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BMWのXシリーズフルライン化は2018年!残るは「2」と「7」ですが・・・

今やBMWの一大看板シリーズとなった「X」シリーズ。こちらの方も、セダン/クーぺと同じく1〜7までのフルライン化がされるようです。その時期は2018年と、意外と早い時期です。

「2」は知っているけど、「7」も?!

・・・と、このタイトルのように思われる方、多いと思います。なんだか個人的には、BMWにはあまりにも図体が大きなクルマは似合わないと思うのですが・・・。

2017.3.27

BMW、新型SUV「X7」と「X2」を2018年に投入

BMWは、新型高級SUV「X7」や「X2」を2018年中に投入すると明らかにした。BMWは2017年と2018年に過去最多となる40車種の新型車または改良モデルの投入を予定している。

このモデル攻勢を仕掛けるにあたり、BMWは世界的に人気の高いXシリーズのラインアップ強化を図っていく。その計画の一部として、2018年中にラグジュアリークラスの「X7」を新規投入。さらにデザインにこだわった「X2」の投入も計画する。

BMW X3 ディーゼル試乗、要改善項目と魅力

また2017年後半には「X3」のモデルチェンジを予定しており、さらなる顧客獲得を図っていく構えだ。

このほかBMWは、5シリーズのラインアップを新型に順次切り替えていき、すでに発表済みの5シリーズセダンにはプラグインハイブリッド仕様やMパフォーマンスバージョンを追加。ツーリングやM5の投入も予定する。

またジュネーブショーで披露された4シリーズについても、クーぺ、コンバーチブル、グランクーペ、M4クーペおよびコンバーチブルの新型を展開予定だ。

今後しばらくはBMWのニューモデル攻勢から目が離せそうにない。

※写真は2017年に投入予定の「X3」の改良モデル。

(carview! 編集部)

X2とX7、2台を投入してSUVフルライン化完成、というわけですね。

猫も杓子もSUV

世界的にSUVブームと言っていいでしょうね。今やあのマセラーティですらSUV「レヴァンテ」を販売し、今年か来年くらいには、なんとランボルギーニのSUV「ウルス」が出るとも言われています。その他にも、ベントレーの「ベンティガ」もありますね。

そもそも、最初にBMWがX5を発表した時だって、「えええ?!BMWが?!」というのが世の中のリアクションでした。それが今やBMWの屋台骨を支えるまでに成長しているのですから、わからないものです。いえ、わからないというのは当たっていないですかね。むしろ、この頃にSUVを積極展開したBMWをはじめ、メルセデスやVWなどのマーケティングの巧みさ、マーケットメーカーとしての取り組みが間違っていなかったということでしょう。

そして、その実った市場に今から参入してくる後発メーカーというのは、ある意味後出しジャンケンですのでより良いものを出してきます。マーケットメークするコストもかかっていませんし、これは先行者メリットを享受してきたBMWなどにとっても脅威になるでしょう。

BMWのSUVフルライン化は、こうしたところからくる危機感というのもあるでしょう。

ですが、より直接的には、メルセデスの存在ですよね。つい最近、メルセデスではSUVのラインアップをGL○という名前に整理しました。C・E・Sという、ユーザーにとって慣れたアルファベット名を後ろにつけることで、どのクラスにSUVかわかるようにしたんですよね。

そして、以前からあったGL、今はGLSと呼ばれるようになった巨大なSUV。日本で見ると、こんな大きいクルマ、どこで乗るんだ?と思ってしまいますが、アメリカでは厳然として「フルサイズSUV」というマーケットがあります。つまり、北米市場で戦うために投入された車種ですよね。その証拠に、長らく左ハンドルしかありませんでした。最近になって、ディーゼルがラインアップされてようやく右ハンドルが設定されましたが。

BMWはこうした市場にX7で参戦するわけです。個人的には、心待ちにしていた方も多いと思いますので、成功することは間違い無いでしょう。

それよりも個人的にはX2が気になりますね。

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これでしたらなんとか手がとどく価格でスタイリッシュなSUVが手に入るのですから、食指が動きそうです。もちろん、考えることは皆さん同じですので、相当な大人気車になると思います。それこそ、最初の頃は納車まで1年待ちとかになってしまうのでは無いでしょうか?

SUVのクーぺがBMWは十八番。ということは・・・

そのうち「X8」なるモデルも出てくるのでしょうか?!実際、SUVでないラインでは8シリーズの復活が噂されていますから、無きにしもあらずだと思います。

いっそのこと、BMWはSUVのクーペだけ作ればいいのに・・・というのは早計で、きちんとした基本形の出来がいいSUVがあるからこそ、バリエーションとしてクーペを増やすことができるというのは、ご説明の必要も無いでしょう。

それにしても、自分ではまず買わないにしても、X7がどのようなクルマになるのか、興味があります。BMWが考えるプレミアムSUVというのはどのようなものなのか。2018年を期待して待ちましょう。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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