さて、雪道対策ネタばかりで大変恐縮ですが、前回記事で色々と検討したヘッドライトカバーの氷結対策、結局記事の中の一つであっさり解決しました。
僕も雪合戦したいよ。
私が息子と家内がいない隙に雪道ドライブに行ったことは当ブログの中でご紹介しましたが、それを聞いた息子は案の定「僕も雪見たい」と言い出しました。
私「結構遠いけど、いく?」
息子「うん、だって僕も雪合戦したいよ」
いや、パパは雪合戦はしてないぞ?一人で行ったんだし。
ともあれ、道路情報だけ確認して見ますと・・・渋滞はありませんが、今日もチェーン規制でした。まあ、その方が雪もあるだろうということで再び関越方面へ足を伸ばすことに。
ですが・・・チェーン規制ということはそれなりの降雪が予想されます。ということは何かヘッドライトカバーの氷結対策をしなければダメですよね。
運よく、早速Amazonで購入したこれが届いていましたので、やってみることにしました。
ですがこれ、どうやら結構やりにくいらしいんですよ。スプレーなのかと思いきや、結構な勢いで出るので液だれしまくり、飛び散りまくりらしいんです。本当は息子が習い事に行っている間にじっくりとやろうとお思っていたのですが、もうそんなことも言っていられません。
台紙を開くと説明書になっていますが、これ、完全にミラーと、バックカメラしか想定していません。その証拠に、台紙自体が、ミラーに吹きかける時に飛び散るのを防ぐような覆いになるようになっています。
ですが、バックカメラもいい案ですね。雨や雪の時に水滴が付着するとバックカメラがよく見えなくなりますから。ということで、まずはバックカメラに施工して見ることにしました。
よく説明書を読んでいると、ドアミラーは上から順に、液だれするように吹きつけるようです。元から液だれ前提なんですね。そして、バックカメラは液だれを受け止める濡れ雑巾などを下に当てて噴射するようです。そして、拭き取らずに乾燥させます。この乾燥に夏場で1時間、冬場で2時間かかるそうですが・・・まあ、今日はギリギリ間に合いますね。大体東京都内から関越トンネルを抜けるまで2時間ちょっとですから。
そして、こすってしまうとダメとのこと。まあ、ロータス効果のために表面に薄い膜を貼って微小な突起を作ることを考えると、妥当なところです。ということは、1回洗車したら終わりかもしれませんね。
では、バックカメラに向かって噴射!
うわわわわ!
エアロゾルなので結構な勢いで出てくるのですが、想像していたような霧状ではなく、周りに飛び散りつつ筋で出てくる感じです。それがバッックカメラに当たって跳ねますし、噴射の時にも周りに飛び散ります。
ま、まあなんとかできたところで(汗)、いよいよヘッドライトカバーに施工です。
さすがにバックカメラへの噴射で学びました。長く押すと大変なことになるので、断続的に「シュッ、シュッ」と押しながら移動させることにしました。
あ、なかなかうまくいくじゃないですか。と、調子に乗ってテールライトも。ヘッドライトの方はそんなに液だれしないのですが、テールライトは垂直に切り立っているので激しく液だれします。これをティッシュで受け止めながら、なんとか施工し終えました・・・が。あれ?もうなくなっちゃった?
そうなんです。届いて取り出した時も小さいなーとは思っていたのですが、内容量も少なくてあっという間になくなります。
これ、私の手が大きい訳ではありません。いや、人よりは手が大きいですが、そこまで大きくもないです。この缶、やっぱり小さいですよね?
出発!またも関越は渋滞知らず。
今日は我が家としては珍しく早めの出発となりました。この分ですと、谷川岳あたりで軽食を食べれば良さそうですので、時間を調節しながらいくことにしました。
私が関越に到着した時は赤城ICから先がチェーン規制でしたが、いざ赤城に到着しようとする寸前、チェーン規制が解除されました(笑)。こういうこともあるんですねー。ですが、関越トンネルから向こうはまだチェーン規制中です。家内がそれを見て、「チェーンなんて持ってないじゃん!」と騒ぎ出しましたので、かくかくしかじかと説明したところ、納得したようでした。
予定通り、雪のちらつく谷川岳PAで軽食を食べて、いよいよ雪国を目指します。
前回の一人雪道ドライブでは関越トンネルを抜けたら豪雪でしたが、今回はそこまででもありません。雪は降っていますが路面に積雪は残っていませんし。
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ここで、息子がようやく騒ぎ出しました。谷川岳PAまでぐっすり寝ていた息子は、降りた時にようやく雪に触れられて満足していたようですが、周りの雪景色を見て嬉しそうです。しかもこの道は、無印良品津南キャンプ場に行く時にいつも通っているので、違いにびっくりしています。
湯沢ICで高速を降りて、そのまま無印良品津南キャンプ場へ行く道を辿ります。というのも、一応目当てはあったんです。いつも見ていたのですが、途中に現在は休館中の「まちの駅」なるものがあります。そこの駐車場にでも止めて、雪遊びをしようという魂胆でしたが・・・何せどんどん山奥に入って行くので、降雪もちょっと強くなってきましたし、路面状況もだんだん積雪が増えてきます。ですが、特に危険なレベルに達する前にお目当ての場所に到着できました。
駐車場からの景色はこんな感じです。
なんだか、「まんが日本昔話」の「笠地蔵」みたいな世界ですよね。なんだか落ち着きます。
早速降りてヘッドライトカバーをチェック!
