BMWに乗って家族みんなでドライブ行こう!

中古車ハンティングの為にまたレンタカー・・・ってなんか釈然としないけど。

さて、中古車をネットでさがしたところはお伝えしましたが、ある程度目星をつけたら、実際にクルマを見に行かなければなりませんよね。そのためには店まで行く足が必要です。そのためにはまたレンタカーを借りるしかありません。クルマがないからこそ不便してかおうとしているのに、その為にクルマが必要で・・・なんだか鶏が先か卵が先かみたいにループしてますよね。

またSIXTにお世話になります!

もう、オランダで、というか海外でレンタカーを借りるならSIXTしかない!というくらい惚れ込んでしまっていますので(もちろんその安さに、です(笑)。)、中古車を見に行く!と決めた瞬間に、またRentalcars.comのサイトからSIXTのレンタカーを探しました。

ですが今回は直前の予約だったからか、あまり安くありません。週末2日間のみの利用なのに25,000円。前回、到着時は週末を含む4日間で20,000円だったのに。でもまあ、他に手もないのでしょうがないですね。

しかし、この様な中古車ハンティングをいつまでも続けるわけにはいきません。つまり、中古車探しにいつまでもレンタカーの費用と、借りに行く時間がかかるのは到底肯ぜないところです。というわけで、このレンタカーを借りる週末、大抵の中古車屋さんは日曜日が休みなので実質的に土曜日だけですが、そこで決める!という制約の下、並々ならぬ気合をもってハンティングに臨んだわけです。

ただ、レンタカーの予約は1時間前までに終わらせておかなければいけません。土曜の朝起きてこのことに気付いて慌てて予約し、比較的今の居住地から行きやすい(バスで20分くらい)、アムステルダム・スキポール空港にピックアップしに向かいます。

もう場所もわかっているので手続き自体は円滑に進んだのですが・・・クルマ自体が中々来ません。直前の予約だったので準備が間に合わなかったのでしょう、時間的制約の問題から気持ちばかりはやるのですがここは大人しく待つしかありません。

と、来ました!

はい、またも3シリーズのツーリングです(笑)。上で価格の話をした時にあえて車種を明かさなかった、というか当然のように同じ車種である前提で離していたので気づかれた方もいらっしゃるでしょうが、慣れていない環境での運転に、できるだけ慣れたクルマを運転したいという、前回と変わらぬ理由です。

ですが、価格が高いだけのことはあります。ボディカラーは前回と同じメディテラニアン・ブルーなのですが、まるで別のクルマかと思うほど、今回の車はきらびやかです。もう、目立って目立ってしょうがありません。

それもそのはず、このクルマ、318iですがLuxuryです。光りものが多くてキラキラしていますし、これは本当に驚いたのですが、まだ走行2,400km強という新車中の新車です。装備も前回の318dよりは充実しています。でもシートは本革シートの割にパワーシートではないんですよねー。まあ、これでいいのでは、と思いますが。しかもその上、Luxuryなのにスポーツシートですし。

あ、そうそう、日本仕様ではオミットされてしまっている、前席ドアハンドルに仕込まれたライトもちゃんと付いています。

ですがそんなすごいクルマを眺めている間も無く、早速まずは1軒目に向けて出発します。事前にグーグルマップで調べていたのですが、空港から1軒目まではクルマで1時間ほど。そこでいいクルマがあればいいのですが、なかった場合には次に向かわなければいけません。

例によって例のごとく、いきなり高速道路に乗りますが、とにかくまたも路面がスムーズ。日本で乗る3シリーズよりも数倍上質なクルマに感じます。実はこの後、1軒目があっさり空振りに終わり、あまりの乗り心地の良さ、ノイズの少なさに、どんなタイヤを履いているのだろうと遅ればせながら恒例のタイヤチェックをした私に、驚愕の事実が待っていました。

環境でこうも変わるとは。

まずはこの写真を見ていただきましょう。

すごく天気のいい日だったので私の影が写り込んでしまっていますが・・・お気付きですか?これ、オプションの18インチのホイールです。しかも、写真では全く見えませんが、銘柄はピレリP7 Cinturato!

このタイヤは私が愛車320dツーリングの次期サマータイヤを検討している時に、アウディで乗り比べた際のゴロゴロした感触とノイズの大きさでコンペから脱落した銘柄です。

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私の愛車は前期型、こちらはLCI後の後期型という違いは大きいかもしれませんが、あの上質な乗り心地を提供していたのがこのタイヤ、しかも18インチだというのが信じられません。

オランダではとにかくクルマにかかる道路税が高いという話は以前しましたが、その恩恵として非常にスムーズかつ騒音の少ない路面が整備されていて、タイヤにかかわらず良好な乗り心地を確保しているということが、この1件で新たに身にしみました。

かと言って日本もそうすればいいのに、というつもりは毛頭ありません。やはりクルマの値段が高くなりすぎますし、日本では高速道路に関しては料金を徴収することで「受益者負担による」整備という点ではそれなりにオランダと変わらないと思うからです。オランダほど徹底はされていませんが。

2軒目で決めてしまいました。

空振りの1軒目に落胆する間も無く、2軒目に向かいました。

ここで私、うっかりしていたのですが、ネットで探しただけあって店がオランダ全土にあるんですね。一応、オランダは九州くらいの面積ですし、移動の平均スピードが高いのでなんとかなりそうですが、2軒目も1時間強かかります。

着いたのはオランダ南部ののどかな田舎街でした。閉店時間である17:00間近に飛び込んだにも関わらず、本当にクルマ好きのお兄さんたちが非常によくしてくれて、そしてそこで試乗もさせてもらいました。

そして、走行距離と年式の割に内外装ともキレイで、これからの耐久性にも不安がなさそうで、かつ若干(かなり)予算オーバーながら希望に会うクルマを見つけたのと、毎週末レンタカーを借りるわけにも行かない上に生活上の不便さが際立って来た事もあって。決心してしまいました。

このクルマにする!

それはいいのですが、ここから実際にクルマを手にするまで、私の悪戦苦闘が始まります。

オランダでクルマを買うときの事情が日本と異なることもあり、またオランダ社会特有の事情もあって、というのが理由なのですがそれは次回詳しくご紹介します。

これからオランダに来る方がどれだけいらっしゃるかわかりませんが、ご参考になれば幸いですし、来る予定のない方も海外と日本の違いを知るよいきっかけになれば、と思っています。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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