本日、待ちに待った新型5シリーズ、G30が日本で正式発表されました!明らかになった発売日や価格、先進の装備の一部をご紹介します。
ラインアップ
以下、ラインアップと価格を一覧表にしました。
エンジン | 最高出力・トルク | Standard | Luxury | M Sport | |
523i | 2L直4 | 135kw(184ps)/290Nm(29.6kgm) | 559万円 | 745万円 | 743万円 |
523d | 2L直4ディーゼル | 140kw(190ps)/400Nm(40.8kgm) | 698万円 | 768万円 | 766万円 |
530i | 2L直4 | 185kw(252ps)/350Nm(35.7kgm) | – | 764万円 | 789万円 |
530e | 2L直4 | 185kw(252ps)/420Nm(42.8kgm) | – | 778万円 | 803万円 |
540i | 3L直6 | 250kw(340ps)/450Nm(45.9kgm) | – | 972万円 | 986万円 |
540i xDrive | ↑ | ↑ | – | 1003万円 | 1017万円 |
発表当初から中々の充実っぷりですね。
ですが、ちょっと注意が必要です。530eは今年の第3四半期から、523iは第4四半期からで、それ以外が発売日である2/11からの発売開始となっています。
[aside type=”normal”] ちなみにBMWジャパンの決算月は12月ですので、ここでいう「第3四半期」「第4四半期」というのはそれぞれ「7〜9月」「10月〜12月」となります。 [/aside]BMW公式ページなどで色々と案内されていますが・・・
もう、一気に5シリーズのニュースで溢れかえったという感じですね(笑)。個人的に気になった新型5シリーズの特徴を以下で羅列してみます。
軽量化
まずは何と言ってもこれにつきますね。F10と比べて100kgの軽量化とのことですが、BMWの新世代プラットフォーム「CLAR」と高張力鋼板・アルミ素材の多用によって実現しているそうです。
燃費・運動性能ともに効果がある軽量化、双方に十分期待が持てますね。
空力
空力といってもダウンフォースがどうこうというのではなく、空気抵抗を表すCd値です。新型5シリーズのCd値はなんと驚くなかれ0.22。これはメルセデスEクラスの0.23を微妙に上回ってきました。
これまた、高速道路での燃費に効果がありそうですが、他にも風切り音の低減で静粛性にも貢献すると思います。
ディーゼルの燃費
JC08モードで21.5km/Lです。今の所、523dのこの燃費だけが公式ページに載っています。
ボディサイズは明らかに3シリーズよりも大きな5シリーズが、なぜ同じと思われるエンジンを積んでいる現行320dよりも燃費がいいのか?車重の表記がないのですが、もしかして、衝撃的に軽いのか?など謎は深まりますが、かなり燃費がいいことは間違いありません。
運転者支援機能のうち、「サポートステアリング&レーン・コントロール・アシスト」
これは将来的な自律運転車の機能を先取りしているといっていいでしょう。
公式HPの動画ではステアリングから手を離してしまっていますが、これは今の日本の法規では流石にまずいんですよね?でも、そうしてでも走れてしまうほどの機能だということです。
ようやく、BMWの運転者支援もステアリングに介入して、ライバルのメルセデスやアウディと並びました。
xDriveのみに搭載される4WS
これは、なんだか私のようなおじさん世代にとっては昔あった機能が復活している感があります。
4WSといえば、かつてアクティブサスペンションやトラクションコントロールの搭載で1992年のF1を席巻したウィリアムズのマシンFW14Bを皮切りに始まったハイテク競争において、ハイテクがレギュレーションで禁止されるようになる直前、当時ミハエル・シューマッハが在籍していたベネトンで採用しておりました。
もちろんレーシングカーの世界だけでなく、市販車の世界でもプレリュードをはじめとしたホンダ車、R32GT-Rなどに搭載された日産のスーパーHICASなども4WSですよね。
なぜxDriveだけへの搭載なのかよくわかりませんが、これは540i xDriveの運動性能を高めるでしょう。
2017年2月4日注記:4WSは540i xDriveだけでなくStandard仕様以外は標準装備でした。謹んでお詫びし、訂正いたします。
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xDriveも右ハンドル
F10で設定されていた535i xDriveは左ハンドルのみだった気がします。これでようやく雪国の方が躊躇なく5シリーズのxDriveを選べるようになりましたね。しかも4WSもついてますし。そう考えると、別に雪国ドライバーでなくとも、xDriveを積極的に選びたくなってしまいます。
まあ、今の所540i xDriveだけですのでお値段がネックですが。
ワイヤレス・チャージング可能
私はiPhoneですので関係ないのですが、こうした装備でもちょっと遅れをとっていただけに、ようやく標準的になってきたかな、と思います。
天井のルーフライナー
これは一つの記事でしか発見できなかったのですが、どうやら防音素材をルーフライナーと一体化したことで、頭部付近の干渉音を排除しているそうです。効果としてはより静粛に感じ、後席乗員との会話がしやすくなっているとのこと。
言われてみれば、運転席に私・後席に家内と息子が乗る我が家のパターンでは、後席の声がよく聞こないことがあります。というか、かなり聞こえづらいです。もしこうした改良がされているのであれば、地味に嬉しいですね。次期3シリーズでも同じことをしてくれないでしょうか?
CarPlayやAndroidAutoは?
どうもHPには記載がありませんし、特にこれを強調した記事も見つかりませんでした。ですが、AppleのHPを見ると・・・2017MYからは搭載していることになっているんですよね。真相はいかに?
523i Standardの値段!
これだけ他と比べて異常に低いです。要するに「600万円以下から」というアピールをしたかったのでしょうね。ですが、Luxuryとの価格差を見ると・・・相当色々なものをオミットしていそうな感じですね(笑)。ですが、「とにかく5シリーズに乗りたい!」といった方には朗報でしょうし、5シリーズの基本性能は味わえることでしょうから、やはり歓迎すべきことだと思います。
まだまだ気になるところは色々とありますが。
これはやはり実際に見て、触れないとですね。もう興味津々です(笑)。
このG30型5シリーズ、もし私が購入するとしたら、初めてiDrive付きのBMWに乗り換えたF30の320iを購入した時くらい操作に戸惑うのでしょう。上の「気になるところ」にはあげませんでしたが、もちろん7シリーズで採用されているジェスチャーコントロールやリモートパーキングもありますし。
もしかしてそろそろ何かToto BMWさんがしていないかな・・・もっというと、「新型5シリーズ展示しています!」とか書いていないかな、と思って、Facebookのページを見て見たら・・・みんなで恋ダンス踊ってました(笑)。
スタッフみんなで踊ってみました!#恋ダンス #春の選抜入場行進曲
若干揃っていないところもありますが(笑)・・・あれ、難しいんですよね。ドラマのエンディングではガッキーがふわふわした笑顔で踊っているから簡単そうに見えますが、実は動きも早くて大変なんですよ。これだけ沢山の方で揃って踊るって、大変だったと思います。素晴らしい!パチパチ。
あ、ちなみにこの恋ダンス、私は練習しようとしてすぐ挫折しました。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。