BMWに乗って家族みんなでドライブ行こう!

BMW 次期M5のスペックはスーパースポーツにも優るとも劣らず。

今日は天気が悪くて折角の週末だと言うのにお出かけ日和ではありませんでしたね。この季節、ヒノキの花粉症にやられている私としては雨は嬉しいのですが(笑)。家でいつもの通りBMWのニュースを漁っていましたが、今日は新型M5のスペックがあまりに凄すぎるのでご紹介したいと思います。

M550iを上回らなければいけないと言う至上命題

「M」に課せられた使命というのは過酷です。

当然ながらBMWの該当するシリーズのトップモデルを圧倒する動力性能が求められますし、運動性能だってM Sportを上回らなければいけません。ご存知の通り、新型5シリーズは新規プラットフォームの採用などにより全方位に渡って大きく進化しており、すでにトップモデルはM550iとなる旨発表されています。

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そして上の記事でもご紹介していますが、このM550i、この時点ですでに0-100km/h加速でF10ベースのM5を上回るモンスターマシン。これを上回るというのは至難の技と思われましたが・・・きっちりとやってくれました。

今年9月にデビュー予定、BMWの次期M5…最新スペック情報を全公開!

2017/4/19 08:00 Ancar Channel

出典:文中参照

もう半年待つと…600PSに進化する、待望の時期M5に会える!

www.carbuzz.com

BMWの新型「5シリーズ」はすでに昨年デビューを果たしており、ツーリングワゴンやトップグレード「M550i」の詳細も判明しています。

確かに素晴らしいモデルたちです。

では、スポーツモデル「M5」の次期型はどうなるのでしょうか?

幸い新型M5は、そこまで長く待たなくとも、半年後には秋のフランクフルトモーターショウで公開されることになっています。それでも半年も待てないという方に、現在までに判明しているM5セダンに関する最新情報をお届けしましょう。

まず、エンジンですが、現行モデルに搭載されているツインターボV8の改良版が計画されているとのことです。

最高出力は600PSにも達する見込みです。

まさに、ライバルであるメルセデスAMGの「E63 S」とガチンコ勝負という形なり、こちらはすでに603PSに850N・mというスペック(AMG専用のツインターボV8仕様)でリリースされています。www.carbuzz.com

M5初、4WDでデビューする次期型。そこにはBMWらしい仕掛けも!

さて、M5は8速ATに四輪駆動となる見込みですが、これについて少し詳しく見てみましょう。

これまでのM5はすべて後輪駆動(FR)でしたが、4WDに変わるのが大きなポイントです。

その理由の1つとしては、第2のライバルたるアウディ車が誇る「クアトロ」ブランドの4WDに対抗するためです。

アウディでは、クアトロを全車種で選べるほど、搭載車種を拡大しています。

また、雪の多い地域でもM5の顧客を増やせるように、という目的もあるようです。

それでもM5にはBMWらしく「Mダイナミックモード」という機能があります。

これをセレクトすると、フロントのディファレンシャルをカットすることで、FRに変身して後輪のみにすべてのパワーを伝えることも出来るようになります。www.carbuzz.com

実はこれまで、アメリカ専売のマニュアルがあったM5ですが…

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ただ、残念ながらMTバージョンは設定されないということです。

実はアメリカ市場向け専用として、BMWはM5のような大型セダンにも、これまではマニュアルを設定していました。しかしより小型の「M3」や「M4」とは異なり、M5ではマニュアルを選ぶ人が充分にはいなかったのです。

やはり生産面でコストを勘案すると、ATに統一するのが得策なのでしょう。

それでもパフォーマンスに関しては、期待を裏切ることはありません。

現行モデルが0~96km/h加速に4.4秒かかっていたのに対し、4秒を切る数値を記録しています。

4秒切りにこだわったのは、5シリーズ標準モデルの中では最上級のM550iが、3.9秒というタイムを達成していたからで、M5としてはどうしてもこれを下回らなくてはなりませんでした。

運動性能全般については、エンジン性能だけでなく車重も影響してきますが、新型でも重さはさほど変わらないようです。www.carbuzz.com

最適な運動性能を確保するために…

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新型モデルでは軽量アルミニウムや高張力鋼板、カーボンファイバーといった新素材がふんだんに使われていますが、それでも車両重量は現行モデルの1,870kgから1,815kgと、約55kgの違いに留まっています。

これはなぜかというと、やはり前述のように、標準搭載される4WDシステムが大きく影響しているようで、致し方ないところでしょう。

デザイン面では、これまでの定石通り、M専用のホイールが与えられ、フロントやリアエンドにも独特の専用パーツでスポーティーな出で立ちに仕上がるはずです。

9月のデビュー前、すなわち夏頃には、さらに詳細が明らかになるはずです。

BMWのスポーツモデルとしての大御所が新型にバトンタッチするときを、楽しみに待ちましょう。www.carbuzz.comhttp://www.carbuzz.com/news/2017/3/30/The-2018-BMW-M5-Everything-There-Is-To-Know-So-Far-7738511/https://ancar.jp/

いかがでしょうか?すごいスペックだと思いませんか?

