いやー、今日は高速道路の渋滞がひどかったですね。私は今朝起きて交通情報で真っ赤に染まった関東圏の高速道路の交通情報を見て外出すること自体を選択肢から外しました。
それにしても、各ニュースは見事に帰省ラッシュのピーク予想を外しましたね。
大体の新聞やニュースサイトは今週末が帰省及びUターンラッシュのピークという見方をしていました。さらには、分散傾向にあるとまで書いていたところもありましたが、見事に今日に集中した感じです。まあ、今年から海の日が始まったので外れるのは無理もありません。
こういう時、自分ならどうするか考えればいいんですね。だって、木曜日なんて絶妙なところに休日があったら、大抵の人は金曜に有給とりたいな・・・と思いますよね?じゃあUターンははいつか、ということですが、これは8/13と8/14かな、と思います。私だったら、例えば月曜から出勤だとしたら、その前に1日休む日を置きたいので8/13(土)に帰ってくると思います。そうはいってもゆっくりしたい、と思っても、日曜日には帰ってこなければいけないので、8/14(日)も混むでしょうね。
まあ、そうはいっても出勤日がもっと遅い方もいるでしょうから、Uターンラッシュはここまでひどくはならず、混むにしても多少ばらけるんでしょうね。
でもマスコミはどこかの日を「今日がUターンラッシュのピーク!」と報道するんでしょうが・・・それにつられて「もう大丈夫か?」なんて思わないほうがいいですよ。多分、「もう終わったって言ったじゃん!」と思うくらいには混むと思います。私は、報道でいう連休などのラッシュの情報は全く信じません。これは以前の記事でも批判しました。
要するに、ドライバーの実感と全く合っていないんですよね。
一番の渋滞回避は時間をずらすこと。
我が家のように休日のお出かけのスタートが遅いと、大抵行きはスイスイで帰りが大混雑というパターンが多いです。そう、行きはすでに混雑のピークの時間が過ぎているんですね。
例年長距離旅行に行く時は、逆に早朝の出発にしています。それこそ、4時とか5時とか。これですと、最低でも首都圏はスムーズに抜けられます。これが大きいんですよね。
例えば、今日ですとピーク時には東名は海老名SA付近を先頭に40kmほど渋滞していました。これは通過に1時間半・・・じゃきかないでしょうね。多分、2時間くらいかかるのではないかと思います。
これが渋滞していなければ30分くらい。ですので1時間半早く目的地に着きます・・・というとそんなに変わらないか、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、では、「渋滞していなければ、今頃は100km以上先を走っていられたはず」というと、すごい差のように思えてきませんか?
ですので、私はとにかく首都圏の混雑を回避することだけをまずは考えます。今まで、早朝に出た時に渋滞にはまったことはありません。唯一、昨年の夏休みに8時くらいに出発した時には大変な思いをしました。
東名の渋滞を回避するために第3京浜〜横浜新道から圏央道藤沢ICを目指したのですが、どこもかしこも大渋滞で、足柄SAで早めのお昼ご飯となった時には神戸から夜に乗る予定のフェリーに間に合うかどうか不安になったものです。
事故防止の観点からも、渋滞情報は事前のチェックを!
私は今朝見て諦めた交通情報は、JARTICの道路交通情報です。私は、渋滞情報は常に仕入れるようにしています。休憩中でも、です。なぜって、渋滞末尾に突っ込んで事故など起こさないようにするためです。
ラジオを聴いているとよく出てきますよね、「ジャティック、道路交通情報センターから〇〇がお伝えしました。」って。あれです。わざわざHPまで行かなくても、スマホのアプリがありますのでそれでチェックしています。
ただ、どうしても10分遅れくらいの情報になります。つまり、カーナビに表示されているVICS情報と同じか、ちょっと新しいくらいでしかないんですよね。それでもクルマに乗り込む前に状況はつかめますので、出発前に覚悟ができます(笑)。
ただ、渋滞の状況って生き物のように刻々と変化します。ですので運転中は電光掲示板に表示される渋滞情報には常に気をつけていますね。
渋滞情報って、必ずどこかのICやJCTなどから同じくどこかのICやJCTまで、などという表示の仕方をしていますよね。この場合、掲示板に表示されている地点を過ぎたところから渋滞しているという意味です。例えば、「横浜町田〜海老名JCT 渋滞○km」と書いてあったら、横浜町田ICを過ぎたところから渋滞しているということです。渋滞の末尾が海老名SAの方が近い所にあったとしてもこのような表示になっているようです。
ですので、コツとしては渋滞の末尾とされている地点の手前あたりから安楽な巡行をやめて、スピードを落として前方を注視することです。電光掲示板の渋滞情報だって最新ではなく、5〜10分の遅れがあります。その間に渋滞が伸びていることがあるからです。ついでに、この時に左側車線に移っておくといいです。渋滞は車間が詰まっている追い越し車線から始まりますし、後で述べますが他にも理由があります。
ちなみに、渋滞表示の最後に赤や緑で三角形が書いてあることがありますよね?あれ、緑は解消に向かっている渋滞、赤はどんどん渋滞長が延びて行っている渋滞という意味ですので、もし表示されていたら参考にしてください。
渋滞末尾への着き方〜私がやっている方法。
いよいよ渋滞末尾に着きそうになったら、私はまずハザードを出します。そして、後ろの車がハザードを点滅させるのが見えたら自分のハザードは切って、そのままおとなしく末尾に着きます。
ですが怖いのが、後続車がいない時です。あまりそういった状況はないですが、例えばブラインドコーナーの先で渋滞している時なども同じようにするのですが、ハザードを点滅させて、前走者からかなり離れたところで、そうですね、10〜20mくらいは離れてそのままハザードを点滅させ続けます。
何をしているかというと、後続車から追突されそうになった時の逃げ場所を確保しているんです。この時に横にも逃げ場所を確保しておくと最強です。だから左側車線に行くんですね。一車線の高速道路で路側帯も狭い時はもっと離れますね。
そして前とバックミラーを何回も見て、後続車がここが渋滞末尾であることを認識しているかどうかを注視します。この時、前も気をつけなければいけません。でないと自分が追突します。そして後続車が減速するなりハザードを点滅するなりして渋滞を認識したら、前走車との車間を常識的な車間に詰める、というわけです。
一応、これで今まで追突されたことはありません。
くれぐれも、事故にはお気をつけください!
ご自身が事故を起こさないようにするのはもちろんですが、このように防衛をすることも大事だと思います。誰も事故を起こそうと思って運転している方などいません。でも、ちょっとした脇見や疲労からくる気の緩みなどから事故が起こってしまうんですよね。いつ何時、自分がそうなるかもしれませんし、周りの方だってそうなるかもしれません。特に渋滞末尾においては、要注意です。
今年は本格的なお盆休み前に渋滞末尾に追突する重大事故が立て続けに起こったので非常に気になります。十分ご注意くださいね。
安全運転で楽しい夏休みをお過ごし下さい!
では今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。