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BMWはジュネーブショーで何を発表するのか?

もうすぐジュネーブショーですね。このショーはドイツ車メーカーにとっては準母国開催のようなもののようでして、いつも注目のクルマが出品されます。私も、目玉は大体わかっていたつもりではあるのですが、ちょっと驚くニュースを目にしました。

 まずはアレとアレが来ますよね。

2シリーズツアラー系やX4ももちろんでしょうが、やはり目玉としてくるのはZ4と8シリーズ、それにMモデルのコンバーチブルの30周年記念車、「M4コンバーチブル」でしょう。

世界限定わずか300台! BMWがMモデルのコンバーチブル30周年を記念して「M4 コンバーチブル エディション 30 Jahre」を発表

2/27(火) 6:00配信

BMWが「M3」のコンバーチブルを初めて発売したのは、今からちょうど30年前、1988年のことだ。それがどういうことか、皆さんならお分かりになるだろう。そう、記念モデルの登場だ。BMWはオープントップで高性能なMモデル誕生30周年を祝って、その遺伝子を受け継ぐ「M4 コンバーチブル」の特別仕様車「エディション30 Jahre(ドライスィッヒ・ヤーレ)」を発表した。

これまで登場した多くの記念モデルと同様、この特別なM4にも素晴らしいアップグレードが全て含まれた「Mコンペティション・パッケージ」が標準装備となる。3.0リッター直列6気筒ツインターボ・エンジンの最高出力は標準の431psから450psに引き上げられ、Mスポーツ・エキゾーストや専用設定を施したスタビリティ・コントール、アクティブMディファレンシャル、アダプティブMサスペンションを装備。内外装にも特別なトリムが用意される。ボディ・カラーは初代M3の特別注文カラーとして設定されていた「マカオ・ブルー」と、E36型M3のダカール・イエローを現代的にアレンジした鮮やかな「マンダリンII」から選べる。どちらもグロス・ブラックのトリムやマットなダーク・グレーの20インチ・ホイールにマッチしている。

ボディ・カラーのブルーとイエローは、インテリアのレザーやスティッチ、フロアマットのパイピングにも反映される。インテリアのブルーが少々クドいと感じる方は、シルバーのレザーとスティッチでコントラストを演出するという選択も可能だ。内装のカーボンファイバー・トリムはどちらも標準で付く。

販売台数は合計で世界限定300台のみとなっている。ちなみに米国にはブルーが20台、イエローが10台しか入らないそうだ。価格はまだ発表されていない。日本の読者が希望のモデルを手に入れられることを祈る。

By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Autoblog Japan Staff

最終更新:2/27(火) 6:00
Autoblog 日本版

どれもこれもカッコよくて楽しみなのですが、私が驚いたのはこのニュースです。

2018.3.1

BMWの新型車、ジュネーブモーターショー2018で発表へ…ティザースケッチ

 

BMWは2月28日、スイスで3月6日に開幕するジュネーブモーターショー2018でワールドプレミアするニューモデルのティザースケッチを公開した。

現時点では、このニューモデルは車名を含めて、詳細は公表されていない。ティザースケッチからは、ロングノーズ、滑らかなカーブを描くルーフライン、トランクリッドのスポイラーなどの特徴が見て取れる。

このニューモデルは、BMWの新たな4ドアクーペとなる可能性がある。BMWの4ドアクーペが、「グランクーペ」。現在、『4シリーズ』、『6シリーズ』にグランクーペが設定されている。

ジュネーブモーターショー2018でワールドプレミアされるニューモデルは、6シリーズの上に位置する新型『8シリーズ』のグランクーペを示唆したコンセプトカー、との情報もある。

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(レスポンス 森脇稔)

こ、これは一体何でしょう?

