BMWに乗って家族みんなでドライブ行こう!

東京モーターショーのBMWブース観覧記

前回記事ではコンパニオンのお姉さんにうつつを抜かしていた様な感がありますが(笑)、ちゃんとBMWブースを見て来ています。今回は、6シリーズGT以外のBMWブースにおける展示車を観察したことをご報告したいと思います。

まずはコンセプトカーから。

BMWの今回の目玉と言えば、やはり2つのコンセプトカーでしょう。個人的には、どちらかと言うと、いや、強いて言えばですが、コンセプト8シリーズが重要な位置付けの様な気がしています。

それにしてもすごいグリルですね。目一杯息を吸い込もうとするアスリートの様です。ボディカラーも、微妙なプレスラインを浮かび上がらせる不思議な色で、このコンセプト8シリーズの魅力を引き立てています。

流石にこのまんまのデザインで市販されると言うことはないでしょうが、限りなく近い形で出てくれると嬉しいですね。では、バックショットも。

リアバンパーの両端が大胆にえぐれていますが、これはもしかしてリアホイールハウスからのエアをここから抜くためのものでしょうか?近づけませんでしたので確認はできませんでした。

この角度ですとリアフェンダーのふくらみがめちゃくちゃグラマラスでかっこいいですね。こう言うと誤解を呼びそうですが、アストン・マーティンに通じる男性らしいマッチョさを感じます。

では、もう一つのコンセプトカー、Z4も見て見ましょうか。

BMWファンの当ブログの読者様であれば、このZ4の報道のされ方には違和感どころか、怒りすら持っていらっしゃる方もいるかもしれません。いつも枕詞は「スープラの兄弟車」。ですが、このBMWそのもののスタイリングからスープラを想像することは叶いませんよね?例えば、ポルシェ・マカンとアウディQ5は兄弟車ですが、全く似ていませんし、言われなければ、いえ、言われてもわかりませんよね?そう言うことです。

で、自己矛盾を起こしたのですが、「コンセプト8シリーズの方が大事」とか言いつつ、実際にはコンセプトZ4に魅入られてしまいました。

コンセプト8シリーズにも通じるリアコンビネーションライトの造形ですね。この造形がスポーティモデルにおける今後の標準となっていくのでしょうか?そう言えば、X2もちょっと細めですもんね。

このフローズン系のオレンジも、Z4と言う車のキャラクターを際立てています。寒いドイツでは太陽への憧れというものは相当なものと聞きますが、このオレンジも陽光溢れる雰囲気を目指しているのではないでしょうか?

コンセプト8シリーズもそうでしたが、このフロントエアダムの真ん中に車名が書いてあるんですよね。ちょっと読み取れませんけど、「concept」の文字が小さく「Z4」の横に書いてあります。

これ、生産車でもオプションでいいのでやってくれませんかね?個人的には猛烈にかっこいいと思うのですが。

そして、コンセプトZ4で最も私が実現してほしいと思ったのがこれです。

腕をいっぱいに上に伸ばして撮影しました(笑)左右でシートの色が違うんですよ。落ち着きを求めるセダンでは敬遠されるかもしれませんが、こうしたスポーティモデルでは好まれるのではないでしょうか?私はかなり気分が上がりますね。しかも見られることを意識しなければいけないオープンモデルであれば、注目度も抜群です。

ところで、この二つのコンセプトカーに共通しているのですが、ドアミラーがえらく細いですよね。まあ、コンセプトカーですからデザイン優先ということで、生産車でこのまま出てくるわけはないでしょうが、できればミラーレス・・・というのは時期尚早に過ぎるでしょうか?

M!

