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BMW3シリーズのフォグライトに驚きの機能!ご存知でしたか?

取扱説明書を何気なく読んでいたら、フォグライトに関して、今まで知らなかった記述が載っていました。個人的には驚きまして、もしかして意外と知られていないのでは?と思いましたので、ご紹介します。

取扱説明書は読みましょう。

私は新しい機器などを購入した時に、最初に取扱説明書を読みません。が、ある程度基本的な操作がわかってから、もっと機能がないかな?と思って所々拾い読みしていっています。

お陰で結構当たり前の事を知らなかったりしますが、まあ、後々アップデートされるので、自分の中では良しとしています(笑)。

今回は、別のことを調べていたのですが、「ライト」の項目を何気なく読んでいまして、フォグライトに至った時に、「え?!そんな機能があるの?」という記述を発見したというわけです。

フォグライトの広配光機能

私の愛車、前期型のF30 /31では、フォグライトがハロゲンとなっております。ご存じの通り、ハロゲン光は全方向に均一に広がる特性を持っているので、ヘッドライトに使用すると比較的広い範囲を照らしてくれるのが利点ですよね。

BMWの3シリーズのフォグライトは、これを生かしてさらに横の方まで照らしてくれます。以前当ブログでご紹介しましたが、オプションのコーナリングライトは、このフォグライトの横まで照らす機能を利用し、ウィンカーを出している方向のフォグライトのみ点灯して、曲がる方向を照らすものです。

私の愛車にはコーナリングライトは付いていませんが、真っ暗な道で曲がる時には手動でフォグライトをオンにして、この機能を使っています。低い位置ですが、かなり横の方を照らしてくれるので、曲がり角のてっぺんに石を置いていたりしてある場合に発見しやすく、非常に重宝しています。

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驚いた機能とは?

まあ、個人的には、正直申し上げてフォグライトにこれ以上の期待なんてしていません(笑)。それよりも、低めの色温度で、地面近くできっちりと光り、自車の存在をアピールできればそれでいいです。もっと言えば、私はフォグライトに「前方を明るく照射する」ことを求めていないんです。それはヘッドライトの役割ですしね。

ところが、取扱説明書にはこう書いてあるんです。

スイッチ位置Aでは、フォグライト点灯時に広配光の補助機能が速度110km/h以下でオンになります。

なんですかこの隠しコマンド?!要するに、私が意識せずに恩恵を受けていたフォグライトの広い範囲への配光は、「ライトスイッチ位置がAかつ速度が110km/h以下」という条件だったから、ということですよね?!

じゃあ逆に、「広配光」ではない時はどうなるのか?実験して見ました。

まずはライトスイッチ位置Aで。


広配光状態でフォグライトを点灯すると、必ずヘッドライトも点灯してしまうのでわかりにくいですが、ここでは横方向への広がりにご注目ください。そして次にライトスイッチ位置をライト点灯の位置まで持っていくと・・・

・・・あまり変わらない気が(汗)。でも、上の方の写真では自転車を超えても明るい部分が右に伸びて言っているのに対して、下の写真では自転車より右側は気持ち暗くなっていますね。

うーん、どうなのでしょう?横に広がらない分正面に強い光が行って明るいのかと思ったのですが、フォグライト単独で比べることができないのでよくわかりませんね。

状況によって使い分けができる。

この機能、一見するとなんの役に立つのかわからないかも知れませんが、結構意味があるのではないかと思っています。

まず、大抵の場合において、そもそもフォグライトを点灯する必要がある場面ってそうないので、普段は「ヘッドライトオート+フォグライトオフ」で済みます。

そして夜間に真っ暗なワインディングや、住宅街を走る時には、必要に応じて「ヘッドライトオート+フォグライトオン」で、広配光機能を使って進行方向を幅広く照らします。曲がり角の先、コーナーの先も照らせますよね。

そして、中々ないですが、濃霧に遭遇した場合。この時、フォグライトをオンにするのはもちろんですが、場合によっては、日中にヘッドライトを点灯すると、その強力な光が目の前で乱反射し、視界が真っ白になってしまうことがあります。

これは、明るい所から暗い方向を見ようとしても見えないのと同じで、ヘッドライト光が目の前で拡散してしまい、手前が明るくなってしまうので奥が見えないことになります。

その時に、「ヘッドライトオフ+フォグライトオン」で、地面に近い位置のみ点灯させれば、自車のアピールもできますし、目の前が真っ白になることも回避できそうですよね。つまり、ヘッドライトスイッチの位置をスモールライトにし、フォグライトをオンにするということです。こうすればヘッドライトが点灯しません。

中々そういう状況には遭遇しないでしょうけど、もし機会があったらお試しください。というか、私も試してみたいです。

まあ、そうはいってもほとんどはオートライトのいちで、必要に応じてヘッドライトをオン・オフするだけで済むとは思いますけどね。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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