同様、ボディサイズの拡大は最小限に抑えられているのではないでしょうか?伸びやかに見えるのは、ボディシェイプの妙によるところが大きいでしょう。

あ、あれ?320i相当のクルマはないの?

引用記事によると、2L直4の248ps、そして3L直6と2L直4+モーターとフルEVとなっています。おそらく、順に330i、340i、330e、そして・・・フルEVはなんと呼ぶのでしょう?何れにしても、日本で売れ線となるべき320iどころか、320dも見当たりませんね。

これでは大分車両価格が上がってしまいそうですが・・・まあ、発表当初は廉価モデルはないのが常です。そのうち320i、さらに318iのようなモデルが出てくるでしょう。

ですが、320dは・・・もしかして本当に出なかったりして?!と思っています。報道でご存知かと思いますが、ディーゼルの排ガス規制が緩かったヨーロッパでは、都市部の大気汚染や酸性雨が深刻な問題になりつつあります。こんなことでディーゼルが悪者扱いされるのは心外ですが、もしかしたらもしかしますよね。

話題のエンジェルリングは・・・

この写真では、ライト位置はとりあえず「4灯」の位置にあるものの、ライトとライトの間までカモフラーフされているのでどうなっているのか全くわかりません。

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BMWがフルサイズSUVを開発しているのは知っていました。しかも9月のフランクフルトショーで発表されるクルマで「X7」という名前になることも知っていました。ですが・・・これは結構衝撃的です。もしかしてフランクフルトショーでの「サプライズ」っ[…]

エンジェルリングがあるようにも見えますし、ないようにも見えます。わざわざ隠しているのだからエンジェルリングは形が変わりこそすれ存続しているだろうとも考えられますが、深読みすると、本当はないのにそれを悟られないようにあえてカモフラージュしてあるように見せかけられている、とも・・・。ひねくれすぎですかね?

やっぱりフランクフルトショーのサプライズに触れていますね。

記事の最後にちょこっとですが、フランクフルトショーでBMWが発表するサプライズに触れています。あえてこの記事で触れるということは・・・やはり3シリーズのEV関係の線が濃厚なのでしょうか?

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初めて見た時はなんとも漠然とした発表だな、と思いました。これで興味を抱く人なんているのかな?と。ですが、今日のニュースを見た途端、「もしかしてコレのこと?」と思ったことがあったのでご報告します。 お膝元のモーターショーで何もないとは考えに[…]

これはひょっとすると・・・新型3シリーズ、EVのみ先行発売!とかあるかもしれませんね。だって、以前3シリーズのEVの発表があった時に、どうも現行3シリーズに設定するような論調の記事が多かったのですが、ビジネス上の問題点があるというのは当ブログでもご紹介した通りです。

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これは驚きました。3シリーズでフルEVがもう出るとは・・・。その様な報道があった様なのですが、真偽の程はどうなのでしょうか? は、早くないですか?! 私が見たのは以下の記事です。 BMW、「3シリーズ」の電気自動車版でテスラに[…]

どうもこの発表が臭いますね。正直、現行3シリーズにEVを今更設定しても・・・という感想は番人が抱くものだと思います。これもある意味サプライズですが(笑)、もっと正統派な意味でのサプライズとなると、新型3シリーズEVのみ先行発売というのはあってもいい気がします。ここまで行っていまスガ、それでも本当にそうなったらやっぱり私は驚きますね。

テスラももはや無視し得ない

私は確かにBMW贔屓なのでバイアスがかかっているのは百も承知ですが、この歴史ある大メーカーたるBMWにライバル視してもらえるまでに成長したテスラって、やはり驚くべき存在だと思います。既存の自動車の変革の中で、うまく先行者メリットを生かしてビジネスを急成長させて来ていますよね。

EVの世界でもこれです。ぽっとでのメーカーなんぞ・・・とあぐらをかいていると、あっという間に追い越されてしまいますよね。

そして、自動車業界で怒っているもう一つの大変革といえば・・・そう、自動運転車ですよね。ここでも既存の自動車メーカーは、テスラをはじめグーグルなどとも戦わなければいけなくなるかもしれません。

本当に自動車メーカーにとっては限りない試練の続く時代だと思います。ですが、懐古趣味ではないですが、古き良き時代からの自動車の根源的な楽しさというものを知り尽くしている自動車メーカーには、是非ともこれからも頑張って、自動運転車でも楽しいクルマを提供して欲しいですね。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。