ちょっと降雪に突入するのが2時間よりは早かったので、どうかな?と思いながら見ると・・・。
ちょっとアップにしすぎました(汗)。ヘッドライトカバーの目頭(?)の部分をご覧いただきたいのですが、それなりに降雪で雪が付着しています。これ、こう見えて結構ガリガリに凍りついています。そしてこの部分は、細い部分ですから周りに飛び散りそうだったのでコーティングをしなかった部分なんですね。
つまり、見事にコーティングしていない部分には雪が付着し、コーティングした部分には雪が全く付着していません!大成功!ビバ、ロータス効果!ブラボー、ナノテクノロジー!すごいですねー。驚くほどの効果です。
今日程度の降雪だと他の対策はいらないですね。完璧です。それにしてもこんなに効果があるとは思いませんでした。
こうして感心していると、私の背中にバシッと雪玉が!息子が投げてきました。それならと応戦し、息子と一緒に家内に集中攻撃したりして、雪合戦を楽しんだり、傍にできていた雪山に穴を掘って鎌倉を作ろうとして見たり(スコップがなくて完成までは行きませんでした。)、雪だるまを作ったり。時間を忘れて遊びまわりました。子供は雪遊びが本当に好きですね。まあ、私も青森に住んでいた時に散々やりましたが。
三国峠を越えて月夜野で晩御飯
さて、いい加減ヘトヘトになってきて帰ろうということになりましたが、もう少し雪景色を楽しもうか、ということになり、それならと一般道をしばらく走ることにしました。一般道といっても国道17号線以外は県境を越えられませんので選択肢はないのですが。
山を登って行くと、だんだん積雪が増えてきます。ついには完全に圧雪路になりましたが、ミシュランX-ICEは盤石のグリップで安心感絶大です。もちろん無茶はしませんが、普通に50km/hや40km/hで走って、カーブでブレーキングしても何も起こらないのはすごいですね。
それと、私の感覚ですと、群馬・新潟県境ってトンネルですが、新潟の方が圧倒的に雪が多いものだと思っていました。ですが、三国峠は違うんですね。今日だけでしょうか?むしろ群馬県側の方が路面状況は悪く、凍結路面の上に圧雪が載っている状況です。渋滞気味に40km/h以下で流れていたので、ミシュランX-ICEはしっかりグリップしていましたが、さすがにステアリングが少し軽くなって、いかにもスリッパリーな路面であることが伝わって来ました。
[kanren postid=”2502″]これは、群馬県側の国道17号線が走っている箇所が山陰にでもなっているんでしょうね。関越トンネルの新潟県側とは全く状況が違います。
そのまま国道17号線を走って行くと、関越道月夜野IC手前の方に、美味しいカツレツ屋さんがあります。
ここは我が家は前にも何回かお邪魔しています。メニューはトンカツやエビフライなどといった、要するにトンカツ屋のメニューなのですが、店自体もすごくおしゃれですし、最初に出てくる前菜の野菜などはすごく綺麗に盛り付けてある上に美味しいです。もちろん、群馬もち豚を使用したトンカツも柔らかくてウマウマです。ご飯が玄米だったりとヘルシー志向になっています。そして、ワインもたくさん取り揃えてあるのですが・・・もちろん、運転があるので飲めませんね。ですが、食事だけでもすごく美味しいので大満足です。
こちら、実はクルマ好きには有名かもしれません。クルマ雑誌ではないのですが、自動車評論家にしてミュージシャンの、あの松任谷正隆さんがご紹介されていたようなんです。もしかして、松任谷さんもこのトンカツを食べながらCOTYでどれに投票するか考えたのかな?なんて思いを巡らせながら食べるのも一興です。
まとめ:LEDライトのクルマで、ヘッドライトカバーの氷結・着雪に悩んでいらっしゃる方、まずはロータス効果でのコーティングが第一歩。
今回はさほど激しい降雪ではなかったので、これだけで十分!とまでは言い切れませんが、これは激しく効果あり!でした。
衣類の水弾きでロータス効果を歌っているスプレーは結構あるのですが、カー用品ではまだそんなにないように思います。このガラコのミラーコートZERO、オススメです。
ですが、雪道を走るには万全の準備を整えるのが基本です。本当に細かいことばかりですが、おろそかにすると視界を完全に奪われかねないですもんね。特に、ヘッドライトが雪で覆われて見えなくなるというのは、最近になって出て来た問題ですので気づきにくいですが、対策を忘れると高速道路では文字通り命取りになりかねません。自分も視界を奪われますし、被視認性も悪くなりますから、ほかのクルマに気づいてもらえません。
個人的にはこの商品、必携だと思いました。ですので、もう一度貼っておきますね。
あ、私も無くなってしまったので2本追加で購入しておきました。雪だけでなく、雨でも役に立ちそうですからね。
最後になりましたが、今日の燃費は5.1L/100km(19.6km/L)。高速でのペースが前回より早かったのが響いたんでしょうね。後は、積雪の山道をゆっくりと走っていた時は決して燃費のいい走りではないですから、まあ、しょうがないでしょう。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。