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320dの燃費が最近急に良くなった!エアコン以外にも原因あり?

最近思うようにお出かけできておらず、都内の徘徊が主になっています。が、なんだか最近急に燃費が良くなっているんです。思い当たる原因は・・・。

何だか妙に燃費がいい・・・

先週末のことです。

週末のプライベートな用事を済ますべく、都内を2、3箇所徘徊しておりました。全て一般道でそれなりに道も混んでおり、信号運も悪くてゴーストップも多い上に、用事のある先々で停止してはまた走り出しの繰り返し。要するに、市街地の短距離走行を繰り返すというもっとも燃費には悪いパターンを繰り返していたんです。

まあ、こういう時は燃費計は見ないに限ります(笑)。だって、がっかりしますから。感覚的には、いつものヨーロッパ式燃費表示で10L(/100km)を切らなければ御の字、と行った運転パターンでした。

そうはいっても気になるのが人情です。怖いもの見たさといいますか、あまり期待せず、ショックを受けないようにちらっとオンボードコンピューターの燃費表示をみてみると・・・何と、7.2L/100km(13.9km/L)の表示!思わず二度見しましたね。どうりで燃料が減らないわけです。走っている距離が短いからかと思っていました。

でもエアコンではない。

実は先週末の東京は以外に気温が高くて(と行っても普通であればエアコンはいらないのですが)、私はエアコンを入れっぱなしにしていました。これはうっかりミスでして、むしろ燃費をみて驚いて、「エアコンを切っているからか!」と早合点してエアコンのスイッチを確認したら逆にオンになっていて(笑)、慌てて消したくらいです。

確かに燃料は最近お気に入りのShellの軽油ですが、それだって最近はいつものことです。

他に違うことといえば、純正フューエルクリーナー。そういえば、まだ今の燃料にはこれが混入されていまして、ちょうど半分近く消費したところでした。

確かにフューエルクリーナーはかなり即効性があります。エンジンがスムーズになり静かになるのは、投入後数km走行するだけで体感できます。これは当ブログで何回もご紹介している通りです。

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でも、燃費にもこんなにすぐに効果がありましたっけ?と考えると、流石にそこまでいきなりよくなるというのも・・・まあ、よくなるはよくなりますが、いきなり感覚的に2倍近くなるとは考えられません。

無欲の勝利?

当ブログで燃費の話題を出す度に、読者様からコメントで「意識しない方が燃費は伸びる」と指摘され続けていました。

今回の運転パターンは間違いなくいつもの私でしたら燃費の悪いパターンですが、よくよく考えてみると適度の混んでいたのが幸い(?)して、アクセルをほとんど踏んでいないように思います。アクセルを「踏む」というより「表面を軽くなでる」くらいの感じでしょうか?立ち寄り先はいくつかあったものの、特に時間的な縛りがあるものでもなかったので、流れに任せて、ある意味で漫然と運転していたように思います。

320dって、ドライビング・パフォーマンス・コントロールがECO PROモードだとそこそこ反応が鈍くはなりますが、COMFORTだと、発信でちょっとアクセルを踏むだけで集団から飛び出すような加速をします。当然燃費は悪くなるのですが、COMFORTの方が、街中でよくある減速→再加速の時にレスポンスが良かったりするので、最近はCOMFORTにする比率が高くなっていたのも確かです。

ということは。

Shellの軽油+フューエルクリーナー+ECO PROモードでの穏やかすぎる運転

という3つの相乗効果で燃費がよくなったのでしょう。特に聞いたのは一番最後のECO PROモードでの穏やかすぎる運転」です。まあ、これは自分で意識したわけではなく、流れに合わせて、アクセルオフも頻繁にしていたので、「無欲の勝利」と言えるでしょう。

ようやく読者様に言われた「意識しない方が燃費が伸びる」ということがわかった気がします。

その中でも特に原因となっているのは・・・

個人的には先にも申し上げた「アクセルオフを頻繁にする」ことだと思います。

アクセルオフにすれば、ECO PROモードの場合は60km/h以上の場合は駆動系がエンジンと切り離されて空走します。この時の燃費は大体0.7~1.0L/100kmを示していますが、セーリングでない場合は普通にエンジンブレーキがかかりつつ空走するので、燃費表示は完全に「0L/100km」となり、燃料を消費しません。

セーリングは長い距離を空想するときはいいのですが、市街地では次の信号が赤になったのが見えて減速しながら近づこうとする時には向きません。また、前走者との車間距離を調整するためにアクセルオフでちょっと車間を広げたい時にも向きません。

ですが、市街地だと中々60km/hまで上がりませんよね。結果として、燃料が完全にカットされるエンジンブレーキを多用し、かつスピードが上がらない中で再加速にもアクセルの表面をそっと撫でるくらいの踏み加減で燃料を消費しなかった、というのが、今回の「無欲の勝利」の勝因かと思います。

あ、ちなみにセーリングは最近のモデルではデフォルトでオンになっていますが、少し前のモデルですと設定しなければ働きませんのでご注意くださいね。

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ここまでわかっていても意識すると燃費が伸びないのはなぜ(泣)。

本当になんでなんでしょうね(笑)。実は燃費が以外にいいのに気づいて驚いたのは信号待ちの時で、まだ帰宅していなかったのですが、この「7.2L」というのがいかにも中途半端で気に入らないので、ちょうど「7L」まで持って行こう!と欲を出し・・・結果帰宅時には7.6Lまで悪化しているという結果になるんです(泣)。

た、たまたま交通状況がそうだっただけ!と思いたいのですが、以外と自分の身には無意識に燃費のいい運転をできる習慣が付いているのに行かせないというのはもどかしさも感じます。

ですが反対に考えれば、意識しなければいいんですよね。これからも意識しないで、いい燃費を出してみたいと思います!と言っている時点でダメな気が(笑)。

もしかして、これってキャンペーンの応募にも言えるのではないでしょうか?そういえば、よく読者様に「応募したら、応募したことすら忘れると以外に当選するものです。」というアドバイスをいただくのですが、これも無欲の勝利ですよね。今度応募するときはこの無欲の境地に達してから応募することにします。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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