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BMW X1のPHV(ついでにロングホイールベース)が登場!ディーゼルと悩みますね。

せっかくのシルバーウィークだというのに天気予報も悪かったですし、初日以外は天気が悪かったので遠出のお出かけはありませんでした。ですがニュースサイトを漁っていたらタイトルのような記事を見つけて、色々と思いを馳せてしまいました(笑)。

発表されたのは成都モーターショー

成都?ってどこ?と思われる方のために、一応念のためですが、成都というのは中国は四川省の省都です。四川省といえば激辛料理とパンダと仙人ですかね、私にとっては。

それはいいとして、記事は以下になります。

【成都モーターショー16】BMW X1 の中国専用ロング、PHVを追加

ドイツの高級車メーカー、BMWは9月上旬、中国で開幕した成都モーターショー16において、『X1 xDrive25Le iパフォーマンス』を初公開した。

BMWは2016年4月、中国で開催された北京モーターショー16において、新型『X1』の「ロングホイールベース」を発表。BMWは『5シリーズ』と『3シリーズ』に、中国市場専用のロングホイールベース車を設定。今度は新型X1にも、中国市場の顧客が好むロングホイールベース車を、中国専用モデルとして投入した。

新型BMW X1に試乗。FFベースに変わってもライバルを凌ぐ楽しさがある

今回、成都モーターショー16で初公開されたX1 xDrive25Le iパフォーマンスは、新型X1のロングホイールベースに追加されたプラグインハイブリッド車(PHV)。「iパフォーマンス」は、BMWブランドの電動パワートレイン搭載車に冠される名称となる。

フロントに積まれるのは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン。最大出力136hp、最大トルク22.4kgmを発生する。トランスミッションは6速で、エンジンのパワーが前輪を駆動する。

最大出力95hp、最大トルク16.8kgmを引き出すモーターはリアアクスルに配置され、後輪を駆動。エンジン駆動の前輪と合わせて、4WDとなる。eBoostモードでは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大トルク39.2kgmを獲得する。

二次電池は、蓄電容量10.7kWhのリチウムイオンバッテリー。モーター単独で60kmのゼロエミッション走行可能なEVモードの効果もあり、55.5km/リットルという優れた燃費性能を実現している。

(レスポンス 森脇稔)

それにしてもなぜ中国?という気もしますが、ロングホイールベース版と抱き合わせで発表だったからなんですね。

記事中でも述べていますが、中国には3/5シリーズにロングホイールベース版があります。これは中国でのみ販売されていますが、シャシー自体は流用されて、GTとして日本でも販売されていますよね。

一般的に、ボディをストレッチするとボディ剛性、特にフロアの剛性が不足します。フロアの剛性が低いとどうなるかというと、結局シャシーがよじれやすくなるわけですから操縦安定性にも影響がありますし、もちろん乗り心地も悪化します。

BMW7シリーズやメルセデスSクラス、レクサスLSのように当初からロングホイールベース版が想定されているクルマは、もちろんフロア補強などの対策などで万全を期していますが。

それにしても、X1でロングホイールベース版って、売れるのでしょうか?コンパクトSUVの長所を捨ててしまっているような気がするのですが・・・。そもそもX1ってFFベースですから室内は広いですよね?リアシートもスライドして足元も広げられるのに。

まあ、ロングホイールベースということでしたら日本には入ってこないでしょうから関係ないですね。それよりも、車名に引っかかりました。

X1 xDrive25Le iPerformanceという車名

 

個人的には、EVとして」走行距離が60kmに達する点に衝撃を受けました。日本の基準とは違うでしょうから単純に比較できませんが、これって今日本で入手出来るPHV(225xe/42.4km、330e/36.8km、X5 xDrive40e/30.8km)のどれよりも長いですね。

というか、本当にそうであれば日本を代表するハイブリッド車、プリウスで今年の冬に発売されるPHVのEV走行距離に匹敵します。

それにしても、「L」とロングホイールベースがつくのはいいとして、なぜ「25e」となるのかわかりません。

というのは、以前すでに発表されていて、日本にも導入さ荒れる可能性が高いX1のPHVは、ドイツでは「xDrive 23e」と呼ばれるようなんです。

バッテリーはよくわかりませんが、ガソリンエンジンのスペックも225xeと似通っているので、もしかしたら日本でも「xDrive 25e」になるのかもしれませんね。「523d」だって本国では「520d」ですからね。

フルラインPHV化

BMWの環境対応って本当に徹底してますね。日本では7シリーズにはディーゼルは設定されていませんが、PHVは日本で受け入れられやすい、というよりもむしろディーゼルより販売が見込めるので、これからもBMWが販売するPHVは全て入ってくるのではないでしょうか?

これから導入予定の740eを始め、X1、そしてモデルチェンジ後の5シリーズも来るでしょうね。後は、1シリーズやX3ですが、こちらもモデルチェンジ後にPHV化されるでしょう。

日本では既に大人気の225xeがありますが、密かに私は1シリーズのPHVに期待大です。多分、日本で爆発的に売れますよ。

1シリーズ・225xeそしてX1というベーシックなクラスでPHVが出揃った時には、BMWは日本市場でかなり優位な立場を占めることになると思います。

こうした矢継ぎ早なPHVのラインアップの充実もトヨタとの提携の賜物なんでしょうかね。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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