さて、裏側に回るとMが3台並んでいました。M4 CS、M2、新型M5です。

まずはM4 CSから。

いきなりOLEDのテールライトから行ってみました(笑)。これ、どうしても写真では伝わらないのですが、この重なり合っている感じが不思議な感じでいいです。ちょっと暗めに撮ってみた写真も載せておきましょう。もしかしたらちょっとは伝わるかもです。

そして、M2とM5。

M2君、晴れ舞台で頑張っていますね(笑)。もう微笑ましいやら可愛いやら・・・いかつい兄貴分に囲まれていますが、もちろん運動性能は堂々たるものです。

そしてM5ですが、トランスミッションがM DCT Drivelogicではなく、「Mステップトロニック」です。

ドアが開かないので、窓に張り付いて撮りましたが・・・うーん、うまく撮れていませんね。すみません。このトランスミッションがどのような感覚をもたらすのか、楽しみですね。

フローズンボディ

ここで他の展示車も見ましょうか。

限定車の「i8 Protonic Frozen Yellow」。

これが発表された時、実は私、「えー・・・」と思ったんです。ですが実物を見て納得。本当に写真で伝えきれなくて申し訳ないのですが、これ、本当に綺麗です。昨日登場の長身美女、笑也さんもi8にご興味をお持ちのようでした。ホント、クルマ好きさんですよね。

フローズン系ボディカラーはまだあります。M760Liです。

これですね、触ってみると以外とサラサラで気持ちいいんですよ(笑)。

それにしてもダーク系の色のフローズンは凄みがありますね。こんなクルマが後ろから迫ってきたら怖いです。でも室内は・・・

豪華なのはいいんですけど・・・この助手席を倒してオットマンが出てきて・・・というのはどうも・・・この車のキャラクターに似合わないような気が。

ですが、今月号のCGの、RRファントムの記事を読んで納得しました。曰く、ショファーは後席住人が快適に過ごせるための運転に神経を使い、疲労し、集中力を欠くようになると。しかし、運転が楽しければその集中力は保たれるであろうと。なるほど。

ですが、M760Liはどちらかというとショファードリブンだけではなく、オーナー自らが運転するためのクルマでもありますね。

X3と740e(のボディカラー)

発表間もないX3も展示しておりました。

スタイリッシュですねー。なんだか本当に垢抜けた感じがします。驚いたのが、以外とコンパクトに見えること。かつては「クルマは大きいほどイイ」みたいな価値観が蔓延しておりましたが、SUVに関していうとむしろコンパクトSUVが流行っていることから考えても、小さい方がいいという価値観が優っているのでしょうか?

そして、ふと気づいたのが・・・

X3のドアミラーです。何か気付きませんか?って、非常に見にくいのですが、例のレーンチェンジウォーニングの警告の三角マークが、ミラーの付け根からミラーの中に移動しているんです。

これはいいですね。実際、ドアミラーをみる時って、チラ見です。しかも、ミラーの中しか見ませんよね?ですので、この警告灯はやはりミラーの中がいいと常々思っていました。大体、付け根に警告灯は、まあ見えますけどなんだか後付感がありますしね。

あと、740eですが、ボディカラーがまたよかったですね。

うーん、またもちゃんと伝わるかどうか・・・ボンネット部分のアップです。これは「ムーンストーン」という色で、シルバーではなく微妙に紫がかっているときもあり、イエロー系に見えるときもあり・・・光の加減で表情を変える、非常にいい色です。思えば、私が試乗した740eもこの色でしたが、日中の光の元ですと淡い紫シルバーに見えました。

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前回記事の523d高速試乗に引き続き、740eの高速試乗をしてまいりました。BMWのフラッグシップたるラグジュアリーセダンにふさわしい、鷹揚ながらスポーティという相反する要素を見事に高次元で調和させた素晴らしいクルマでした。 523d試乗[…]

他にはi3のバッテリー強化型かつレンジエクステンダーつき車両もと530eも展示されていましたが・・・まあ、これはいいでしょう(笑)。

ここまでじっくりと観察できるのはモーターショーならではかも。

試乗の時って、やはり時間を気にしなければいけませんからここまで詳細に観察はできません。ショールームでやっているのも・・・まあ、できますが、ちょっと恥ずかしいというのが難です。

モーターショー、やはり行ってよかったです。あの雰囲気、他のメーカーとの比較の中でこのようにBMWの話題の最新モデルを好きなだけ観察できるという場は、やはりこの場しかないですもんね。

さて、モーターショーシリーズ、あともう1回だけ続きます。幸いにしてお向かいにあったメルセデスのブースの模様をかいつまんで次回お届けしたいと思います。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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