8シリーズはクーペの生産型だけかと思ったら。

ジュネーブショーで8シリーズクーペのプロダクションモデルが発表されるのはほぼ確実であろうことは以前当ブログで予想しました。

関連記事

いやいや、驚きました。こんなにがっつり8シリーズの生産型の顔が晒されるなんて。もう、カモフラージュも何もなしです。「ないと同様」ではなく、はっきりと「なし」です。ではとくとご覧ください。 8シリーズのプロダクションモデル! いいんでしょ[…]

それにしても本当にカッコいいですね。近未来感たっぷりで。

それはいいとして、上でご紹介した記事の横からのシルエット、相当に流麗なモデルですよね。そして記事中で触れられている通り、8シリーズには以前からグランクーペの噂はありました。というか、6シリーズの後継となるクルマですから、既に6シリーズのグランクーペで味をしめてしまったBMWのカスタマーも待ち望んでいるに違いありません。

そういう先入観を持ってよく見てみると、ノーズに向かってなだらかに流れ落ちていくボンネットのラインなどは、8シリーズクーペに共通するものがあります。そして、リアフェンダーのグラマラスな陰影。さらにグラスエリアが前後に長く、上下に薄いこともわかりますね。

これはもう、確実に8シリーズのグランクーペでしょう。そして、もう言ってしまいますが、私はこのクルマ絶対に気に入ります。それは、リアのダックテールの跳ね上がり具合を見た瞬間に、自分で確信しました(笑)。

でも、商売的には大丈夫なのか?

でもでも、せっかくBMW入魂の8シリーズの復活ですよ?クーペの生産型が出れば待ちに待った顧客が殺到する・・・かもしれませんが、そこで「グランクーペも近いうちに出ますよ」なんて行ってコンセプトカーを出したら、買い控えが起きたりしないのでしょうか?

何だか、もう少し発表する時期を待ってもいいと思うんですよね、個人的には。何だかBMWというメーカーを人に例えると、真っ正直で腹芸などない、まっすぐな心を持ったスポーツ紳士(?)という感じを私は追っているのですが、ここに極まれりと行った感じですね。

ALPINAもちょっとご紹介。

BMWは欧州ではディーゼルエンジンにターボを3つ装着したトリターボや、4つ装着したクアッドターボを出しています。日本には今まで導入されていませんでしたが、これもどういう感じなのか、個人的にはすごく興味がありました。

そしてもしかしたら日本にもトリターボが導入されそうです。そう、BMWではなくALPINAから。新型XD3ですね。

2018.2.28

アルピナ、BMW X3 新型をトリプルターボ化…ジュネーブモーターショー2018で公開へ

BMWをベースにしたコンプリートカーを手がけるアルピナは、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2018において、新型『XD3』を初公開すると発表した。

新型XD3は、新型BMW『X3』のディーゼルエンジン搭載車がベース。直噴3.0リットル直列6気筒ディーゼルエンジンは、アルピナの手によって、3個のターボで過給するなどのチューニングを実施。その結果、最大出力388hp、最大トルク78.5kgmを獲得する。

新型XD3では、パフォーマンス志向の4WDが標準。78.5kgmもの強力なトルクは4輪に伝えられ、0~100km/h加速4.6秒、最高速266km/hの優れたパフォーマンスを実現した。内外装には、アルピナらしいスポーティな演出が施される。

アルピナ社は1961年に創業。BMWのチューニングを行う小さな会社だったが、1964年にはその実力がBMW本社に認められ、BMW公認チューナーに。そして、1983年には、ドイツ政府から自動車メーカーとしての認証も受けた。アルピナの新車には、BMWのメーカー保証が適用される。

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(レスポンス 森脇稔)

さすがは資本関係はなくともBMWとの親密さでは群を抜いているALPINA、早いですね。

あの完成度の高いX3がALPINAマジックでどのように洗練されているのか本当に楽しみですし、この本格スポーツかーもかくやという動力性能には驚きます。少なくとも、SUVの加速性能とは思えませんよね。

そして、8シリーズやZ4ももちろん非常に気になりますし、早く矯めつ眇めつ眺めて見たいのですが、きっと会場にもしいるとしたらXD3の前で一番長く立ち止まってしまう気がします。購入するのが非現実的な点では同じなのですが、何と言いますか、これぞ正に私の大好きな「羊の皮を被った狼」の現時点での極地の一つですよね。Mほどいかつくもなく(Mでもクルマに興味ない人から見れば普通のクルマですが)、それでもノーマルとは違って只者ではない雰囲気を漂わせるのがALPINAの真骨頂です。それがあのスタイリッシュなX3から感じられるとしたら・・・もう考えるだけでホワ〜んとしてしまいます(笑)。

ジュネーブショーが始まったらネットで流れるニュースや写真に釘付けになってしまうことが確実で、今から自分で怖いです。そのくらい楽しみですね。

さて、本番はいかに?

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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