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BMWがお膝元のフランクフルト・モーターショーで用意しているサプライズとは?

初めて見た時はなんとも漠然とした発表だな、と思いました。これで興味を抱く人なんているのかな?と。ですが、今日のニュースを見た途端、「もしかしてコレのこと?」と思ったことがあったのでご報告します。

お膝元のモーターショーで何もないとは考えにくい。

今年はもう、BMWの新車発表もなさそうな中、こんなニュースが飛び込んで来ました。

 2017.8.7

【フランクフルトモーターショー2017】BMW、「非常にエキサイティングなサプライズ」を予定

9月12日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー2017。同ショーにおいて、BMWグループが「サプライズな」発表を予定していることが分かった。

これは、日本時間の8月5日、BMWグループがドイツで開催した決算発表の場で明らかにしたもの。BMWグループ取締役会のハラルド・クルーガー会長は、「フランクフルトモーターショー2017において、非常にエキサイティングなサプライズを発表するつもりだ」と公表している。

BMWグループは前回のフランクフルトモーターショー2015において、新型『7シリーズ』を初公開。自動駐車や部分自動運転などの先進技術を搭載し、メルセデスベンツ『Sクラス』や、アウディ『A8』、ジャガー『XJ』、レクサス『LS』などの競合車との違いをアピールした。

ハラルド・クルーガー会長の言う「非常にエキサイティングなサプライズ」が指すところは、現時点では不明。BMWグループの次世代車が登場する可能性もある。

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(レスポンス 森脇稔)

ですが・・・このニュースだけで興味持ちました?正直私はこういう言い方はあまり好きではありません。いや、私も人並みにこういう言い方をされると期待が高まりますが、その期待って大抵満たされないんですよね。

まあ、私の妄想力が高過ぎると言うのもありますが、イタズラに期待させる方もさせる方ですよねぇ。

あれ?もしかして、コレのこと?

ところが、今日発見したニュースを見て、このタイトルの様に思いました。

運転手もそこそこくつろげる『レベル3自動運転』、BMWが2021年発売の電動SUVに搭載

「レベル2」では運転中は常に注意を払う必要がありますが

近い将来にBMWから登場する電気自動車(EV)のクロスオーバーは、それが「i5」か、それとも「iNext」か、あるいは他の名前で呼ばれることになるのかはともかく、レベル3の自動運転機能を備えることになると、EV情報サイト『InsideEVs』が報じている。

SAEインターナショナルは、レベル3の自動運転を「条件付き自動運転」と定義している。これは、クルマが全ての運転機能を制御するが、ドライバーの介入準備を必要とするシステムを指す。つまりドライバーは、ステアリングから手を放したり道路から目を離したりできるものの、現在の状況下で自動運転を遂行できないとシステムが判断した際には、速やかに運転を引き継げるように注意していなければならない。カナダでBMW iのナショナルマネージャーを務めるケビン・マーコット氏は『InsideEVs』に対し、「(このクロスオーバーEVは)電動化だけでなくテクノロジーの観点から見ても大きな躍進となります。私たちが業界で一歩先を行くための重要な意味を持つ製品です」と語っている。

今回の報道においてもう1つ興味深い点は、これで1つの噂が事実と確定されたと同時に、別の噂に終止符を打ったということだ。BMWがi5と呼ばれるクロスオーバーEVを開発しているとの噂は数年前から聞こえていたものの、そのプロジェクトが中止になったという噂もあった。BMWは最近、EV化に注力するためラインアップを整理すると発表したが、電動クロスオーバー、BMW流に言えば電動”スポーツ・アクティビティ・ビークル”の開発は続いているようだ。

なお、その車名はBMWの未来を眺望したコンセプトカー「BMW VISION NEXT 100」(上の画像)にちなんでiNextと呼ばれているが、これがそのまま市販モデルの名前になるかどうかについては、最終的な決定が出ていないらしい。

BMWは、このクロスオーバーEVに多くの新技術を搭載するとしているが、具体的な内容は明らかにされていない。『InsideEVs』によれば、BMWはこのクルマが2021年に発売予定であること再度認めており、さらに「i8」のロードスターが2018年に、MINIのEVが2019年に、そして「X3」のEVが2020年に発売される予定となっている。

 

By John Beltz Snyder
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

(引用元:engadget日本版)

ちょっと直訳調で読みにくいですが、要点としては、

ということですね。

この記事、なんだか信用度が高い気がします。タイトルも正直に「そこそこ」くつろげる、と言っていて、正直ですしね(笑)。

レベル3自動運転とは?

最近、アウディが発表した新型A8で話題になった「レベル3」の自動運転ですが、簡単にいうと、完全自律運転です。ドライバーは完全に運転操作から解放され、ステアリングから手を離し、テレビを見たりスマホをいじったりできる様になります。

え?とお思いになります?そうですね。まだ、完全自律運転における、責任の所在の問題は解決していません。

ですので、アウディも「高速道路で」かつ「60km/h以下」という限定条件のもとでのレベル3自動運転です。しかも、クルマから人間による操作へのハンドオーバーは10秒ほどの猶予を見ているとのこと。

このような縛りを設けることで、ようやくドイツ政府の許可が下りたのでしょうね。各国政府が追随するかどうかは未知数ですが、外圧でもあった方が日本でも認可されやすいかもしれません。

限定条件は付いているものの、このA8のレベル3は日本でもかなり重宝しそうですね。だって、日本ではかなり多い状況じゃないですか?高速道路で60km/h以下って。もしシステムが信頼に足るものであれば、少なくとも渋滞の最中での追突事故といった、うっかりミスや気を抜いた脇見を原因とする事故は防げることになると思います。

先を越されたBMWの反撃

さすがは「Vorsprung dutch technik(技術による先進)」を掲げるアウディだけありますが、我らがBMWも負けてはいられないと思ったのでしょうか?

もし引用記事がBMWの言う「サプライズ」だとした場合、フルEVにレベル3自動運転搭載となると、これはもう未来のクルマそのもの、一つの完成形だと思います。そして、それがクロスオーバーであることも私には象徴的なことの様に感じられます。その話はこの記事の中で個人の予想としてご紹介した通りです。

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また、メルセデスもマイナーチェンジしたW222型Sクラスで、スマホを使用した「自動」の縦列駐車機能を搭載しました。

まあ、この程度であれば、BMWも似た様な機能は既に搭載しています。オプションの「パーキングアシスト」や7シリーズでデビューした、例の「リモート・コントロール・パーキング」ですね。

ですので、こうした機能は次期3シリーズにもしかしたらオプションで搭載されるかもしれません。以前も申し上げた様に、既にBMWは今現在搭載されている以上の「自動運転」機能を開発済みとのことですので。

後は認可と熟成度の問題なのでしょうね。

さて、いかに?!

9/12にフランクフルトショーは開幕します。その時になればわかることですが、やはりなんだかんだで期待してしまいますよね(笑)。

ただ、2021年に売り出すクルマの話題ではちょっとインパクトが弱いかな?と個人的には感じます。

さて、あなたなら何を期待したいですか?私なら・・・想像すらしていなかったこと、そしていくら考えても想像すらできないことであって欲しいですが、少なくともまずは目先の話であって欲しいです(笑)。

「ALPINAをBMW傘下に収めました!これからはM PerformanceやM Sportだけでなく、ALPINA SportやALPINA Performanceもラインナップします!」

なんていうのはどうでしょう?

こういう妄想は楽しいですよね。まあ、このように妄想が過ぎてしまうからこそ、実際に聞いて「なんだ・・・」とがっかりするのかも知れませんが(笑)。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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