BMWに乗って家族みんなでドライブ行こう!

BMWのiDriveはiPhone/iPadの音楽を聞く時は本当に便利。難点は文字入力の手間だけ?

何回か当ブログでも取り上げているオーディオ問題。スピーカーがしょぼいとかなんとか言っていますが、今回はようやくiPadに今まで貯めた音楽ファイルを同期して、クルマの中で聞いてみました。

なんと今までiPadに音楽を同期していなかったという怠慢ぶり

全然クルマの中で音楽を聴いていなかったのですが、以前Amazon Musicでストリーミングで聴いてみたら、タイヤ交換で静かになったおかげもあって中々聞けるレベルまでになっていることは確認しました。

が、「最近の」Apple歴が短かった私(初めてのパソコンとノートパソコンはMacだったのですが長らく遠ざかっていた)は、Apple Musicに一時期うつつを抜かしていたこともあり、音楽ファイルをiPad mini4にきちんと同期するまで至っていなかったという怠慢ぶりです。いや、色々と考えてはいたんですよ。「ちゃんとプレイリストも作ってから同期しよう」とか、「プレイリストだけ同期してできるだけ圧縮しないで聴きたいな」とか。なんせ、元々軽い気持ちで乗り換えたiPad mini4でしたので、容量は最小の16GBしかありませんし、そこにカーナビタイムまでいれてしまっているので結構ギリギリなんです。

ですが、今の今までiPad mini4に音楽を同期しなかったことから、さすがに私も学びました。

「このままじゃあいつまでたっても音楽が聞けないな、うん。」

実はiPhoneには同期していたんですよ。iPad mini4で学んだので、容量に余裕のある128GBモデルにしましたから、何も考えずに全曲を同期したんです。

で、どのくらい容量を使っているかをみてみると・・・なんとたったの3.7GB。フォーマットはすべてAAC 256kbpsまで圧縮しています。元のファイルはFLACとかで容量が大きいのですが、さすがにそのままでは入らないだろうと思って、iPhoneに同期する時にiTunesのオプションで、自動で256kbpsまで圧縮するように設定していたんですね。

と、そこでiPad mini4の残り容量を確認すると・・・余裕です。なんで今ままで二の足を踏んでいたのか、理由が見つからなくなるほど余裕です。ここにプレイリストなどを加えていくとどんどん容量が圧迫されていくのでしょうが、そんなことを言っていたらまたも始まらなくなってしまうので、ええい、ままよ!とばかりにコレクションの全曲をiPad mini4に流し込みました。簡単です。Macbookとケーブルで繋いで「同期」ボタンを押すだけ。10分もせず同期は完了しました。

じゃあ、早速聴いてみよう!

というわけで、ドライブ!・・・と行きたいところですが、今日は息子は習い事があります。ですので、その間に買い出しに行くわずかな間で聴いてみることにしました。時間位して往復で30分〜40分ほどですかね。

いつになく週末の買い出しに行く気満々な私をみて家内は不審そうです。ですが、「iPad mini4にも音楽入れたんだ〜」というと、呆れたような合点がいったような顔をしていましたが、気にしないことにします。

出発前から音楽をスタートしましたが、相変わらず音がショボいです。特に前席は。後席では意外といい音で鳴っているんですよね。前席の音は、私の好みからいうと低音が効きすぎです。シートの下にウーファーがあるのでさもありなんですが、メルセデスのCクラスもアウディも低音が強めでした。ドイツの方は低音強めが好きなんでしょうか?まあ、確かに日本でも低音が強い=いい音、みたいな図式がありますが、そうすると中高音は体温に埋もれていってしまうのがBMWの標準オーディオのスピーカーですので、まずはサウンド設定で低音を2段階下げ、高音を3段階ほどあげてやります。

そして聴いてみると・・・うん、停止して周りが静かな状態ですと中々聞けるようになりますね。圧縮音源とはいえ、私のiPad mini4はカーナビタイムの音声ガイダンスの遅延を防ぐためにセンターコンソールのUSBに直繋ぎしているので、それが聴いているのでしょう。

そして、iPad mini4の方のイコライザーを色々といじってみましたが・・・会内の意見も聴いてみると、どうやら「Rock」に設定するのが一番聞こえやすいです。一般的な音楽再生アプリでイコライザーがプリセットされているものでは必ず「Rock」というメニューはあるようですが、たいていの場合、低音と高音を持ち上げています。これが聞き安いということは、高音をBMW側で3段階もあげたのにまだ足りなかったということでしょうし、低音はスピーカーが締まりのない低音を出すので下げましたが、ちょっと下げすぎた、ということなのでしょう。じゃあ、元に戻して、イコライザーで「Treble Booster」、つまり高音域だけ思いっきり持ち上げる設定にしても効きづらいとはこれいかに(泣)。理屈ではこれでいいはずなのに、全体的な音のバランスが崩れて却って聞きづらいという・・・というわけで、結局元の設定の戻して聞くことにしました。

