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i8にS?!上位バージョンが登場か?

ちょっと気になる記事がありましたのでご紹介します。なんとi8に高性能バージョンが登場するというのです。

気になるその内容

BMW i8 に410馬力の「S」モデル登場か!?

BMWのプラグインハイブリッド・スーパーカー『i8』にハイスペックモデルの「S」モデルが追加となる可能性が高い事が分かった。

編集部に届いた画像は一見、普通の「i8」。しかしリアを見ると黒いリアウィンドゥに、ノーマルモデルにはない、冷却の為のエアインテークがあることに気づく。これぞハイパワーモデルの証だろう。

BMW i8、国内長期試乗でわかったその本質

「S」モデルには、強化されるサスペンション及びブレーキが設定される他、フロント&リアバンパーも専用のデザインになる可能性がある。

1.5リットルツインターボとモーターを組み合わせた最高馬力は410psが想定され、0-100km/h加速は4.1秒のパフォーマンスが期待出来ると言う。

ワールドプレミアは、早ければ2017年3月のジュネーブモーターショーだろうか。

  

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(レスポンス 子俣有司@アポロニュースサービス)

 これまたエラく過激なモデルが出てきましたね。現行のノーマルのi8のシステム出力が362psで0-100km加速が4.4秒ですから、そこから50psもの出力アップを果たしていることになります。

エンジンの強化で出力アップですか。

i3の航続距離延長モデルも発表されましたが、このi8は方向性としてはそれとは明後日の方向ですね。リアウィンドウにエアスリットがあるということは吸気と放熱のためかと思われるので、間違いなくエンジンの強化によるアウトプットの増加でしょう。

現行では1.5L直列3気筒ですが、まずはこの排気量のまま出力アップしているのかそれとも排気量をアップさせたのか、そしていずれにせよ肝心の燃費性能はどうなっているのかが気になります。

ご存知の通りi8はPHVスーパーカーです。まあ、私は「半分だけスーパーカー」だと思っていますが、やはりのけ反るような加速力は持っていますので、一般的には見た目からもスーパーカーとみなされる存在にもかかわらず驚異的な環境性能を誇っているのが一番のアピールポイントでした。

i8試乗の思い出

ということは、私見ですが環境性能も落とすわけにはいかないですよね。ここであえてエンジン出力アップを図るというのは何か理由があるんでしょうか?

何かあるはず。

BMWというメーカー、やる時には何か必ず理由があります。それはライバル車に対抗するためであったり、自社の技術的優位性をアピールするためであったりします。今回に関しては、個人的には、燃費はさほど悪くならずに(或いはより良くなって)パワーアップを果たした、ということではないかと予想します。320dの新エンジンと同じですね。

320d、エンジンを刷新!

他にも、例えば、私がかつて乗っていたE90の323iはLCI後カタログ落ちしましたが、それでも「後期モデル」と呼ばれるモデルが存在しますが、登場当初177psだったエンジンがあるMYから190psに強化され、さらに燃費もちょっとだけ良くなった(9.7km/L→9.9km/L)んですね。ちなみに私が所有していたのはこの190psモデルです。

この改良にもかかわらず日本においてはカタログ落ちしてしましましたが、非常に惜しいことをしたと思います。せっかく6気筒版の下位モデルにテコ入れして商品力を高めたのに。実際、325iが高価だったこともあり、むしろ320iに近い価格だった323iは私は非常にお買い得なクルマだったと思っています。中古でも狙い目かと思いますが、タマ数少ないと思いますよ。根気よく探してみてください。

あれ?もしかしてi8、売れていない?

うーん、決めつけるのは早計かもしれませんがどうもこのi8の高性能バージョンの登場、きな臭いんですよね。カタログ落ちした323iと同じ匂いがプンプンします。

i8って、ほとんどコンセプトモデルそのままのデザインで市販されましたよね?当然すごいコストもかかっていると思いますが、大抵のメーカーがコンセプトカーとは懸け離れたデザインで市販するのは私自身は苦々しく思っていました。ですのでこのi8が出た時は喝采したものです。

BMWよくやった!と。

ですが私みたいにクルマ好きウケするクルマって一般的にはそれほど売れないんですよ(笑)。ということは、もしかしてあまりi8がウケていないのかも・・・、などというイケない予想が頭をよぎってしまいます。

ですがiシリーズはBMWの未来を示す重要なブランドです。いずれはBMWの通常のラインに収斂していくのでしょうが、今はフラッグシップとして君臨しているi8をそうそうすぐにその座から引っ込めるとは思えないので、しばらく販売はするんでしょうね。

でも、以前紹介したこの100周年記念のi8なんてすごく魅力的だと思いませんか?私がこれが買えるほど裕福であれば間違いなくオーダー入れてますよ。

BMW100周年記念車第6弾&第7弾!まだまだ終わらない!

まとめ

まあ、結局はメーカーだって売れてくれないと社内的にコンセンサスが取れないですからね。ですが今の所はBMWの強い意志を感じます。i8はあくまでiシリーズのフラッグシップとしてブラッシュアップしていくんだと。

これはもしかしたら株主のクヴァント家の意向もあるのかもしれませんね。このクヴァント家、結構物言う株主で、BMWが楽しくないクルマを作ったりするともの申すらしいですよ。

このブラッシュアップの全貌は来年にならないとわからなさそうですね。気長に待ちましょう。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

追伸

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あと、どうでもいいですが、私がメインマシンにしていたAcerの激安ノートが頓に不安定になってきたので、MacBook Proを導入しました。実は更新が滞っていたのはこういう理由があったんですよ。私とってはもう20年ぶりくらいのMacですので、インターフェースがまるで違っていますが、箱から出した時のあのニオイが一緒でした(笑)。懐かしいです。

さて、新マシンとともに今後さらに内容を充実させ、読みやすくしていくつもりです。今後ともよろしくお願いします!

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