注目点は色々。

ですが、まずはやっぱりシャシーでしょうね。

最新のBMWのトレンドにもれず、相当にシャシーを軽量化して来たようです。きっと、M5にもCLARが採用されているのでしょう。ですが、きっとそれは一般モデルのCLARとは似て非なるものであるくらい、M専用に仕立てられたもののはずです。

かつて、CGの記事を読んでいた時にこんな内容のことが書いてあったのを覚えています。曰く、「日本の自動車メーカーが、M3を調査すべく1台購入して徹底的にバラしたところ、フレームの太さから何から何まで異なり、一般モデルとは全くの滅ものだということを感じた。」と。

まあ、ユーザーとしては自分が乗っている一般モデルのシャシーがMモデルのパワーも余裕で受け止める、懐の広いシャシーであって欲しいという願望はあるのですが、そうはいってもBMWがMにかける意気込みというのはこういうことなんですよね。

ただ、今回はどうなんでしょう?さすがに昨今の環境を考えるとMだけ別シャシーというのはさすがにありえないと思うので、一般モデルと同一シャシーをベースに強化している、と考えるのが自然だと個人的には思います。

そして、次の注目点ですが、ついにxDrive化されました。当ブログでもBMWがxDriveに本気を出して来たというのはお伝えしたばかりですが、さすがに600psを路面に余さず伝え、0-100km/hできちんとM550iを上回る4秒切り(記事では0-96km/hとなっていますが、これは0-60miles/hということですね)というタイムを出すためには必須だったようですね。

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もちろん、FRベースのxDriveでしょうから、ハンドリングはBMWらしいFRの味付けを残してくると思います。それどころか、フロントのデフをカットして完全にFRにすることもできるなんて・・・私がかつて乗っていたスバル・インプレッサにもSTIバージョンで同様に前後の駆動力配分を切り替える機能がありましが、それを彷彿とさせます。

そして最後に、個人的にさらっと流せないのが「8AT」と書いてあること。これは・・・現在のM-DCTは7速のはずです。これが7速に進化するということでしょうか?それとも、X5M/X6Mのように通常のトルコンATベースのATになるのでしょうか?私が記憶している限りでは、M-DCTがX5M/X6Mに搭載されるエンジンの強大なトルク(750Nm/76.5kgm)に耐えられないことから、このようにトルコンベースのATになったと認識しています。今回のM5、当然ながら強大なトルクを生み出してくるでしょうから同様にトルコンベースのATとなったのでしょうか?それとも、M-DCTのキャパシティをあげて、さらに多段化されたのでしょうか?これは実際の発表を待って確認したいところです。

どんな走りをするのでしょう?

トルクに関しては定かではありませんが、ライバルたるE63AMGが850Nmを発揮していることから考えると、800Nm前後になるのではないでしょうか?一昔前なら「ドライブシャフトを捻じ切らんばかり」と表現されるような加速をすることは容易に想像できますね。

そうして、必ず言われるのが、「こんな過剰なパワーは必要ない!」ということです。ですが当ブログでも以前ご紹介した「過剰なパワーを理性を持って制御すれば、こんなに素晴らしい安全性能はない」という荒聖治選手の言葉通り、サーキットなどでの走りの性能だけでなく、一般道でも有効なのはよくわかりますよね?一番簡単な例で考えれば、高速道路の渋滞末尾に着いた時、後ろからトラックが減速する気配を見せずに突っ込んで来ているのを確認した時に、加速性能に優れていれば完全停止状態からでも逃げられますよね。

さて、私たちのように価格的に縁がない人でもM5に接する機会はあります。それはBMW Tokyo Bayでの試乗であったり、私の強い味方(笑)、Toto BMWさん主催の高速試乗会だったりします。

できるだけ機会を捉えて試乗してみたいですね。もちろん、その時は感想をご報告するようにいたします。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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