走行中でも意外と聞きやすいかも。

ご高承の通り、BMWの標準オーディオでは、「オートボリューム」という機能が付いています。どういう機能かというと、音楽などを聴いている場合に、走行速度が上がってロードノイズなどが大きくなると自動的にボリュームをあげる機能です。このオートボリュームの音量の上げ方もiDriveメニューのサウンド設定からできますが、ここはPrimacy3にタイヤを交換して静粛性が上がったことを勘案して、標準のままにしておきました。以前は標準よりも2段階くらいあげていたんですよ。

そして、制限速度60km/hの幹線道路を流れに沿って走ると・・・効いています、オートボリューム。ちゃんと音量を上げてくれるのでちゃんと聞こえますね。ですが、やっぱり音量を上げただけでは、ロードノイズに中高音が埋もれてしまいますね。これはなんともし難いです。やはり根本的に解決するにはスピーカー交換しかないのでしょうね。

ですが、ちゃんと音楽は楽しめます。まあ、今回はこの辺で満足、というところでしょうか。

「ヘッドフォンで聞けばいいのでは?」→ありえません。

最近、bluetoothヘッドフォンの性能もかなりよくなり、そんなに高いヘッドフォンやイヤフォンを使わなくてもかなり良い音で聞けます。ちょっと考えると、耳に直にヘッドフォンをさして聞くのですからよく聞こえますし、ノイズに邪魔されることもない、しかもクルマのスピーカーよりははるかに良い音がでる、といいことずくめに見えますよね。

こうした事情からか、東京都内を走っているとよくヘッドフォンをして走っている車を見かけます。まあ、ハンズフリー通話のためかもしれませんが、これは私としては絶対にやめたほうがいいと思います。

というのは、「外部からの音」って、運転する上で非常に重要な情報だと思うんです。緊急自動車のサイレンの音、周囲の車からの警告のクラクション、ロードノイズから察する路面の状態などなど。それをあえてヘッドフォンをすることで遮断してまで音楽の楽しみを追い求めたいとは思わないんですよね。実際、最近あったことで、見通しの悪い路地で、私が直進しているのに左の脇道から一時停止を無視していきなり私の方に向かって右折してきた車がありました。出てくる前に私は軽くクラクションを鳴らしたのですが、全くひるむ気配もなく突進してきたのでびっくりしましたが、ドライバーをみると両耳から白いコードが。そりゃあ聞こえないでしょうね、あんな軽いクラクションじゃあ、と呆れました。

ハンズフリー通話ようでしたら、クルマを運転する時には片耳用のオーソドックスなイヤフォンをすることをお勧めします。個人的には、私も以前使用していた、Plantoronicsのものが音質も良く、相手の声が聞き取りやすくていいですよ。

こんな感じのものです。

まあ、しばらくはこれで行ってみますか。

以前はApple musicでライブラリを共有して効いていたのですが、結局はストリーミングだったので、今回の方が音源自体は少しはよくなっています。一番いいのは、やっぱりiDriveのダイヤルで簡単に選曲ができることですね。完全にAppleのプレーヤーと同じ階層が再現されていますので、探しやすいです。実際、今日もプレイリストがまだないので曲を飛ばしたり、途中で他のアーティストの曲にスイッチしながら走っていたのですが、信号待ちの間で簡単にできますし、1曲飛ばすくらいでしたらステアリングのリモコンでできるのが大きいですね。

ただ、不便なのは、iPad mini4の側でプレーヤーを立ち上げていないと、音楽を止めたい時に止められないことです。もっというと、iPad mini4の方でプレーヤーが立ち上っていなくても音楽はなります。が、この時はどうやってコントロールすればいいのかよくわからないんですよ。いえ、選曲や曲飛ばしなどは普通にできるのですが、一番肝心の停止ができないんです。

要するに、iPad mini4をストレージとして認識してしまって、iDrive自体がiPodのような動きをする、ただしNON STOP MUSIC!という非常にノリの良いことになってしまいます(笑)。しかも、プレーヤーが立ち上がっている・いないに関わらず、次にまた接続sた場合にはNON STOP MUSIC!が復活して必ず音楽がかかるという・・・実はこの機能?のおかげで、今まではiPad mini4からは全て音楽を消していたのに、なぜかWhitesnakeの「Still of the night」のイントロが流れてきて、プレーヤーで停止する、という操作をしていたんですよね(笑)。

私が知らないだけなのかもしれませんが、なぜiDriveの方で停止できないのか、ここの部分は本当に謎仕様です。これもプログラムアップデートでなんとかしてくれないのでしょうか?やっぱり停止できた方がいいと思いますし、もっと言えばデフォルトで音楽をなるようにして欲しくもありません。この部分の仕様を決めた方は、相当の音楽好きだったのでしょうか?

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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