BMWに乗って家族みんなでドライブ行こう!

海外でのディーゼルユーザーの声

私、二年ほど前に幸運にも人生で初めての海外出張に行きました。行き先はヨーロッパ。期間はあっという間でしたが、その時に移動で使ったタクシーの運転手さんとの会話が印象深かったのでご紹介します。

タクシーはEセグメント・ディーゼルが定番

ヨーロッパの街中で見るタクシーは、ほぼ3種類、メルセデスEクラス・BMW5シリーズ・アウディA6が大半を占め、たまにボルボやVWが走っている、と言う感じでした。

日本人の感覚で見れば高級車ばっかりと言うことになるのでしょうが、ヨーロッパでは確かにプレミアムクラスながら、装備が簡素化されているためか日本ほど値段は高くないんですね。

むしろ日本に住んでいる外国人の方に言わせると、ピカピカのクラウンやレクサスのタクシーがバンバン走っている東京の方がよっぽど豪華だそうです。

一タクシー運転手は語る

その中で、ある日宿泊先から出張先のオフィスに向かうときでした。

出張したのが冬だったため、まだ暗い中、時差ボケで強烈に眠い目をこすりながらホテルのタクシー乗り場に向かうとホテルマンが「タクシーですか?」と聞いてきたので「ハイ」と頷き、呼んでもらいました。

カッコいいんですよ。指を口に入れて「ピュウ!」って口笛吹いて呼ぶんです。ところがタクシープールの先頭にいたW211のE320CDIは動きません。運転手さん、寝てるし(笑)。それを見て、後ろにいたF10のBMW520d(日本仕様は523dですね。)が来てくれました。

運「おはようございます!どうぞ!」
私「ありがとうございます。どうしようかと思っちゃいました(笑)」
運「寝てましたね(笑)」

ひとなつっこい、いい運転手さんでした。

話は観光案内からクルマの話に移りました。

私「このクルマはディーゼルですよね?それなのに随分静かですね。」
運「そうですよ。静かでしょう?」
私「私も日本では320iに乗っているんですが、ディーゼルが欲しいんです。」
運「日本でもディーゼルは売っているんですか?」
私「ハイ。日本は排ガス規制が厳しくてずっと売ってなかったんですが、やっと最近出たんですよ。」
運「じゃあディーゼルがいいですよ。私達はレーシングドライバーじゃない。サーキット以外ではディーゼルがベストですよ。」
私「そうですよね。しかも日本では軽油がガソリンより20%ほど安いんです。」
運「ガソリンはリッターいくらくらいですか?」
私「今は1ユーロくらいですね。」
運「何ですって?じゃあディーゼルにしない理由なんてないじゃないですか!」

とその後延々とディーゼルの燃費の良さを説いて頂いている内にオフィスに着き、タクシーを降りました。

いや、私は英語うまくありませんよ?でもクルマ好きって、言葉を越えて何とか意志疎通がはかれるものなんですね。

ディーゼル最高!

この運転手さんの言う通り、私はレーシングドライバーじゃありません。たまにちょっとだけ山道でリズムに乗ってスポーティな運転を楽しむくらいです。

確かにその様な用途では、今の愛車の320dの性能を目一杯使って走っているかというとそうではなく、むしろ有り余るトルクで余裕があるくらいですよね。

それでいて、驚異的な燃費のよさ。

私が320dに買い換えたとき、実はこの時の運転手さんとの会話が少しだけ私の選択に影響を与えた事は否定出来ません。

とは言っても、私はM2などの存在を不要だとはまったく思いません。むしろなくてはならない存在だと思っています。

だって、栄養バランスに優れて低カロリーなタニタ食堂のお弁当もいいですけど、たまには焼肉とか思いっきり食べたいじゃないですか。

まとめ

軽油がガソリン対比安くないヨーロッパでも、かくも支持されている最新のディーゼル。いまやそれが豊富に選べる日本にいて良かったなーとしみじみ思います。

いつか日本でも、ドイツ本国やヨーロッパでは売られている魅力的なディーゼル、例えば335d xDriveですとか、M550d xDrive、X5 M50d xDriveといったモンスターディーゼルがラインナップされるといいですよね。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
今回はこの辺で失礼します。

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